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自己実現

作者: 拓殖光文

「俺達てどんな風に生きてくんだろな!」

大学四年生の阪口敬太郎は、恋人である。須藤舞に聞く。

「急にどうしたの?」

舞は不思議そうに笑みを浮かべて聞く。

それも、そのはず、敬太郎は四年間サッカー一筋に生きて、難しい事は一切考えず、毎日練習に明け暮れていた。むしろ、舞の方が気難しく、悩みの多いタイプであった。

「俺達に未来なんてあんのかな?て思ってよ」

それに対して、舞は

「それ、うちに対する当て付け?良いわね。敬太郎は特待生で四年間好きなサッカーばっかりやって、おまけに就職先も一流企業に決まって、それで文句言うなんて贅沢よ。」

舞は怒った顔で言う。敬太郎は満開の桜を見上げ、

「人間の幸せは、その時、その時じゃないよ」

「何よ!私なんか必死に勉強して学業特待生になりながら、大学続けて、アルバイトしながら生活費を稼いで、頑張ったのに、就職先未定よ」

敬太郎と舞は対象的で、敬太郎は高身長でイケメン、運動神経抜群で小学校から続けてきたサッカーで、高校ではインターハイに出場し、大学でも授業料全額免除の特待生という、典型的なスポーツのエリートだ。

それに対し、舞は地味で、元々頭が言い訳ではなく、必死に勉強して学力を身につけた努力化タイプである。

二人の家庭環境も対象的で、敬太郎の横浜出身で親は一流企業の重役、兄弟もいない為か、親を独り占めし、自分の歩みたい道を進んだ。

舞は北海道の出身で、親は酪農を営んでいる。兄弟も多く、満足に自分の道を進めなかった。

この二人が、どうしてくっついたか?

声をかけたのは、敬太郎の方からである。

一年生の夏、期末試験前のある日、授業が終わると敬太郎は、舞に声をかけた。

当時から敬太郎は、『サッカー部の星』『ナンバーワンメンズ』と呼ばれ、女子学生から人気であった。

一方、舞は地味ながり勉タイプの女子学生でいつも、授業とバイトに明け暮れる毎日であった。

「あのー舞さん」

舞は驚いた。

常に女子学生の取り巻きが多く、特別な存在にいた敬太郎が声をかけて来るとは…

「は、はい?」

「君に頼みがある。」

「な、なに?」

舞は緊張する。

「今日時間ある?もし、よければ今日デートしてくれないか?」

「…」

「いきなりごめん。無理か。」

「いえ。いいわ。でも、今日はバイトがあるから夜の10時以降なら」

「いいよ!10時に駅前のマックでいい?」

「うん。」

「ならアドレス教えて」

「え!?いいわ」

二人はメールアドレスを交換する。

勉強一筋で生きて舞だが、男性からデートに誘われるのは嬉しい。まして、学年で一番モテている敬太郎からである。

その日、舞は授業中もぼーとして集中できず、バイト中も上の空であった。

バイトが終わると、舞は化粧品屋で安い化粧セットを買い。身仕度を整えてからデートの待ち合わせる場所である。駅前のマクドナルドに入った。

本当は服を買いたかったが、予算がなく化粧するのが、精一杯であった。

駅前の交差点を歩いていると、敬太郎からメールが入った。

『二階の奥の席にいるよ(^_^)v』

舞にとって、男性からきた初めてのメールだ。

軽いメニューを頼み、二階に上がると、敬太郎が笑顔で迎えてくれた。

「今日は忙しいのに、ありがとう。」

敬太郎は満面の微笑みで言う。

「こちらこそ…」

舞は生涯初めてのデートとあり、落ち着かない。

「実は君には頼みがあるんだ。」

「え!?何かしら?」

「勉強を教えてもらいたいんだ。」

「勉強と言うと?」

「授業だよ。俺さ小学生からサッカーばっかりやってきたんだ?高校も大学もサッカーで入ったから、勉強なんてしたことがないんだ。でも、部活の規則で単位を落とすと、停部になるんだ…それで、お願い!!」

「いいわよ!」

舞は驚き、何も考えずに了承した。

「ホントに?」

「うん!」

「早速だけど、英語を教えてもらえないかな?専門教科は出席率でカバーできるけど、一般教養は試験で点数を取らないといけないらしくてね」

敬太郎は満面の笑みで、ショルダーバックから教科書とノートを取り出した。

だが、敬太郎の英語の知識のなさには舞は驚いた。

中学一年生で習う単語のスペルは書けない、辞書もろくに使えない。

舞も負けず嫌いな性格で、それから、バイトが終わると週に二三回、駅前のマクドナルドで勉強するようになった。

おけで、敬太郎は試験で赤点を取らずに済んだ。

試験が終わっても、勉強は続いた。

敬太郎はただ単に、これからも舞から勉強を教わりたかった。

一方、舞は敬太郎とデートする事で周りの友人たちから羨ましがられる優越感に浸りたかった。

そんなある日、敬太郎は舞をコストワールドに誘った。

敬太郎は、『普段勉強を教えてくれてるお礼』

と言ったが、舞を勉強を教えてくれてる『先生』から『恋人』に気持ちが変わろとしていた。

コストワールドの大観覧車に乗りながら、敬太郎は言った。

「舞さんは、夏休みは実家に帰るの?」

「帰らないわ。お金ないし、遠いからね」

「だったら夏休みに入ってすぐの日曜日、試合があるんだ。その日、スタメンで出れそうなんだ!見に来ない?」

「うん。行くわ!」


試合当日、敬太郎はスタメンで出場した。しかし、誤算だったのは舞が友達を連れて来た事だった。舞は友人達に敬太郎から『試合を見に来て。』と言われた事を、どうしても自慢したかったらしい。

 試合が始まると、ディフェンダーである敬太郎は、ひたすらキーパーの前で相手選手と格闘していた。

時々ボールを持つシーンがあり、その度に黄色い声援が、あったが、敬太郎はドリブルする事はなく相手陣地目掛けてボールを蹴った。その後も、敬太郎は相手選手の攻撃を体を張って防ぎ、ボールをクリアーするパターンの繰り返しだった。サッカーを知らない舞は、敬太郎がバンバンシュートを決めると思っていたが、敬太郎は最後までシュートを打たなかった。

試合が終わると、何時ものように、マクドナルドで落ち合った。

「敬太郎君!今日全然シュート打たなかったね?どうしたの?」

舞は聞く。

「それが、俺の役目なのさ!サッカーはゴールを決めるだけが、仕事じゃない。確かに、攻めて点を取った方が楽しいさ、けど、守る人がいなければ攻める人は存在できないんだ。『辛抱強く相手の攻撃を防ぐ』そんな本当の俺を舞には見て欲しかった。」

敬太郎は舞を直視して言う。舞への告白のつもりであった。

舞は敬太郎から目を離し、外を見てから、言った。

「私の家に来ない?」

「いいのか?」

「うん」

二人は、電車で一駅の舞のアパートに行った。

舞のアパートは街の繁華街にあった。雑居ビルの裏で、治安が悪く、とても年頃の女子大生の住む場所とは思えない。

部屋の中は意外に散らかっていて、ワンルームの部屋には洗濯物が干されていた。

舞はクローゼットからちゃぶ台と座布団を出した。

「驚いた?」

「…」

舞は笑みを浮かべながら、

「私ね、昔から勉強だけは優秀だったの。運動も片付けも苦手だけど、勉強だけは誰にも負けたくなかった。本当は高校も札幌か旭川の有名私立の特進クラスに行きたかったけど、家は兄弟が多いから、しかたなく町立の高校に進学したの。勿論、一年生から三年生までずっと一番だったわ」

舞は自分について語りだした。幌か旭川の有名私立の特進クラスに行きたかったけど、家は兄弟が多いから、しかたなく町立の高校に進学したの。勿論、一年生から三年生までずっと一番だったわ」

舞は自分について語りだした。これは、舞が敬太郎に対する求愛の印であった。

「俺は小学校の頃からサッカーしかやってこなかった。親も応援してくれて、俺がサッカーをする為なら、惜しみ無く金を出してくれたよ。ユニフォーム、スパイク、遠征費。おかげで、俺はインターハイにも出れたし、大学もスポーツ推薦を勝ち取ったよ。だけど、気づいたら、俺は英和辞書の引きかたもわからなければ、数学の2次方程式も解けない大学生さ」

語りだした敬太郎の頬に舞はキスをした。

敬太郎が、勉強のできる舞に憧れたのと同様に、常にエリート街道を歩んできた敬太郎が羨ましかった。

人間は互いに自分の持っていない部分をひたすらに求める。

この二人の関係が正にいい例である。

その夜二人は、結ばれた。

敬太郎は、男の欲望のままに、舞を押し倒した。

舞は敬太郎に抱かれた。

真面目一筋で18年間を生きてきた舞が女になった瞬間であった。敬太郎に勉強を教えた本当の理由はいつかこの日が来る事を夢に抱いていたからかもしれない。

それから、四年間二人は、恋人生活を送った。

サッカー一筋に生きる敬太郎と勉強とバイトに明け暮れ舞、二人のライフスタイルは恋人になってからも、変わる事はなかった。

お互いに、自分たちのライフスタイルに満足していたし、干渉する気もなかった。

いや、正確に言うなれば、お互いを尊重しあっていたのではないだろうか?

しかし、四年生になると、二人の関係に陰りが見え始めた。

それは、就職活動である。

大学生に取って、就職活動は卒業前の一大行事であり避けては通れない。

バブル崩壊後の景気の後退により、大学生の就職状況は厳しくなり、舞のように進路未決定のまま卒業を迎える学生も少なくない。

近年、景気回復の兆しが見えた事で、就職率も回復してきてはいるが、女子学生の就職状況は男子学生に比べてまだまだ低く、厳しい状況にある。

結果、敬太郎は大学時代にクラブ活動をしていた事を評価され、某一流企業に就職が決まり、それとは反対に、四年間勉強を頑張り、学業特待生を通した舞は未定のまま大学生活を終えた。

そして、卒業式を終え今に至る。

桜の咲くグランドのサッカーゴールに寄りかかり、敬太郎は話した。

「なぁ舞、お前は、古い人間だよ」

「さっきから何が言いたいの?」

舞は膨れて、敬太郎の前に立った。

「舞は常に一番を目指し、都会に憧れ、良い会社に入る事が幸せと考えてる」

「…。わるい」

敬太郎は笑みを浮かべ

「悪くないが、古いよそういう考え方」

「誰だって一番になりたいし、若いうちは都会に住みたい、良い会社に入りたい、幸せな人生を歩みたい、て考え」

「それは違うな」

敬太郎は舞の話終える前に口を挟んだ。

「一番になる事=幸せという考えは大きな間違えだ。」

「…」

「もう、そんな時代じゃないんだ。今は自分が良いと信じた事こそが幸せなんだよ。世間や常識に振りまわさた舞は幸せだとは思わない」

「じゃ、敬太郎は幸せなの?」

「ああ!俺は小学校からサッカーをやってきたけど、いつも俺はディフェンダーだった。」

「本当。いつ試合を見に行っても敬太郎は守ってばっかり、たまには私の為にゴール決めて欲しかったな」

「自分で言うのも何だが、俺はサッカーの上手さは並み以上だ。高原のようなフォワードや俊介のようなミッドフィルダーになって、ゴールを決めるポジションにつく事もできたが、俺はやはり相手選手の攻撃を体を張って守る方が好きなんだ。だから…」

敬太郎は舞を見つめる。

「だから何?」

「地味な舞が好きなんだ。同じ学年にも、舞より、かわいい子や美人の子はいくらでもいた。でも、自分が一番タイプなのは舞だ。世間体や常識なんかどうでもいい、俺は自分が選んだ道を進みたい。」「でも、それは敬太郎が一流企業に受かったから言えるセリフよ。」

「…。なぁ舞!俺達の生きてきた時代てどんな時代かな?」

「どんな時代て…。」

舞は困った顔で考える。

「俺らの親が生きてきた時代は、高度経済成長期で、何かと一番を目標にいい、いい高校、いい大学、いい会社に入る事が世の中のステータスで、舞の考えが正解だった。」

「まぁね」

「それからの日本はどうかな?」

「…。オイルショックで日本の成長が止まり、バブル景気がきたわ」

舞は自信を持って答えたが、敬太郎は渋い顔をした。

「そういう事を聞いていない。」

敬太郎は言う。

知識と教養で生きてきた舞は、敬太郎の言わんとしている事の意味がわからなかった。

「内面的な事を言ってるのさ。」

「それだって、同じじゃないの?ただ単にお国が金持ちになっただけじゃん」

「そこだよ!俺が言いたい事はさ」

敬太郎は舞に『ズバリ』と言うかのごとく、指さした。

それに対して、舞は驚く。

「確かに、金が有れば物が手にはいる。だけれど、人は金があればあるほど、金では買えない物の大きさに気づくのではないか?」

「…」

敬太郎が突然、哲学者のような話をしたため、舞は唖然とした。

「敬太郎は結局何が言いたいの?」

しかし、舞は気丈にも一言言いはなった。

敬太郎は少し黙ってから、

「人間の幸せて何かな?人間の幸せて、金では買えない物の事を言うんじゃないかな?」

「どうかしら?だって…」

舞が何かを言おうとしたときに、敬太郎は再び話始めた。

「俺は、スパイスを二足持っているし、ユニフォーム、ジャンパー、ジャージ、どれもヨーロッパのメーカー品だよ。おまけに、家にはトレーニングルームがある。けど、俺がホントに手にしたいのは、技術でありゴールだ。舞はよく、俺の筆入れの中身を羨ましがるよな」

「だって、敬太郎みたいな高価なシャープペンや万年筆が欲しかったもん」

「だけれど、俺は結局舞には学力でかなう事はなかった。」

「学力は努力すれば身に付くけど、高価な筆記用具はお金がないと手に入らないもの」

「お互いに手に入らないものだろ?欲しいものは」

敬太郎は笑みを浮かべた。

「それと、同じさ。日本だって、高度成長まではひたすらに金もちになることを求めた。けど、金持ちになったら、本当の幸せについて考えたんじゃないかな?バブル景気はそんな感情を麻痺させる麻薬さ、『金持ち最高』て思わせ、それに疑問を持たせないためのさ」敬太郎は言う。

「あ〜あ。いいな。敬太郎は就職が決まって。私なんか明日から就職活動再開よ!」

舞は皮肉る。

「今の俺はカッコいいか?」

敬太郎は舞に問いかける。舞は敬太郎の顔を眺めてから話した。

「カッコイイけど、本当の敬太郎じゃないみたい。」

舞は横目で敬太郎を見る。

「敬太郎は四年間で変わったわ。出会った頃の敬太郎はサッカー一筋の青年で、勉強しはじめたのも、サッカーの試合に出るためよね?それに、サッカーも一年生の時は地味だけど、輝いたディフェンダーだったのに、二年生になったあたりから、闘莉王みたいにゴールを狙うディフェンダーになったわ。」

舞は四年間で、敬太郎と付き合った事で、だいぶサッカーを覚えた。

「日本がバブルという麻薬にかかったのと同じさ、一年生の時の天皇杯予選で俺が珍しくゴールを決めたよな。覚えてるか?」

「うん!初めて、敬太郎がゴールを決めるのを見たわ。カッコイイヘディングだったね」

舞が笑顔で答える。

「その時、舞はスタンドで大喜びしたよな?それ以来、舞の喜ぶ顔が見たくて、毎日シュート練習をするようになった。舞の笑顔もたくさん見れた。だが、俺のサッカーは変わってしまった。」

「…」

舞は答えに詰まった。

「ちなみに、舞はどんな仕事に就きたいんだ?」

舞は三年生の春休みの敬太郎とラブホテルでの会話を思い出した。

二人は日中、横浜のドリームランドで遊び、夕方からラブホテルに入った。

敬太郎は舞のブラジャーを外し、胸をシャブリながら言った。

「俺Jリーガーになりたいな」

舞は、敬太郎の頭を撫でながら言う。

「なれるの?」

「どうかな?けど、こないだの試合の後、あるチームのスカウトから、『ディフェンダーの素質がある』て言われたよ。」

舞は笑顔で、敬太郎の口に顔を近づけ

「敬太郎がJリーガーを目指すなら私も応援するわ」

二人は唇を重ね合った。

舞はラブホテルでの会話を思い出し、呆然とした。

「舞はどんな仕事をしたいんだ?」

敬太郎の問われ、舞は我に返った。

「私は、一流企業か官庁に…。」

「どんな所じゃなく、どんな仕事かを聞いているんだ!」

舞が話し終わらないいうちに、敬太郎が再び聞いた。

「舞はいつも、一流を目指してきた。だから、誰もが一流と認める仕事に着いて、誰からも羨ましがられる人間になりたいと考えたんじゃないかな?」

舞は言葉が出ない。いや、敬太郎の考えは反論のしようがないくらい図星である。

舞は、

「一流」

「一番」、言い換えれば、常に

「羨ましがられる人間」を目指して生きてきたのだ。だが、

「こういう仕事に着きたい」という目標なく、知識と学力で、ひたすら一流企業を受験してきた事が、就職活動の敗因であったことに気づいた。

「舞!俺はJリーガーを目指す。」

敬太郎は、ゴールの中にあるサッカーボールを拾いながら言った。

「会社は?」

舞は、敬太郎の答えを予測していたかのごとく平然と聞いた。

「…。辞退させて頂くよ。」

「そう。」

舞は呟いた。

「俺はJリーガーになる自信はある。だが、何年先になるかは分からない。そんな俺と人生を歩んでくれるか?」

舞は笑顔で敬太郎に近づき、口付けをした。

「私は、敬太郎をJリーガーにする事を目標に生きてきます。」

「舞が理想とする、ゴールを決めるようなJリーガーにはなれないが、いいか?」

舞は直ぐに頷く。


恋人、親友、友達。皆自分が選んで、付き合いだした人間だ。そして、それは、自分が持っていない物、絶対に手に入れる事ができない何かを持っている人間である。

人間が人間らしく、生きて行く事は

「自己の夢を達成する事」いわゆる

「自己実現」である。例え、好景気だろうが不景気だろうが、、

「自己実現」できた者、できそうな者は、幸せである。しかし、人間には能力や得意不得意がある。なので、なかなか理想的な人間となり、自己実現をする事は容易ではない。だから、人間は自分の自分実現をしてくれそうな、恋人、友達を探し続けるのではないだろうか?

金持ちだろうが、貧乏人であろうが、自己実現を達成できなければ、本当の幸せとはいえない。

だから、皆それを手に入れる為に、悩み苦しむのではないであろうか?

もし、自己実現が年齢、能力、生活といった壁にぶつかってしまい、目標が達成出来なくなった時に、新しい目標を見つけたり、変わりに達成してくれる人を探すのではないだろうか?

金持ちだろうが、貧乏人であろうが、自己実現を達成できなければ、本当の幸せとはいえない。

だから、皆それを手に入れる為に、悩み苦しむのではないであろうか?


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― 新着の感想 ―
[一言] ストーリーはそれなりに面白いのですが、結論部分がちょっと押しつけがましく感じました。この結論をいいたいために書いたストーリーなのかと思いました。結論をなくして、読者に考えさせたほうがいいと思…
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