7.PVに着目せよ、手直しの時間だ!
さあ、怒涛の連投を終え、pvを見てみましょう。
5連投もすれば、結構なpvが荒稼ぎ出来ているはず……ですよね?
おやおや、思ったより数字が低いぞ。
そう思った時は、一旦立ち止まりましょう。
で、なるべく早い段階で「題名」と「あらすじ」「タグ」を見直してみましょう。
何回か手直しすると、再びpvが膨れて来ることがあります。
膨れて来たと思ったら様子見です。
しかし、全く増えない、そればかりかむしろ減って行く場合は、キャラクターにその要因がありそうです。
なぜそう思うのかというと、5話程度では読者もそれほどストーリーの良し悪しが判断できないからです。
これは、キャラクターに問題があるケースが殆どです。
キャラクターに入り込むことが出来ない場合、読者は読むのを放棄します。
これは私の実体験になりますが、我が完結作品に「JK、王様拾いました」という小説があります。
この作品のJKちゃん、実は最初「べらんめぇ口調」でした。
ヤンキーやギャルみたいな話し方だったんですね。
初回のpvがなんと50。
一時間とかではなく、総合ですよ?
「pv低っ!!」
当時の私は叫びましたね。話に破綻している場所はないのに、何でだろう?と。
でもその割に、ブクマ評価はぽんぽんと入っていたのです。
どうやらストーリーが悪いわけではなさそうだぞ?
そう思った私は、異世界恋愛ランキングをよく観察してみました。
「ふむ……公爵、令嬢、王妃……」
何だか高貴そうなアイコンが盛りだくさんではないですこと!?
そう。つまり。
ギャルやヤンキーなど、お呼びではなかったのです!
それに気づいた私は作品の内容を変えることなく、主人公の少女の口調を全部手直ししました。
浮ついたセリフ、軽い口調は一切排除!
武道を習う、普通のカワイイ女子高生になーれ!
すると、あら不思議。
どんどんpvは回復し、完結ブーストも手伝って、最終的にはブクマ100を達成しました!
あれには肝を冷やしましたが、要因が特定出来てラッキーが起こったケースです。
こんなこともあるので、手直しするなら
題名→あらすじ→主人公→本文
の順に見て行くと良さそうですよ。
連載開始で手直しするなら、この順でオッケー!
しかし連載中盤でブクマやpvが急減した時は、この限りではありません!
(中盤以降のブクマはがれについてはのちほど書きます)