4話: 新たなる高校の旅
新学期が始まり、高校生活が翔馬と優夢の前に広がっていました。教室の窓から差し込む陽光は、彼らの心を温かく包み込むようだった。
新しい友達との出会いにワクワクしながら、2人は授業に打ち込みました。彼らは同じクラスの友達とも仲良くなり、新たな友情の芽生えを感じました。
ある日、昼休みになり、翔馬と優夢は校庭で昼食をとっていました。周りには生徒たちが賑やかにおしゃべりし、夢中でサッカーやバスケットボールを楽しんでいました。
「この学校、本当に広いね。」
翔馬が言いました。彼らの高校は豊かな自然に囲まれたキャンパスを持っており、学びながら自然と触れ合える環境でした。
優夢は頷きながら答えました。
「そうだね、この自然豊かな環境で、学びながら成長できるのすごく楽しそう!」
「うん、そうだね!」
翔馬も優夢も楽しそうだった。
「話変わるんだけどさ、私の隣の席のさくらちゃんいるでしょ?」
「うん、いるね。」
「その子がね、翔馬のことめっちゃかっこいいって言ってた。」
「そうなん?」
「うん、嬉しい一方でなんか少し不安なところがある、、」
「どうして?」
優夢は少し落ち込みながら話した。
「実際、翔馬はかっこいいから、モテるでしょ、だから少し不安。」
翔馬は微笑んだ。
「優夢?」
「ん?」
「僕はさ、優夢と付き合う前は告白されたらことがあるんだよ、でもね、優夢のことが好きすぎて全て断ってたんだよね。」
優夢の顔が少し赤くなった。
「ほんと?」
「うん、本当だよ!」
優夢は翔馬に抱きついた。
昼休みが終了し、午後の授業に入った。
「なぁなぁ、辻川くん?」
隣の席と男子が声をかけた。
「どうしたの?」
「辻川くん、ずっと釜須さんといるけど2人はどういう関係?」
「え?付き合ってるんだよ、僕たちは。」
「え!まだ学校始まって1週間も経ってないのに?」
「僕たち中学一緒だったんだよ。」
隣の男子は驚いた顔で答えた。
「中学一緒でこんな偏差値高い学校に2人で進級して同じクラスになったの?」
「そうだよ。」
「2人って幸運の持ち主?」
「どうだろ。」
「2人の近くにいたら幸せになれるかも!」
「わからないよ!」
放課後、翔馬と優夢は2人で仲良く帰った。
「ねぇ、翔馬?」
翔馬は不思議そうな顔で答えた。
「ん?」
「今日さ私の家誰もいないんだ、よかったらご飯食べに来ない?」
「え、いいの?」
「いいよ!だって私たちそこまで家遠くないし!」
「じゃあ、ありがたく食べに行かせてもらおうかな。」
「やった〜!今日の夜はお好み焼きの予定なんだ!」
「お好み焼きか!楽しみだな〜」
2人は帰る途中スーパーによって帰った。
その後2人は家でお好み焼きを食べ、一緒にゲームした。
「じゃあ、そろそろ帰るね。」
「うん、翔馬!今日は来てくれてありがとね!」
優夢は少し寂しそうだった。
「こちらこそ、美味しいご飯ありがとね!今度は僕が何かご馳走するね!」
「楽しみにしてるね!」
翔馬と優夢は、着実に未来への道を一歩一歩進んでいくのでした。