わたしのおはなし。
ああ、もう、わからない
私が自分で落ちてしまった深いふかい地下には、黒しかない
かなしいのか、くるしいのかもわからない
ただ、むなしい。
こんなことが、あってもいいのかなんてわからない
泣きたいのかなんてわからない
すべてがこわい。
他人を羨む自分、他人に羨まれる自分
追いつきたい背中、追いつけなかった背中
私のどこが羨ましいっていうの
なんで普通でなきゃいけないの
どこまでも自分を、突き落としていく
それでいい。
麻痺して仕舞えば、何も感じなくなって、ずっと笑っていられる
だから、誰か、そばにいてください