24.ジャンルを統一してみよう
なろうで書き始めると、色んなジャンルのお話を書きたくなって来ますね。
現代恋愛で書いて、上手く行かなくてハイファンタジーを書いてみる。
ハイファンタジーが上手いこと行ったので、次は異世界恋愛を書こうっと!
うーん、恋愛ストーリーが苦手なのかな?
ここは短編だ!コメディに挑戦しよう。
ああ、でもやっぱり見てもらえなかったから、ハイファンタジーを書くか。
あれ?前よりブクマがつかないな……
誰しもこんな経験、あるのではないですか?
これは一般論とも重なる事実ですが、実はジャンルをくるくるし過ぎると、ファンを逃してしまいます。
ある程度得手不得手が分かったなら、ジャンルは一定期間、統一した方がいいです。
というのも、まさにこの典型がワ・タ・シ☆
ハイファンタジーが上手く行ったのですが完結後別の話が書きたくなり、異世界恋愛へ舵を切ったのです。
これが……上手く行かなかったのよねー!
アクセス解析を覗けば一目瞭然。
前作のファンが、ちっともついて来ていません!
みんな、どこかへ旅立ってしまわれたようです。
ちーん。
ここで、自らの読書遍歴を振り返ってみましょう。
どのジャンルも全部見るよー!って人、意外といないのでは?
ある程度、好みというものは特定の期間、一定のはずです。
去年はそう言えば、冒険モノばっかり読んでたなーとか。
あの時期は恋愛ばかり読んでいたな、という人が多いのではないでしょうか。
ですから、あるジャンルのお話を書いてみて、ブクマがたくさんついたなーと思ったら、次回作も同ジャンルで書いた方が賢明です。
「色んなものが書きたいよー!でもブクマ評価だって継続して欲しいんだい!」
そうは問屋がおろさないのです!
これが現実……
明治の剣客を描いた後、西部劇を描いてしまう……
サッカーを描いた後、テニスを描いてしまう……
ドリフト描きまくった後、女子野球を描いてしまう……
どうなったかは、皆様ご存知の通りではないですか!?
(例えが漫画ばかりでスミマセン)
プロでもこの体たらく。
つまり我々素人は、それを教訓にするしかないのです。
上手く行ったら、ジャンルを統一してみましょう。
ちなみに異世界恋愛書いてから次も異世界恋愛書いたら、ついて来てくれる読者が結構いらっしゃいました。
アクセス解析でその存在を複数確認済みです。ありがたやありがたや……。