2話: 新たな友情と出会い
新学期が始まり、翔馬と優夢は新たなる友情と出会いを迎えていた。
担任は今井と言う女の教師だ。
クラスでは自己紹介の時間が始まっていた。
翔馬と優夢も2人とも自己紹介をした。
クラスメイトも自己紹介をし終えた。
新しいクラスメイトや仲間たちとの交流が、彼らの高校生活をより楽しく、充実させていく。
翔馬と優夢は初日、新しい教室に足を踏み入れた。教室には緊張をしている、生徒たちが座っていた。
優夢は隣に座る女の子に声をかけた。
「おはよう!私、釜須 優夢って言います。これからよろしくね。」
女の子も優しい笑顔で返ってきた。
「わたしはさくらです。こちらこそ、よろしくね。」
優夢は微笑みながら話を続けた。
「さくらさんはどこの中学校から来たの?」
「私は東中学校です、釜須ちゃんはどこの中学?」
「私はあそこにいる辻川くんと一緒で西中学校だよ。」
「え!辻川くんと一緒なんだ!」
「そうだよ!」
「彼氏とか?」
「え、あ、うんそうだよ!」
「カップルで同じクラスなんてすごいね!もう運命だね!」
「そうだよね!」
一方翔馬もまた、隣の席の男の子と自己紹介を交わしていた。
「俺は辻川 翔馬。これからよろしくね!」
「あ、僕は戸田って言います。よろしくです。」
昼休みは翔馬と優夢は2人で校庭に出て、お弁当を広げていた。
「翔馬、これ、前に約束してたお弁当!」
優夢が翔馬にお弁当を差し出すと、翔馬は感謝の気持ちを込めて受け取った。
「ありがとう、これ、美味しそうだね!」
「でしょ!」
「うん!明日は僕が持ってくるね!!」
「え!いいの?」
「ずっと持ってきてもらってばっかりじゃ申し訳ないからね!」
「気を使わなくていいのに、でもありがと!」
翔馬と優夢は笑顔で会話を楽しみながらお昼を食べた。
昼休みが終わり、授業やクラブ活動に向けての時間が始まる。
次第に、翔馬と優夢はさくらや他の友達と共に、さまざまな活動に参加することが増えていった。彼らは新たな興味や才能を見つけながら、友情を深めていく日々を送っていた。
放課後、翔馬と優夢は、二人の楽しい時間を大切にしていた。カフェでおしゃべりをしながら、互いの日常や夢を分かち合うことが、友情をより強固なものにしていった。
「優夢、週末、どこか出かけない?」
翔馬が提案すると、優夢は興味津々で返事をした。
「いいね!」
週末の計画が始まった。目的地を話し合いながら、期待が高まっていった。
週末が訪れ、翔馬と優夢は集まって出発する準備を整えた。ワクワクとした雰囲気が車内に広がり、久しぶりの二人きりデートが始まることを感じさせていた。
行先は水族館だった。
「わぁ、優夢、2人きりで出かけるの久しぶりだね。」
優夢は微笑みながら答えた。
「そうだね!高校受験の準備とか入試とかでデートできなかっだんね。」
「優夢は水族館好き?」
「うん。私すごく水族館好き。」
「それはよかった!」
2人きりのデートは無事に終了して2人は家に帰った。
翔馬と優夢は、これからも友達との時間を大切にし、新たなる経験や喜びを共有していくことを決意した。