1話
初投稿なので、多目に見てくれると嬉しいです、、
ある日のいつもと変わらない夕食の時の事。父は突如私にこう言った。
「父さん、明日から海外へ行く事になったからよろしく」
「...............は?」
次の日の朝、父は予告通り海外へと飛び立った。私一人を置いて――――――――。
父がいつどこへ何をしに行こうが私にはどうだっていい事。ただ、一つ問題がある。今、私の隣にはつい見とれてしまうようなとても綺麗な顔立ちの少年がいる。おそらく6才くらいであろう少年は、甘えたいのか、私の手を強く握っている。...まぁ、それは良しとしよう((良くない
だがしかし、問題なのはこの後だ。なぜか私の顔のすぐ傍に20歳くらいであろう、顔立ちが良く、とても気持ちよさそうに眠っている男性がいる。これは、いくらなんでも夢に違いない。そう思いたい。そう思わなくちゃいけない。でも思えない。なぜならその男性はさりげなく私を抱き枕のように抱きしめているからである。手をどかそうにも彼は強く抱きしめているため身動き一つもできない。
(暑苦しい...)
今の季節は夏。しかも夏真っ只中。ただでさえエアコンをつけていても暑いというのに抱きしめられたらたまらない。しかも超美形男子だから私の体温は急上昇中。でもこのままじゃ暑くて死にそう...そう思った私は足で彼の急所を蹴る。すると彼は、私から腕を離し痛そうに顔を歪めている。
「痛ってぇ...」
流石にやり過ぎたかな?と思ったのはほんの一瞬で、私はすぐに後悔した。
(勃ってるし...)
蹴られて反応したのか彼のあそこはびんびんに勃っていた。
(はぁ...少年もいるのに...)
そう心の中でつぶやきながら私は彼を睨みつけた。