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それから
どうするか、と尋ねられたモモはしばらく考えた末、
「どこにも行きませんよ。拾ってもらったご恩もかえしていませんし」
そう答えた。
「そう、か」
胸に過ぎったのは安堵だったのだろうか。
「もうモモは、以前のモモじゃなくなったので、ご主人に対するラブが減ってますけど、構いませんか?」
どことなく不安そうなモモに頭を撫ぜてやる。
「だったら、これから二人で増やしていけばいいんじゃないか?」
「もう、そういう所が酷いんですよっ」
拗ねた様に、照れたようにそっぽを向くモモ。
どちらからともなく、笑いがこぼれる。
「絶対に、ご主人をゆーわくしてみせますからねっ」
「俺から離れられないようにしてやるよ」
笑い声は、遅くまで響いていた。
「あ、お隣さん。夜分は騒いですみません」
「え、いえお盛んってわけじゃ」
「若いとかって、関係ないですから!」
「誤解、誤解ですって!」
これからは、すこし周囲の事に気をつけることにしよう。
短いですが一つの区切りということで掲載しました。
次回からは新しい章が始まりますので、ご期待ください。




