15.便利!タグの色んな使い方
なろうには「タグ」という便利な機能があります。
あらすじに書ききれないワードを書いておくというのが基本的な使い方です。
たまにあらすじに書いてある言葉を繰り返すように漫然と乗せている人がいますが、そういう使い方では検索に同じ言葉が引っかかるだけなので、作者も読者も余り得をしません。
その作品が色んな検索に引っかかるように書いておくのが、タグなのです。
例えば、スローライフを書いていたとします。
スローライフに含まれる内容を書き出してみましょう。
農家 農業 手作り 畑 酪農 料理 収穫 釣り……
そう、色んなスローライフの形がありますね。
それがどんな形のスローライフなのか、あらすじに全部詰め込むことは不可能です。
だから上記のような、スローライフものを求める読者が検索しそうなワード、またはあらすじに書き切れない要素を、予め書いておくわけです。
しかしながらタグには制限があり、ワードをありったけ書くことは難しいです。
そんな時はタグのローテーションを行います。
今まで同じ単語で検索されているわけですから、たまにタグを書き換えると別の新規読者が食いついてくれる可能性が高まるのです。
「追放」を「裏切り」と書き換えてみたり、
「じれじれ」を「両片思い」に変えてみたり、
連想される言葉に少しづつ変えてみると、pvが違った動きをすることが確認出来るはずです。
あと、ストーリーの進行によってタグを変えるのも効果的です。
人気ワードを漫然と並べて待つのもいいですが、時たまタグに変化を付けてみてください。
小説賞になろうから応募してみるのもいいかもしれません。
なろうから小説賞に応募する時、タグにその賞の名称を入れるのですが、時折それだけでpvや評価に変化が出ることがあります。
作者がライバルの作品を見に来ているとも考えられますが、読者が検索して見に来てくれている可能性もあります。
「あの賞で選ばれるお話は私の好みだわ!」
という読者が多分、いますね。
女性向けの賞はその傾向が強く、その賞にタグから応募するだけでいきなりブクマがさくさくついたりするから侮れません。
そういうわけで、私はいつもとりあえずお守りのように賞のタグをつけています(笑)
検索に引っかかるわ賞に応募出来るわ、タグって超便利☆