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キミニッキ

作者: 織田一菜

携帯にたまった未送信メール

宛先はまだ分からない

教えたきり返事のない

君へのメールが日記みたいに

バカみたい?分かってるよ

でもやめられない本気の日記

私かなり短気だから

いつまでも待ってらんないよ


私の中のキミニッキ

もうメモリーがいっぱいで

なのに「いつかのために」って今日も

また一つ増える


希望がつまった未送信メール

行き先は全部同じ

いつまでたっても帰ってこない宛先不明

君中毒になってるから

やめられない私の日記

活気にあふれた文面が

ひたすらにせつなくて


私の中のキミニッキ

もう限界を超えそうで

なのに「明日こそは」って

今日もまた一つ増えた


見せるあてのないキミニッキ

いつになったら見てくれる?

私発君行きの想い

とっくにメーターふりきってる

見せるあてのないキミニッキ

いつになったらこの日記

見せてあげられるだろう

もうこの体果ててしまいそう


また誰かと喧嘩したね

私すぐに気づいたよ

髪の色変えたんだね

私すぐに分かったよ

君のこと誰よりも思ってるよ

だから早く私の想いに

気づいてよ

答えてよ

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― 新着の感想 ―
[一言] お気に入り登録ありがとうございます。 読ませて頂いた感想ですが、まるで歌詞のようで、歌を聴いてる感覚で読めました。 切ない情景が浮かびます。 ただ、最後の「誰かが喧嘩したね」は、『誰…
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