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青き月季の書 <異世界へ転生した俺は本の力で冒険も貴族社会もを無双する>  作者: 紅蓮樹(秋)
人生のプロローグ(幼少期)ー会話文少なめです
3/10

3. 異世界で生きていくには<前半>

俺は浅はかだ。

正直自分は物事を疑ってかかったり、慎重だと思っている。

だが、何かを決める瞬間俺は何も考えずに考えるより行動だ!的な感じで動いている。

いや、この場合は口にしているか?


そう、これは夏休みの宿題然り、そして俺がついさっき決めた異世界を堪能する目的も然りだ。


気づいてしまったのだ、異世界アニメで観てたらそれは夢のような世界だ。

しかしその一方こうして現実として現れると...

ここは確かに魔法や魔獣と言ったファンタジー要素はある。

でも、やっぱり文明レベルは良くてルネサンスだ。


よく分からないが、食べ物は見た目豪華だが味は薄いし、ベッドも少し寝心地悪いし、暑いし、なんか水が変な味するし、てか何で赤ん坊に水飲ませるんだよ!

トイレに関しては...、口にもしたくない。


俺はこの異世界と言う場所で将来への希望を見い出せなくなっていたのだ。




「カインちゃん今日も歩きじょうちゅでちゅよ~」


最近は食事を食べた後の歩きの練習だ。

転生して慣れない這いばかりで正直きつさとともに多少の羞恥心もあり歩きの練習にはかなり力を入れている。

それに歩けるようになったら多少は自由に散策できるようになるのは楽しみ。


それに書庫でもあったらこの世界の事を聞くだけよりは格段に知識が手に入るしな。

歴史書でもあったらまじで最高。


母の協力もあって今はkは浅はかだ。

正直自分は物事を疑ってかかったり、慎重だと思っている。

だが、何かを決める瞬間俺は何も考えずに考えるより行動だ!的な感じで動いている。

いや、この場合は口にしているか?


そう、これは夏休みの宿題然り、そして俺がついさっき決めた異世界を堪能する目的も然りだ。


気づいてしまったのだ、異世界アニメで観てたらそれは夢のような世界だ。

しかしその一方こうして現実として現れると...

ここは確かに魔法や魔獣と言ったファンタジー要素はある。

でも、やっぱり文明レベルは良くてルネサンスだ。


よく分からないが、食べ物は見た目豪華だが味は薄いし、ベッドも少し寝心地悪いし、暑いし、なんか水が変な味するし、てか何で赤ん坊に水飲ませるんだよ!

トイレに関しては...、口にもしたくない。


俺はこの異世界と言う場所で将来への希望を見い出せなくなっていたのだ。




「カインちゃん今日も歩きじょうちゅでちゅよ~」


最近は食事を食べた後の歩きの練習だ。

転生して慣れない這いばかりで正直きつさとともに多少の羞恥心もあり歩きの練習にはかなり力を入れている。

それに歩けるようになったら多少は自由に散策できるようになるのは楽しみ。


それに書庫でもあったらこの世界の事を聞くだけよりは格段に知識が手に入るしな。

歴史書でもあったらまじで最高。


母の協力もあって今は壁に支えながらの歩きいわゆる壁伝い歩きは出来るようになった。

というか前世の記憶(と呼んでいいかわからないが)を持っている俺は技術面では全く問題ないはず。

だが、技術ではなく体力・筋力面が追い付かないのだ。


なので今はこの壁伝い歩きで一生懸命筋力トレーニングしている。


ちなみに自室でもメイドのお守りが二十四時間交代制で付いているので俺がベビーベッドで立って出たいという意思を体を使って表現すれば出してくれる。


出来れば腕の筋肉も鍛えたいのでそこは変に転がっていたおもちゃの剣を壁を支えている手とは逆の手で振りながら歩いている。

側から見れば騎士の真似をしている子供にしか見えないだろう。


ちなみに、言語の方は幸運な事にこの異世界も日本語を主体的に話しているようなのでそこの観点から見れば習得にはそう時間はかからないだろう。

強いて言えば声帯の成長を待つだけか。


この言語理解力が俺のチートだったりして...


でも、本当にこれで良いのだろうか。

魔力有りの異世界しかも貴族に転生でも正直言って昔出来ていて当たり前の事を再度習得するのもキツい。

なのに、魔力に多分貴族に生まれたからには戦闘訓練とかも...


異世界という未知に不安を感じながら俺は日々を過ぎていった。


そして、そんなある日不安を煽るようにと俺の母の姿がぽつんと消えるのであった。

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