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プロローグ

 やばい。やばい。まじ、やばいです。このままでは骨にされること間違いなし。


 全力疾走中。いえ、全力疾飛中?なにせ、私は空を飛んでるのですから。聞いて驚いてください。なにせ、私は死神なのです。神様なんです。偉いんですよ。


 はい、聞く人がいないので驚く人がいません。ぼっち生活が長い私にはこうして一人で喋る癖があります。いぇ、喋ってもいないので考えてるだけですね。上司にはよくにやにやしてきもいとよく言われます。


 え?どうせ、顔骸骨なんだからきもいだろうって?何を馬鹿な。ちゃんと肉が着いています。これでも美少女です。少したれ目なのが気になりますが。顔だってそこらのアイドルより上です。腰まで延びている癖がない長い髪が密かな自慢です。スタイルも良いですよ。お腹に無駄な肉は無いです。まぁ、肉が着くほど食べられないのですが。さらに神様の中では若いので美の女神を謡ってるババ・・・・・ゴホン。止めましょう。あの方々は勘が鋭いので。ただでさえハブられてるんです。怒りに触れたときは・・・・昔海王神に嫁にいかされかけました。玉の輿に見えるかもしれないですがディ○ニーとは違うんです。薄暗い海底でしかも鯰顔なんです。いや、鯰のほうがまだ愛嬌あります。そして娘はシーマンでした。でも根はいい子です。数少ない友達です。文通してます。


 こんな事考えてる場合じゃありません。今後二度と話題に出ることが無さそうな人達はどうでもいいんです。不味いです。非常に不味いんです。遅刻です。


 限界まで飛ばします。既に時間はぶっちぎりで遅刻です。ハゲ・・・・いえ、最高神に叱られます。必死に急ぎます。本来なら1日2日遅れても問題ないのですが今回は調査漏れから始まりギリギリのタイミングでした。ギリギリのタイミングで遅れたのですからかなりアウトくさいです。


 私の仕事はもちろん魂を刈り取る事です。死神ですから。もちろん、悪人。もしくは、これから罪をおかしそうな人間です。もちろん全員ではありません。リストにのった人だけです。何が基準か知りません。最近犯罪件数が増えてるのは決して私がさぼっているだけではありませんよ~~~~


 目標発見ってなにしてるんですか~~~~


 目標がナイフもって暴れてます。目の前の少女に指す寸前です。危なかったです。


 幸い死人はいません。少し怪我した人いますがセーフです。小言程度ですみます。これで善良な人達が死んだら雷が落ちます。比喩表現じゃなくガチです。


 思い切り鎌を振り上げます。デスサイズです。今日は時間も無いので全力でいきますよ。一発で死んでください。


「危ない」


 ザシュシュ。


 魂を刈る軽快な音。でも、はて?今一瞬何かが横切ったような?しかも、手応えが違いましたし。


 恐る恐る私は切った者を見ます。切ったといっても鎌で切られた者は心臓麻痺になるんですが。


 間違いなくターゲットです。仕事完了です。でも、問題はそれに重なるようにもう一人いることなんですが。


 はじめましての人が大半のはず。はじめまして。前の作品から見ている人ありがとうございます。そしてごめんなさい。前の作品次は早くアップするって言っておきながらまだアップしていません。



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