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物語りの始まり

ジリリリリン♪ジリリリリン♪


目覚まし時計が鳴っています。


あらいぐまの少年、リックはベッドの上で目を覚ましました。


「ふわぁよく寝たなぁ」


窓から空を眺めると、青い空に白い雲が浮かんでいます。


「いい天気だなぁ 今日は何して遊ぼうか」


ベッドからぴょんとジャンプして、パジャマからお洋服に着替えます。


お洋服は、おかあさんが洗ってくれたいい匂いがします。


洗面所でお顔を洗って、顔を拭くと、寝癖がとれて、いつものかわいいリックになります。



「あぁ お腹がすいたよ 朝ご飯が食べたいな」


リックが台所に行くと、お母さんがおいしい朝ご飯を用意しています。


「リック おはよう」


「おかあさん おはよう」


お母さんはにっこり微笑むと、こういいました。


「おいしいおいしい朝ご飯ができたから、おとうさんを呼んできて。みんなで一緒に食べましょう。」


リックはお母さんが大好きです。


だからお手伝いできるのがうれしくて、にこにこしながら答えます。


「はーい おとうさんのところにいってくるね」


リックはおとうさんの仕事場に向かいます。



おとうさんは森のクリーニング屋さん。


お仕事場で、今日もたくさんの洗濯物を洗います。


石鹸のいい匂いがする、お仕事場にいくと、大きな声でおとうさんを呼びました。


「おとうさん おはよう 朝ご飯が出来たよ」


「リック おはよう それじゃあ一緒に食べようね」


おとうさんは、リックと手をつないで、リビングに向かいます。


テーブルの上には、ホカホカと暖かいホットケーキがふかふかです。


「おかあさんのホットケーキは世界一おいしいね。」


おとうさんはおかあさんの手を握って喜びます。


リックもうれしくなって、おかあさんの周りを飛びはねます。


「あら あら」と、おかあさんは笑っています。




三人で木のテーブルと切株の椅子に腰かけて。


大きな声で「いただきまぁす」


ホットケーキはこんがりきつね色。甘いはちみつがリックの鼻をくすぐります。


「おいしいねぇ おいしいねぇ」


リックはお腹いっぱいホットケーキを食べました。


おとうさんは、お腹が大きくなるくらい食べました。


おかあさんは、それをみて「あら あら」と笑っています。


リックもうれしくなって、大きな声で笑います。


おとうさんも照れくさそうに笑っています。


お腹がいっぱいになったら、「ごちそうさまでした」。



はちみつでベトベトになった手をしっかり洗って、タオルで拭きます。


タオルもお日様のいい匂いがします。


「お腹もいっぱいになったし、今日は森を探検しよう」


リックはおかあさんに、お弁当と水筒と帽子を持たせてもらいます。


「おかあさん 僕今日は森で一番の冒険家になってくるよ」


「そうねぇ 冒険してきたらお話をきかせてね」


「まかせてよ」


そういって、リックは森へ出かけていくのでした。



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