11.忘れ去られない投稿間隔
さて、話にストックがある分には毎日投稿もいいけれど、殆どの作者は中盤に差し掛かる頃にはストックが切れて行くものだと思います。
私は速筆な方なので割と毎日投稿をラストまでしゃにむに続けてしまうのですが、それでもやはり読み返してみると中盤の息切れ感が凄いです。
そこで、ペースダウンを図ります。
今まで毎日投稿を続けてきた人は、恐らくその話が何曜日の何時くらいに一番見て貰えたか、または見てもらえなかったかを体感していると思います。
なので、一番見てもらえる日や時間に限定して、投稿を等間隔に続けることをお勧めします。
さて、更なる問題は終盤です。
そうやっても更に息切れします。
完結に向かうというのは、読者が想像する以上にしんどいものです。今までの集大成ですし、伏線の回収や主人公の性格・感情のブレに心を砕き、予期した完結へとその全てを引っ張って行かなければならないからです。
しかし、ここで息切れを起こして隔週、果ては月一更新をすると、とある変化が……
なんと。
完結時、評価してくれる人が消えている!
これは実体験なのですが、毎日更新を続けている小説は、完結と同時にぽんぽん!と評価が立て続けに入ります。
恐らく、完結と同時に評価を入れると決めている読者が、入れてくれたのだと思います。
しかし完結までに間隔が空いてしまった作品は、完結時におなじみの、あの評価投入をしてくれる人が消えているのです。
恐らく、読者は完結を目前に一月も間を開けられ、この作品を忘れ去ってしまったのだと思います。
そうなると完結ブーストの芽は消え、漫然と評価は増えるものの、ランキングに載る道は断たれてしまいます。
なので、中盤失速したとしても、完結前の10話くらいは毎日投稿を続けた方がいいです。
忘れ去られる。
これがなろうで一番恐ろしいことなのです。
追記
これについての解決策のひとつが感想欄に書かれました!
「次回投稿日を予告しておいてはどうか?」
天才過ぎやしませんか……?




