彼は王族を憎んだ
生まれつき呪いにかかっている青年アステールは、いつか王族を殺し、虐げられる民草を護れるようにと、血を吐き汗を流し強くなった。そんな彼はある日、魔物の大軍に遭遇し、それに追われる傷だらけの青年に会う。青年は言った。「オレはこの国の王子……の影武者。恥を忍んであんたに頼みたいことがある」。――王子を救ってほしい。哀れな民草の青年と、憎むべき王族を、救うか、見捨てるか。葛藤を続ける彼は、青年と共に旅に出て、仲間と心を通わせ、その中で自分の本当の定めを知ることになる。
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