1だいたい出会いは、突然で人生においてその半分を忘れる
「ハア、………………」と息を吐いて、俺は学校に向かった。だいたい息を吐いて、学校が始まり、息を吐いて学校が終わる。そんなもんだ。
「ハア、……………」と息を吐き、席を立ち、家に帰ろうとすると、俺は、放送で呼ばれた。「2-C鎌ヶ谷………生徒指導室まで、…………」「ハア…………嘘だろ、……………早く帰りてぇのに、なんでこういう時だけ…………呼ばれんだよ。」と愚痴を吐きながら。
生徒指導室へ向かった。
「早く帰りてぇな」と言って扉を開けると…………そこには、後に俺の人生を変える存在となる、生徒指導担当市川四乃がいた。「来たか、…………鎌ヶ谷」「はいっ来ましたよ…………」「なんで呼ばれたのか分かるか?」「まぁ…………」「そうか、…………分からないと言ったら読んでやろうと思ったのに…………」「やめてくださいよ…………結構それ、反省してるんですから。」「結構ねぇ…………」「まぁ、いいや、罰だ、」と言って、市川は、俺に1ヶ月の奉仕活動を命じた。
1ヶ月後、俺はある部活に入る……………それは、俺の間違いを精算するきかっけとなり、嘘である出会いの始まりである。
「コンコン」と2回ノックし、俺は、完璧美少女であり、通称"氷の女王"と呼ばれる。神崎九音と対面した。「あなたが、新入部員かしら?」「あぁ………まぁ、強制だがまぁそうだ、」と不自然な日本語を使った。神崎は、それにツッコミを入れずに、入部届を渡した。
俺は、入部届の空欄を全て埋め、晴れて入部となった。…………俺が入部したのは、…………奉仕活動部、まぁ奉仕部である。
さて、………………こうして、彼、鎌ヶ谷明の話が始まる。最初に言った通りだが、彼がこれから出会う人達は、嘘である。いや正確には、彼は、出会いを…………誰かを守る為に嘘とするのだ、………
たぶん………………知らんけど。




