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第七話

「ぜひとも仲間にならない。むしろなるべきよ」


 あれ?肉あげると言ったら仲間に誘われた。ドラ○ン?


「あぁ、すいません。食い意地がはっていただけではないですよ。先程そういう話がでただけです」


 メルからそういう補足が来るが、女子からは特にはぶられてきた経験が多かった為何かの間違いかと疑ってしまう。


「あぁ、それと忠告ですが、そのアイテムをしまう能力ですか?それはあまり人前で使わない方が良いですよ。使う場合は何かバッグを使ったふりをしながら小分けにいれる事をお勧めします」


 そういえば色んな異世界物の小説ではアイテムボックスって貴重だったけ。


「でも、まだ登録すらしてないし。女性だけのチームに入って大丈夫なのかな?」


 気まずい気持ちは沢山ある。正直女性と話すなんて身内意外皆無といってもいい。高校は工業だったのでクラスに一人もいない。それ以前はハブられている。若干苦手意識があってしまう。しかし、それ以上に嬉しい気持ちはある。こんなに魅力的な女性たちだ。誘われるのは嬉しい。


「別に男女混合チームなんて珍しくありませんよ」


「誘いたいって思えるほどの人がいなかったってだけだしね」


「まぁ、私達の害にならない限り過去の詮索もしませんから」


 あっ、俺の適当な設定嘘だってばれてたみたいだ。


「でも、俺あんまり役に立たないよ」


 ハイエスパーのお陰で少しはましになったが、他の部分は相変わらず下だ。そこは変わらない。


「あんまり、自分を卑下しないの。B級を一人で討伐して。しかも、色んな人は違う能力を持っている。十分役に立つわよ。それにね。いくら倒せるっていっても、見も知らずの私を助けてくれたあなたは凄いわよ。こいつらなんて、仲間なのにほっといたんだから」


 そう言われると素直に嬉しい。


「まぁ、私達も男とチーム組むことなんて初めてだけど、それでもあなたを誘ってみたいって思えるような人間なんだから素直に誇りなさい」


 自分を誇るなんてまだまだ俺にはできないと思うけど。そういってくれるならその期待にはこたえたいと思う。


「ブーブー。ちゃんと退路確保してたのに」


「まったく、確か最後まで乗り気じゃなかったはずですが」

 

「それはそれ。これはこれよ」


 そんな様子を見て俺は思わず笑ってしまう。


「じゃあ、よろしくお願い」


 俺は三人に手を差し出す。三人は互いに顔を見て。


「「「ようこそ。セイレーンへ」」」


 俺の手を掴んでくれた。


「ところで、ロックバード以外に魔物は倒さなかったの」


「倒すには倒したけど死骸は回収してないよ。燃やしつくしたし。ジブリってやつなんだけど」


 正直二度と会いたくない。


「「「え!?」」」


 俺の言葉に三人とも凍りついた。女性には特に大敵か。


「煙は浴びましたか」


「うん、むせるくらいには」


「誰か香料持ってる」


 アイラのその言葉に全員首を振る。 


「夜間強硬突破です。はやくしないと」

 

 メルの顔が青く染まっている。


「どうしたの?」


 殺したんだからそこまで騒ぐこともないと思うんだけど。


「ジブリはね。死ぬときに同種にしかわからない匂いをだすの。それは燃やしても消えなくてね。時間とともに強くなるの」


 カサカサカサカサカサカサカサカサカサ。


 聞いてはいけない音が聞こえた。しかも、あのときより数が多い。幻聴であってくれ。


「逃げるわよ」


 みんなで一斉に走り出す。


「うわっ、本当にきた」


 何ぴきいるかわからない。千匹は確実にいそうだ。


「やっぱり、この男見捨てましょう」


「もう今さら遅いよ。私達にも臭い移ってる」


 あとで土下座で謝ろう。


「空を飛べば」


「四人は無理」


 それに飛んでも追い付かれる。


「何か攻撃方法は?」


「炎出せるけど山火事になる。岩とかは数が多くて焼け石。後は電撃くらい」


 とりあえず電撃をぶちかますが、火よりは効果が薄そうだ。 


「森から抜ければおってこないから急いで」


「私武器ないんだけど」


 近づいてくる。全力バリア。うわぁぁぁ、バリアの上を走ってくる。


 その後、本当に命からがら村にたどり着いた。あの山二度といかない。

仕事の休憩時間。ずっと携帯でポチポチうっていました。ちなみにガラケーで二つ折りですらありません

。調子がいい時は書きたくてしかありません。まぁ、明日から仕事が地獄なので遅くなる可能性がありますが。頑張って書きたいと思います

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