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執筆停止2  作者: 倉星リオ
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喫茶店マスター、城四季みおり。


雨が降るとき現れる喫茶店があった。



出会いはずいぶん前になる。


どしゃ降りの雨の中、いつもの通りにはなかった

看板が目に入った。



「雨がフルトキ喫茶店…」


とても寒くホッカイロが必須だったその季節、

ふと暖かいコーヒーが飲みたいと思ってしまった。


「入ってみようかな…」


カランカラン


ドアが開くとそんな音がした。

とても喫茶店らしい音だ。


素敵な内装、

赤を貴重としたソファーと木の机。


おいしそうなコーヒーの香り。

 

 



暖かい室内、何より目に入ったのは

息をするのを忘れるほどの美少女だった。





席につくとその美少女が注文を取りに来てくれた。


「…いらっしゃいませ。何になさいますか?」



声までかわいい。

胸がドキドキと鼓動をうつ。




「…こっコーヒーを…お願いします。」


そう言うのが精一杯だった。



 


「かしこまりました。少々お待ちくださいませ。」


緊張すると人と目を合わせれない自分を恨んだ。

とても見たいのに、エプロンを見るので精一杯だ。




立ち去ったあとふと周りを見る。



本棚が壁一面にあり、

本がたくさんあった。


取りに行くのも恥ずかしく、

ただ座っているしかできずにいた。




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