1話: 高校入学式
新たな春が訪れ、高校への入学式の日がやってきた。翔馬と優夢は、緊張と期待に胸を膨らませて、学校の門をくぐっていった。
会場には生徒や保護者、先生方で賑わっていた。高校生活の始まりを祝う言葉が飛び交い、期待感が漂っている中、翔馬と優夢は笑顔を交わしながら座席に着いた。
式が進み、校長先生の挨拶や新入生代表のあいさつが行われる中、翔馬と優夢は真剣な表情で聞き入っていた。未来への一歩を踏み出す瞬間の重さを感じていた。
新入生はクラス発表を聞いていた。
なんと翔馬と優夢は同じクラスになった。
「やった!翔馬、同じクラスだよ!」
「嬉しいね!優夢!」
「これから1年間また翔馬くんと一緒に居れるの嬉しい!神様ありがう!」
優夢が言うと翔馬は微笑んだ。
翔馬と優夢は校庭に出て、広い空の下で新たなステージへのスタートを切った。
「優夢、どきどきするね。」
「そうだね、翔馬。」
「これからこの学校で3年間僕たちは成長するんだ!」
「そうだね!頑張ろうね!」
翔馬が優夢に微笑みながら言った。
「うん!まず僕たちがすることはクラスで居場所を作ることだね!たくさんお友達を作ろう!」
「そうだね!」
翔馬と優夢もお互いの顔を見合わせ、微笑む。
「これからも、一緒に頑張ろうね!優夢!」
翔馬が優夢にそっと言うと、彼女は優しく微笑みかけた。
「うん、高校生活も楽しみだね!翔馬!」
未知の世界が広がり、新たな友情や経験が待っている中、翔馬と優夢はお互いを支え合い、進むべき未来への第一歩を踏み出していった。
その日、翔馬と優夢はふたりきりで教室に戻ってきた。窓から差し込む夕日の光が教室を温かく照らしていた。
翔馬が窓辺に立ちながら言うと、優夢も彼に向かって微笑みかけた。
「これからも、ずっと一緒に頑張ろうね!」
翔馬と優夢の新たな高校生活が始まりました。