56.【朗報】なろうトップページリニューアル!
ついになろうトップページがリニューアルされましたね!
ああっ、おっそい話題ですよね。長らく更新サボっていて本当にすみません……。
しかし!
このリニューアルによって、「なろうで長く頑張っている作者」こそ恩恵を受けられるのではないか?と思ったので、今回検証して行きたいと思います。
大きな変更点から立てた仮説、またはそこから導き出された朗報も含め、お伝えしますね!
【変更点①】週間長編ランキングがトップページに来るようになった
これは私にとって朗報でした。
拙著「書籍化地獄(https://ncode.syosetu.com/n0011io/)」がリニューアル後、いきなり純文学ランキング1位になったからです!
本作はリニューアル前から純文学ジャンルで連載していたのですが、従来の日間ランキングではほとんど浮上することはありませんでした。
しかしリニューアルと同時に跳ね上がり、あっという間に週間ランキング一位を獲得!
トップページに表示されたことであれよあれよと言う間にブクマも増え、そのまま月間・四半期ランキング(連載中)共に一位となりました。
このお話は毎日更新していたのですが、日間ランキングに載ることは出来ませんでした。しかし長いスパンで見てみると、コンスタントにポイントを取れていたようなのです。
この事例を見ても分かる通り、週間ランキングは「長編を毎日更新」している作家に恩恵があるということなのです!
特に、連載開始時のスタートダッシュにはうってつけのランキング構成となりました。
「スタートダッシュで得られるポイント+毎日更新で得られるポイント」
これで連載開始時にランキングへ押し上げられることになるのですから、毎日更新長編書きにとってはありがたい改編ですね。
【変更点②】「注目度ランキング」というものが出来た
なろう運営さんによると、注目度ランキングは「一定の条件を満たした連載作品を対象にブックマーク数とユニークアクセス数を元にした独自の指標で集計」しているそうなのです。
ネットのなろう有識者の話をまとめると、どうやらこのランキングは「一週間の内に集まったユーザーのブクマ率が高い連載作品」を集めているようです。
つまり
「広く浅く人を集める」作品ではなく
「刺さる人に即ブッ刺さる」「ブクマせずにはいられない」作品を押し上げるためのランキングなのです!
なので「ファンの多い作家の作品」または「性癖全開の作品」がより多くの人に見つけて貰えるランキング構成になっている……というわけなのです。
さて変更点を見てまいりましたが、なぜなろう運営が今になってトップページのランキングを変えたのか?ここに結子は疑問を感じておりました!
私が一晩考えたところによると(短けぇ)、なろう運営がどのような作品を求めているのか……その辺りが変わって来たのだ、という結論に至りました。
それをふまえ、導き出した「これからなろうで跳ねる作品」は……これ!
【結論】今「毎日更新長編作品」がアツい!
注目度と週間ランキングから見て取れるのは、運営側はやはり一時的に人を集める短編より、長期的に読みに来て貰える良質な長編を獲得する方向にシフトしたということでしょう。
Web小説サイトは広告を表示させ、よりPVを得ることで収益を増やすことが出来ます。
最近までは、女性向け短編を増やすことでPVを増やして来ましたね。
しかしその流れに乗り切れない読者や長編作家がカクヨムなどの他サイトに流れてしまったため、今までいたはずの「書籍化した長編を読みに来る人」を減らしてしまいました。
なので今回は「長編の書き手/読み手」を囲い込むためのリニューアルだったのではないでしょうか。
実はこの1~2年、私もなろうで長編を書くことを諦め始めていました。
今回の変更で、多少「なろうで長編書いてもええか」ぐらいの気持ちにはなったのですが、正直ちょっと「運営の判断は遅かったな~」と思っています。
男性向け作家がカクヨムに流れ過ぎました。
女性向け短編でPVの底上げが出来た反面、男性向け長編の作家さんがカクヨムに流れてしまったのは、なろうにとって手痛い誤算だったかもしれませんね。
今やハイファンタジーの書き手の多くがカクヨムを主戦場にしています。なろうはハイファン書きを減らしてしまいました。ああ、かつては一強だったのになんと勿体無い……
なので、まぁ逆を言うと……
【朗報】なろうで長編を書くには今がチャンス!
……とも言えるわけです!
ライバルが少なくなったと見て、なろうのハイファンで「かます」のもアリなのでは?
みなさん!
Web小説サイトのご利用は計画的に♪