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醒眼族の異世界学園覚醒譚  作者: 天御夜 釉
第2部、第4章 天才鍛冶屋は、色々とチート持ち。…しかも、俺と同類…。
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おねむリンセル

リンセルファンの人は感想にて挙手をお願いします!


というわけで、今回は現在人気投票で1位を獲得しているリンセルのお話。


最後まで読んでいただければ光栄です!

 リンセルの一日は、ほのぼのとしている。


 朝は比較的早いが、まどろみに包まれて何度も寝るのが彼女だ。


 ひどいときは、「ふにゃぁ…。」と言いながら俺をも巻き込む。


 …あれ? 去年はそんなことなかったのにと思いつつ俺は彼女につきあうことにしている。





「ラン君? もう起きるの…?」

「リンセルが寝るんだったら、つきあうけど?」


 今日もだ。

 まあ、土日なので問題はないのだが。


「腕枕を希望します。」

「却下します。さようなら。」

「ふぇぇ…。」


 そんなことを言いながら、彼女を引き寄せる。

 とたんに、彼女の着崩したパジャマが目に入った。


「…冗談だよ。」

「…ふふ、優しいねラン君。」


 と、リンセルは俺の視線に気づいたようだ。

 まあ、ショートなので足は隠しようがないが。


「…見せてっていってくれれば、幾らでも見せてあげるのに…。」

「…わざわざ言うのも恥ずかしいだろ? 見せてもらうんじゃなくて、見えるのが魅力なんだろう?」

「へんたい。」


 グサッ。

 結構突き刺さったが、気にしないことにしよう。


「…でわ、また起こしてね…。」


 そして、また寝てしまった。









「ふにゃ、おはよぉ…。」


 午後3時である。

 そしておはようではないっ!


 ちなみに、俺も巻き込まれた。

 俺は寝てなくて、リンセルの髪の毛を撫でてたけど。


「お、おはよう?」


 クインたちが戸惑っている中、リンセルはマイペースに顔を洗いに行った。


 帰ってくる頃にはシャキーンとなっている。


「ええと、朝ご飯。」

「どうぞ。」


 アンセルが作ってくれていたらしい。

 サンドイッチだった。


「ラン君も食べよ?」

「ああ。」


 リンセルから差し出されたサンドイッチを受け取り、咀嚼する。

 …アンセルが作った奴だな。これ。甘くない。

 前世あっちで食べた味を、再現してくれた奴だ。


「アンセル、ありがとう。」

「いえいえ。」


 アンセルは俺が食べ終わるのを確認して、もう一つ差し出した。

 …食えと。


 そう思いながら、口に含む。

 そのとたん、イチゴと生クリームの甘い香りが広がる。

 …これはクレインクインの。


「クイン、サンキューな?」

「ああ、味はどうだった?」

「美味しかったよ。」


 クインが上機嫌になった。

 …まあ、今日は手を怪我してないみたいだしよかったな。


「はむはむ。」


 隣で、リンセルがサンドイッチを頬張っている。

 …ハムスターを連想させる愛くるしさ。

 …小動物だ。絶対に小動物で、炎焔をまき散らす危険人物だと誰が予測するだろうか?

 しないに決まっている。


 そして、リンセルはモテる。

 今では公式にレイカー家が発表したため、少なくなったが。

 …去年は連日、告白をしては男たち…は玉砕を繰り返していた。

 俺ですら、その数が20を越えたあたりから数えるのをやめたくらいで。


「今日はもう寝る…きゅん。」

「寝るなよ? 絶対に寝るなよ?」


 まだ寝るの?


 …起きろ起きろ。

ありがとうございました。


ちなみに僕は、おきたら夜の6時だった、という事が一回ありました。


最近は3時寝7時起き、少し健康に悪いですね。

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