表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/23

1.突然の終わり

 青い空の下、ただ一人街中をなんの目的もなく歩き続ける青年がいた。彼の名前は片桐潤。看護師として働く立派な社会人のはずだが、彼から出る雰囲気は、誰もが近寄りがたいと思うほど圧倒的に孤独なものだった。

 彼は、町外れの河川敷の草むらに腰を下ろし、ただ目の前に広がる川を見つめていた。

 「暇だぞぉ・・・あぁ、そうか、今は部長もヤスもいないのか・・・」

 そんな彼のつぶやきは、現在の彼の現状を表していた。朝起きれば朝食を口にし、仕事場へ向かい、休憩時間に昼食を口にする。そして、勤務が終わると帰宅途中に外食をし、帰宅すればベッドで眠りにつく。せっかくの休日も趣味のパチンコに費やして終わる。そんな毎日の同じ繰り返しに彼は飽き飽きしていた。

 あの頃は楽しかった。金を使わずとも高級な食事を奢ってもらい楽しむことも、暇なときは足を運ぶ場所もあったが、今はそんなことすらできない。と彼の心は呟いていた。しかし、ふと空を見上げると太陽とは違う小さな光が目に入った。

 「ん?・・・なんだあれ?」

 潤は同じ繰り返しの毎日に飽き飽きしていた。仕事、趣味、すべてのものを純粋に楽しむことができなくなっていた。そんな彼の日常は、突然終わりを迎えた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ