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沢木先生お題シリーズ

ファイナリストの冬(二百文字お題小説)

作者: りったん

沢木先生のドSなお題「ファイナリストの冬」に基づくお話です。

 遂に来た。


 ここまで来るためにどれほど苦労をしたか。


 毎日腹筋を千回腕立て伏せ千回背筋千回。


 全てはここに立つためだった。


 今年こそは絶対に優勝する。


 でなければこの一年が報われない。


 私は試合会場に足を踏み入れた。


 ファイナリストの入場に観客が沸き立つ。


 年の瀬の寒空の下だが気にならない。


 全力で戦うのみだ。


 対戦相手と睨み合い背を向ける。


 リングアナがマイクを握った。


「これより全日本尻相撲選手権決勝戦を開始します」 

どうにもお粗末様でした。

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― 新着の感想 ―
[一言] まず冒頭部で寒いという感覚。 次に睨み合って背を向けて……で、あれっ? と。 なるほど、こういうことでしたか。 冬でもホットになる大会ですね。 意外な結末、楽しませていただきました。
2011/10/27 23:10 退会済み
管理
[一言] けつまつだけに尻ですか……。 お疲れ様でした。
2011/10/27 20:31 退会済み
管理
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