7話 My weapon
さて、召喚されてから今日で大体一ヵ月ほどだろうか
現在僕はここ、コズミック王国の訓練場。その端っこで剣を構えていた
この世界で訓練を受けて戦闘能力がとても上がったという実感はある。まあ心里とか正純くんとかに比べれば未熟もいいところだが……
っと、集中集中
体内魔力(MP)をうまい具合に剣に乗せる……失敗した
まあ良い。発動自体は別の手段でもできる
手に持つ剣を頭上に振りかぶった状態、上段の構えをとる
「【スラッシュ】」
剣術に連なる【ウェポンスキル】その中の一番始め【スラッシュ】。そのスタートキーワードを発声にて宣誓する
途端剣に魔力が勝手に乗り、刀身がほんのり青白くなる。そして体が僕の意思を無視して勝手に動く
相手の頭から股まで垂直に斬る、いわゆる”真っ向斬り”というものだ。多分
このまま【ウェポンスキル】に体を任せれば、目の前の訓練用ダミーは真っ二つだろう。だが、今回はこの【ウェポンスキル】の強制力に抗い攻撃力上昇のみを受け取ることが目的である
だが、僕は心里や刈谷くんほど剣術に対する才能があるわけじゃない
中途半端な抵抗により【スラッシュ】は本来の動き、威力を出せないまま剣は訓練用ダミーの兜に当たった。剣は湾曲した兜の面を滑っていく
「ッ!」
剣が石材でできた地面に勢いよくぶつかり、甲高い嫌な音が鳴る。耳が痛い
体勢が崩れ、たたらを踏む。尻尾が逆立つのがわかる
当然だが兜はノーダメージである
「……だめです」
くそっ こんなんじゃ心里の隣で戦えない
「当たり前だよ。君には素質がこれっぽっちもないからね。正直【ウェポンスキル】はもちろん、基本的な体捌きすら習得できないくらい、ひっどいもんだと思ってたよ
でも、まさか初級【ウェポンスキル】を安定して使えるほどまでいくとはね。勇者の成長促進もあるだろうけど、ここまでこれたのは君の鍛錬の賜物だよ」
「……でも、剣をメインで戦うことは?」
「うん、無理だね。これ以上の成長促進機能は恐らく無い。絶対死ぬ」
「まあ、そうですね」
薄汚れた……失礼、年季の入ったカトラスを肩に担ぎながら空を見上げる
元々睡眠は少なくても大丈夫な体質であるため、時間は他の人よりもある
その時間を使って、この一ヵ月間色々やってきた。剣術に弓術に魔術に呪術に忍術に隠密に射撃に投擲に調合に……
そりゃ剣術だけをやってきた訳ではないし(推定)自分が選んだ職業柄、近接戦闘は適性がほぼ無い
そもそもの話。忍、忍者が正面切って戦闘するのは望ましくない。……まあ例外はいるが、僕はその例外ではなかった。ということだ
あと単純に剣に対する素質が絶望的に無かった
それでも本気でやってきたことだったんだよな
「だけど、素質が無いなら無いなりの戦い方がある。僕みたいにね」
ちなみにこちらのノンデリ和装イケメンお兄さんは、アノーティス版の日本国的な、この世界の和風国、”日巫国”から来た、刀術流派、”桜花一刀流”の先生、ハンシ・伊藤さんである
「と、言うと?」
「ハハハ、簡単だよ。愚鈍に、いや、バカみたいに剣を振るだけだよ。生まれてから何年も、ね」
そう言い切ってみせるハンシ先生
だが、瞳に映る色が、鍛えられているが生傷が見受けられる体つきが、壮絶な過去を見せていた
「何年も……まあ僕ら勇者の鍛錬期間はもうそろそろ終わりなんですよね」
「そうなんだよねぇ~。だから、君が剣士として戦うのは無理、死ぬ。いや、普通に考えて一ヵ月そこらでここまで戦えるようになるほうがおかしいんだけどね。君たち勇者がいた国は、この世界と比べてとても平和で、戦うことすらなかったんでしょ?君は素質なし、手広くやってここまできてるし……あちらは異次元だし」
ハンシ先生の目線の先。訓練場の中心にある特別頑丈な戦闘訓練用のステージ。そこでは、文字通りの異次元の戦闘が行われていた
相対するのは二人
コズミック王国直属の騎士団、星屑騎士団王城防衛部隊の部隊長ドリーさん
職業【剣士】のクラスメイト、刈谷くん
長いこと続いてきた戦闘だが、終わりに近づいてきていた
特異な直剣と重厚な金棒が打ち合い火花が散る
優勢なのは刈谷くん。彼の持つ、暗く明るい意味を持つロングソードが猛攻をしかけていた。その剣は青白い魔力を纏い、通常以上の威力を発揮する
この魔力を剣に纏っている状態は常時【ウェポンスキル】を使っている状態のようなものであり、ハンシ先生やドリーさんすらできない高等技術である
対するドリーさんは、刈谷くんの超高威力の猛攻を的確に、しかし余裕なさげに逸らしていく
防御に徹していたドリーさんが攻勢に転じる。斬撃の嵐の中、僅かな隙を見つけ刈谷くんの足を払い強引に【ウェポンスキル】を発動する
「【コラプス・クラッシュ】!」
「……」
ドリーさんの大上段からの【ウェポンスキル】。名称から相手の武器を破壊することなどを目的とした高威力技であるとわかる
だが、刈谷くんは焦りの顔すら浮かばせず、崩れた体勢のまま地面に倒れこみ横方向にくるりと回り回避する
巨大な金棒が地面に叩きつけられ、特別頑丈な特殊加工ステージの地面が簡単に砕け、破片が辺りに飛び散る
土煙が舞い、こちらからもよく見えなくなる
「ッ!」
金棒を振り下ろしきった体勢のドリーさんの首元に容赦のない横薙ぎの斬撃が迫るが、ドリーさんはブリッジをするように体を後ろに反らせて回避する
そこまでであった
簡単には戻せない体勢になったドリーさんの首元に大剣がピタリとつく
「……! あ、俺が勝った感じっすか?」
「……あぁ。悔しいところだが、キミの勝ちだ」
彼の固有スキル【グラディウス】の自動戦闘モードから戻ってきた刈谷くんが軽そうに勝敗を聞くが、勝ちを伝えるドリーさんは苦々しい顔をしながら自分の角をさする
「なあ、角欠けてないか?」
「大丈夫っすよ。そんくらいの手加減くらいできますよw」
軽々と大剣を肩に背負いながら、半ば笑うようにそう言う刈谷くんの顔は嘲笑の色に染まっていた
ああそう。言い忘れてたが、ドリーさんは羊族だ
「いや~まさか部隊長さんに勝っちゃうなんて!これも天賦の才ってやつですかね?
もう誰にも負けない最強の剣士っすよw」
「……一応言っておくが、キミの固有スキルは発動しなくちゃ」
「あんま説教しないでくれます?勝ったのは俺っすよ。あんまグダグダ言ってると負け犬の遠吠えになっちゃいますよ~ いや、この場合は負け羊かw」
自分が勝ち、ドリーさんが下だと確信したのか見下した態度をとる刈谷くんであるが、当のドリーさんや周りで見ていた騎士さんたちは何も言い返せない
固有スキルや専用アイテム、勇者補正などがあるとしても、剣を握って一ヵ月の若造に負けたのだ
刈谷くんとは比べ物にならないほど血のにじむような訓練を重ねてきたのにも関わらず、である
まあそれを抜きにしたとしても、刈谷くんの持つ固有スキルと専用アイテムの力が大半の要因であるのだが
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【グラディウス】
刈谷 迅 固有のスキル
剣術戦闘のプロフェッショナルになれるスキル
使用すると使用者は一時的に意識を失い、目の前の戦闘が終わるまで意識は戻らない
ある程度のコントロールはできるが基本は自動的に体が動かされる
あくまで使用者の知る剣術や体術の範囲内の戦闘になる
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〈黎明剣〉 階級:レジェンド 品質:S⁺
主神と剣神が過去に共同で創り出した特異なロングソード
その刃は異様な硬さ、切れ味を誇る
夜明け前のように鈍く曇りながらも一筋の光を輝かせる
??の触媒には?らず、??純粋に斬るためだけ??????
それに????剣が持????考?読???適切な???????をし、????剣??が成長??
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見ての通り?だらけである。これは普通に対象と自分との格が違いすぎる時に起こる現象だ
文字化けは格うんぬん関係なく、持ち主や特別ななにかを持つ者にしか見えないらしい
「まあこれで俺の方が強いってぇわかってもらったと思うんで、文句とか言わないでくださいね~」
そう吐き捨てるように言いながら、刈谷くんは訓練場を出て行った
行き先はサーシャスさんのところかな
ちなみに僕が使ってる剣はこれだ
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星屑騎士団海兵部隊用旧式カトラス 階級:ノーマル 品質:C
コズミック王国の星屑騎士団海兵部隊の扱うカトラスを改造したもの
鍛冶スキルにより刀身を無理やり伸ばしたため、どちらかというとサーベルに近い形状をしている
片刃の形状により斬撃は鋭い。だが、振るう者の技量なくしては意味を成さない
長らく放置され刃には鈍い曇りが残るが、機能に見た目は影響しない
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階級ノーマルは、改造してるとはいえ量産品の範囲内だから当然
品質Cは、倉庫の奥から引っ張り出してきた古いもんだから仕方がない。まあ使う分には問題ない範囲である
ちなみに『忍』の癖にカトラスを使っているのには理由がある
まず大前提として自分の職業に合った武器を使わないと、職業の補正や【剣術】【ウェポンスキル】がうまく使えないのである
そのため僕の職業『忍』の適正武器である〈打刀〉や〈脇差〉〈短刀〉〈忍刀〉〈短剣〉〈手裏剣〉などの刀や暗器系統を使うべきなのである
まあここらへんはちょいと曖昧である
折角【剣術】のスキルがデフォルトであるのだから、剣の訓練も積みたい
しかし、この国刀が無い
理由は単純。先ほども出た国、日巫国が技術流出を病的なほど嫌っているからだ
打刀などの刀類は日巫国の重要貿易商品でもあるのも要因の一つであろう
以上の理由により、刀に形状が似てるサーベルもどきのカトラスを使ってるのだ
だがこちらは伝説の勇者サマ
連盟は日巫国から有名な刀鍛冶師を呼び寄せてくれた
今はその待ち時間……いやもうそろ時間か
「それじゃあ刀受け取ってきます」
「お、もうそんな時間か」
さてと、注文してた刀を受け取りに行きますか
ちなみに心里も別の刀鍛冶師さんのとこに刀を受け取りに行っている
* * *
城の一角である離れた場所。石造りの壁で造られたここはあまり使われておらず、物置のような場所として機能している
そんな場所の突き当りの一室。そこに連盟が呼んだ刀鍛冶の人がいる
「失礼しまーす」
扉を開けると、まるで真夏の日差しのような熱気が体中を突き刺すように襲ってきた
そこは、まるで刑務所の独房のような石造りの一室。鉄格子が着いた窓モドキがそのような思考を助長させている
壁には小型の炉が取り付けられ、部屋の真ん中には人の腰ほどの高さの金床。その金床の上には無造作にハンマー(おそらく正式名称があるのだろうが残念ながら僕にはわからない)が置かれている
金床の横には椅子があり、そこに連盟が呼んだ刀鍛冶の人が座っていた
その人は、小袖の上に直垂を着用し頭にタオルを巻いた格好、平たく言えば動きやすそうな和服を着た女性だ
彼女は手に持っている刀を水平にし、刀身を眺めるように見ていた
「…? 火ノ川さん?」
「……! あぁ、すみません修一殿。最後の仕上げが思いのほか手間取ってしまい時間が掛かってしまいました」
そう謝罪しながら納刀する彼女は日巫国から呼ばれた有名な鍛冶師の弟子である、火ノ川・リサ さんである
火ノ川さんは全体的に我々日本人に似た容姿をしている。燃えるように真っ赤な長髪をポニーテールのように軽くまとめているという点を除いて。そして、キリッとした顔つきが冷静さを感じさせる
ちなみにこの世界は黒髪はあまりいないらしく出会う人たちは皆カラフルな髪色をしている。カラフルといえど、火ノ川さんほどハッキリした色の人は珍しい
「いえいえ、良い物を作るのに時間が必要なのは当たり前ですよ。その分良い物になったのですよね?」
「ええ!もちろんです!」
先ほどまでのキリッとしたお顔はどこえやら、満面の笑みで手に持つ刀をこちらに差しだしてきた
注文の品である
「ありがとうございます」
鞘は真っ黒、鍔の部分も真っ黒。柄巻も黒く、握ってみると確かな手応えを感じる。なによりずっしりとした重さに驚いた。古びた旧式のカトラスを散々使っていたため重心の違いがそう思わせた…と思う
刀身を少し確認するために抜刀してみる。すると刀身はまるで鏡のように僕の顔を映した。色は黒、銀、白と峰から刃へグラデーションのように染まっている
見た目は我々日本人が想像する日本刀そのままである
見た目は極めて地味であるが、僕が先ほどまで使っていたサーベルもどきとは比べ物にならないほどに性能が高いことが伺えた
「すごい……すごいですよ…!火ノ川さん」
「勇者様に使ってもらうのですから張り切りましたよ!そう言ってもらえると嬉しいです!
こちらの打刀はご注文の通り特に頑丈に作りましたので、生半可な攻撃ではひびすら付きません。ですが、盾として作っておりませんのでちゃんと逸らすことを意識してください」
この頑丈なことも僕の注文のうちのひとつだ
「わかりました。…ちなみに料金はどのくらいになるんですか?」
「さあ?連盟さんが全部払うとおっしゃったのでお金は気にしなかったので。……おそらく家が10軒ぐらい建つのでないですか?」
家10軒分? 今僕の手の上に家10軒!?
こ、こりゃとんでもない高級品だ……!
なんでだろう、手に持った刀がとてつもなく重い金塊に思えてきた…
「尻尾が震えてますよ。どうかしたんですか?」
「いや~武者震いですかねぇ…?」
「そうなんですか…そうだ、この刀に付ける銘に希望はありますか?」
銘?銘と言えば確か柄の部分に隠れる作者名みたいな物だったような……?
いや、その刀自体の名前だっけ?
「すんません。銘ってどんなものなんですか?」
「銘はその刀に付ける名前みたいな物ですね。多いのは【政宗】や【鬼丸国綱】、【ちゅん〇ゅん丸】、【神斬丸】などの実在するレジェンド級の刀と同じ名前ですかね。名前だけでも近づけようと思った方が付けることが多いです
おすすめは自分で考えることですね。これから先の相棒になると思うので」
「そうなんで…えっ?【ちゅんち〇ん丸】?」
「はい。【ちゅんちゅ〇丸】です」
な、なんとなくわかった。銘=刀の名前 ということか
別に作者名とかじゃないらしい
さて、これからの相棒の名前かぁ…やっぱりシンプルな名前がいいな
頭をよぎったのは、某死にゲーの主人公の刀である
あの隻腕な忍びが持つ唯一のメインウェポンであるあの刀である
だが、その名前をそのまま使うのはなんだか違う気がする。というかオリジナルな方が良い
ダメだ。ぱっと思いつかない
「ん~……」
「そうそう。有名な刀の名前から一部貰うのとかもよくありますよ」
「あぁ、なるほど」
さっき出してくれたレジェンド級の刀からちょっと貰ったり
頑丈…神…かみ…確か「守」って”かみ”って読み方あったよな
「……守丸とかどうです?」
「わかりました。じゃあこれがホントに最後の仕上げです」
火ノ川さんは僕が持っている刀に手を添え、何かブツブツ唱え始める。
「この刀は今から守丸です。…完成です!これで【鑑定】でちゃんと鑑定結果がでますよ」
「おお!ありがとうございました!」
さあ!【鑑定】!
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打刀〈守丸〉 階級:スペシャル 品質B⁺
火ノ川家の者がその手で打った一振り
余計な装飾を省いたその姿は貧相に見えるかもしれない。だがその実、高価な素材を惜しみなく注ぎ込まれ、ひたすらに実用性に振られている
打刀としては異例の頑丈さを誇り、下手な攻撃による刃こぼれなどは起こらない
戦闘に慣れた者であれば、死ぬまでの相棒となる事となるだろう
華は無いが、装飾は機能に影響することは無い
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「おおっ!すごいですね」
「ふふ~ん!そうでしょう!品質B⁺は中々ないですよ!」
品質は E D C B A S と六段階になっており、そこから ⁺ と ⁻ が付くのだ
品質 B⁺ はめちゃくちゃ良い品質である
ちなみに実質的な最高品質はA⁺であり、品質S程の武器は神の加護ありき、又は神自身が作り出した物である
「階級もスペシャルと控えめですが、使い続けていれば修一殿の腕前ならばその内武器の精が憑いてくれるかもしれませんよ。そうすれば、階級もレジェンド間違いなしです!」
「ハハハ……そう言ってもらえると嬉しいです」
前々からそうだが、僕のことを正純くんや先代である伝説の勇者と同等のように思っているようだ
ちなみに、武器の精が憑くというのは、インテリジェンスウェポンになるという意味であるが僕の腕前では一考の余地さえないほどの高い理想である
今の僕の服装では刀を腰に差すことはできないので、とりあえぶ【アイテムボックス】の中に刀…いや〈守丸〉を入れた
「ふぅ。それじゃあ私はそろそろ撤収ですね」
「こちらに居れる時間は少ないんでしたっけ。この度は僕のために刀を打ってくださりありがとうございました」
僕は改めて礼を言った
「いえいえ、伝説の勇者様が使う刀を打たせてもらったのです。こちらこそありがとうございました。
私は日巫国に帰りますので、また会うことがあればその時はよろしくお願いします」
そう言いながら、異次元収納袋に鍛冶道具をしまう火ノ川さん
「わかりました、それじゃあ僕はこれで。失礼します」
そう言いながら相変わらず独房っぽい扉を開けその場を後にした
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TIPS 階級と品質
階級は “ノーマル” “レア” “スペシャル” “ユニーク” “レジェンド” “ゴッド” の六段階
品質は E D C B A S に ⁺ と ⁻ が加わる形である
察しの通り初代勇者の考案である
初代勇者曰く「分かりやすいやろ?」とのことである
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TIPS 日巫国(概要)
戦国時代や鎌倉時代などの様々な時代の侍や巫女、神主などが転生、転移し誕生した国
誕生、成長に多くの転移転生してきた日本人が関わっており、もちろん、かの初代勇者サマも関わっている
その影響もあり、種族差別がほぼ無いとても珍しい多種族国家でもある
〈アラクネの蜘蛛糸〉や〈可燃性スライム粘液〉などの被差別種族である亜人から採れる素材を平和的に、安定的に買えるのが代表的な例だろうか
また、“龍脈が近い”というとても珍しい特色を持つ数少ない国の一つ
その影響もあり、日巫国で生まれる人類、魔獣は潜在的な力や成長性がとても高い
まあ、一番の特徴は〈打刀〉や【侍】、〈桜吹雪〉などのThe日本といった要素だろうか
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TIPS 【ウェポンスキル】とは?
【ウェポンスキル】とは、今は亡き武器の神々が創った特殊な戦闘スキルである
簡単に言うなら君たちの世界のゲームとかで出すようなプチ必殺技のようなものだ
【ウェポンスキル】の名前を口頭で宣言すると、スキルを管理している主神に宣言が届き、その【ウェポンスキル】の規定の動き通りに体が勝手に動き出す
なお本来【ウェポンスキル】の宣言は必要なく、■■への 莠、菫。 を行えば可能であったが、現在は 繧「繧ォ繧キ繝?け繝ャ繧ウ繝シ繝 が破損、■■が驍ェ逾槭↓繧医k謾サ謦?↓繧医j縺励g縺?a?費ス費ス費ス費ス費ス費ス費ス費ス費ス費ス費ス
失礼。どうやら■■はあまり触れない方が良いみたいだ
現在は戦闘に優れている者……才能のある者にしか基本的に宣言なしの【ウェポンスキル】はできない
宣言無しの【ウェポンスキル】は無詠唱魔術のような利点がある
【ウェポンスキル】の強制力に抵抗せずに身を任せれば確かな威力が出るが、いかんせん各【ウェポンスキル】の動きのパターンは長い歴史の中で出尽くしている
強制力に抗えるかどうかが戦士としての一つの壁となる
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