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四話 悪の官僚左遷される

・カルロタ商船 マタンサ号



アロンソは日が沈みつつある海を眺めていた。



辺りには2,3本の空き瓶が置いてあり、夕日で良く見えないが顔は赤くなっていた。




・・・・・・・・・・・・




海は何で青いのか、



どこぞの学者が言うには太陽が様々な色の光を発していて云々(忘れた)



海に出るのは、船に乗るのは初めてでない。前にエルフの国へ交渉しに行くときも使った。



問題なのは





「船医様!ピーターの野郎、水虫が酷いらしいんだ!」



「ああ、そうですか…よし、ピーターの足を切除しましょう。


ピーターに酒を飲ませた後、バケツ被せてハンマーで殴って気絶させてください」



「おう、ピーター良かったな!すぐ水虫良くなるぜ!」



「止めてくれぇ!俺が何をしたんだあああああ!」




…このクソ共と一緒なことだ





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・2日前 カルロタ商会 執務室





「アロンソよぉ…お前の仕事ぶりは買っているんだ私は」



はい。この眼鏡(社長)が微塵もそんなこと思ってないのにお世辞を言う。



はい。ヤバい。はい。死刑…



クソ、冗談じゃない。何でこんなチンピラ紛いに朝っぱらから脅されねばならんのだ。



ちゃんと(手抜きで)仕事はしているだろ!





「というわけでこの件はお前に頼むつもりでいる。明らかに専門外なのは承知だが…


聞いているのかアロンソ?」


いかん。何かほざいて…言っている。


紳士的になれ目の前の相手をレディ()だと思いこむんだ。




「は、はい。何でしょうかカルロタふぜい…様」


危ない危ない。うっかり本音を言ってしまうところだった…




「何か言いそうにならなかったか?」


地獄耳だなぁ。この眼鏡。




「いえ、何も。件については了解しました」




とりあえずあの件なんだろうし、頷いとけば誤魔化せるだろう。




もっと税金の見積安くしとけだろう?




わざと見積もりをほんの少しだけ高くしておいたからな。


既に訂正した書類は用意してあるから、


今日は仕事しているふりして利きコーヒーを楽しむと決めているのだ。


我ながら完璧な作戦よ…




「そうか。わかった」


よし、誤魔化せたな。とっととコーヒー飲んで昼寝でもしよう。




「では、紅茶狂い(エルフ)の国にコーヒー専門店を立てるつもりのクソを殺してでも連れて帰ってきてくれ。


最悪戦争になるかもしれないからな」




…はぁ?




何で無茶苦茶貴重な人材を無茶苦茶適当な理由で飛ばしたか

何でわざわざ遺体持って帰れという命令出すのか

次回へ続く


解説

エルフの国

ほぼ森。ただその森の奥で発生しているらしいものが原因で

人間も住みにくいというか人間は長期間はいられない国。下手したら死ぬ。

陸路だと非常に遠い上に、険しすぎるドワーフの山脈を越えなければならない。

人類衰退期にはエルフの存在すらほぼ忘れられており、

現在では森の奥で何しているのかとか誰も知らない。

紅茶狂い。コーヒーは死ねな国。表向きは紅茶しかない。

どうやってエルフ生きているのか誰も知らない。

食事は人間の国にくれば普通に食べる。

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