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ずっと、君と。高校編  作者: ちょま
6/9

6話: 心の葛藤

更新が遅くなってすみません、バイトが忙しくて書けませんでした(汗)

これからもちょっとずつ更新していきます

新学期が始まり、優夢と翔馬は日常の中で特別な瞬間に気づいていました。教室での彼らの視線が交わるたび、心に微妙な変化が生じていました。


ある日の放課後、学校の屋上で優夢はひとり、翔馬について考えていました。友情の中に混ざる感情に戸惑いながらも、優夢は思い切って友だちに翔馬の話をした。


「梨帆ちゃん、ひとつ聞いてもいい?」


「どうしたの?」


「最近、なんだか変なんだ。翔馬くん対して友情以上の気持ちが芽生えているみたいで...」


「なるほど、翔馬くんは優夢ちゃんのことどう思ってるのかな?」


「わからない。」


「そっか、」


「私ね、文化祭の最後に告白しようと思ってるんだよ。」


「なるほどね、優夢ちゃん、1ついい?」


「どうしたの?」


「実はさ、私も翔馬のこと好きなんだよね、私も文化祭の最後に告白しようと思ってたの。」


「そうなの、そっか、ライバルだったのか、翔馬くんモテるね。」


「うん、私は優夢ちゃんのライバルだけどこれだけは言っておくね。諦めないで。告白すれば答えが聞けるんだから。」


「うん、でも、梨帆ちゃんも翔馬くんに告白しようと思ってるんだよね。文化祭の最後に。」


「そうだよ。どっちが先に告白できるかな。」


「勝てなさそう。」


「私は負けないからね。」


優夢は黙って頷きました。この複雑な感情に直面し、優夢はどうしたらいいのかわからなくなった。


その後、2人は普段通りの学校生活を続けましたが、微妙な空気が漂っていました。友情が深まる一方で、未知の感情に向き合う難しさが彼らを苦しめていた。


数週間後、学校の文化祭が迫り、優夢と翔馬はクラスの出し物の準備に忙しくなりました。一方で、彼らはお互いに対して素直になれないままでいました。


文化祭当日、屋外ステージでの発表が迫っていた。舞台袖で翔馬は深呼吸し、優夢は彼の隣に立っていました。


「優夢、ずっと言いたかったことがあるんだ。」


「実は私もあるんだよね。」


「俺さ優夢のことが好きなんだよね、優夢を失いたくない。」


「ありがと、少し考えさせて」


「そうだよね。」


「文化祭の最後に答えるでもいいかな?」


「うん、大丈夫。優夢の言いたいことって何?」


「文化祭の最後に言うよ。」


「わかった。」


言葉を交わした瞬間、2人の間に微笑みが広がりました。文化祭の舞台に向かう前に、優夢と翔馬はお互いに深呼吸をして、未知の未来に向かって歩み出す覚悟を決めたのでした。



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