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すれちがったおもい〈ノンフィクション〉

作者:

どうも。この本の筆者の桜と申します。


私が書こうと思ったのは、今自分の中にあるモヤモヤとしたやるせなさや、後悔している気持ち、複雑な感情をどうにか放出して次に進むため、そして、1つの人生経験として残しておきたいと思ったからです。

私は今度、高校生になります。そのためにも、この「小説家になろう」を利用して、今考えていることを、徒然なるままに(笑)、書いていこうと思います。


タイトルを見れば分かりますが、これは1人の女子の恋模様です。

まあみなさんからすればどうでもいい話ですが、開いてくださった方は、最後まで読んで頂き、共感などの感想を残していって欲しいと思っています。よろしくお願いします。

(今桜のメンタルはそこそこやられているので、連載はしばらく書けないかと思います。ごめんなさい。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



私は、遠距離片思いをしていました。

短編小説でのっけているのであまり詳しく話しませんが、その人を1年生の時、習い事で少し親しくなって、好きになっていました。

この時、私の学校のクラスメートに、M君という男子がいて、私はその人とすごく仲良くなりました。テストや内申の点数で競ったり、秘密を共有したりしました(とはいっても、秘密はM君が視力落ちてることで、今はバレてますけど)。M君と関わる中で、私は他の男子とは少し違う特別な何かを感じていたと思います。

しかし、私は別に好きな人がいるので、これは恋愛感情ではないと考えていました。

それに、前期から後期になるにつれて、少しM君の態度がよそよそしくなっていたので、何か気を悪くすることをしたのか、嫌われたのかなとも思い始めていました。


2年生ではM君と別クラスになって、春に遠距離片思いの人と再会し、私の恋愛感情は高ぶっていました。

M君とは2年生でも、ごくたまに教室に顔を出しに来ていたので、ほんの少しですが会話を交わしていました。


M君は学級委員をやっていて、受験生になるまで塾に通わず、塾に通っていた私と十分に競えるくらいの成績優秀な人でした。

特に私の苦手な数学が得意で、スポーツも出来、とても優しい性格から男女関係なく信頼の厚く、友達が多い人でした。

私はそんな彼を人として、勉強のライバルとして尊敬していました。


3年生になって、私はM君と再び同じクラスになりました。

しかし、1年生の時のように親しくはなれませんでした。

そして、コロナの影響で遠距離片思いの人と会える機会が次々と失われていき、私のその人に対する恋愛感情はいつの間にかほぼ無くなっていました。


M君は男子と群れ、私は女子と群れ、最初は全く会話をしない日々が続いていました。


ですが、修学旅行実行委員にお互い所属していたことから、集まりの時でやっと会話をすることができました。6月下旬だったかと思います。

実はここまでにM君は私が通う塾に入ってきていて、いろいろ聞きたいことがあったので、実行委員の時のみ、私はM君とたくさんおしゃべりをしました。私は正直、もっとM君と会話をしたいと思っていました。でも、若干嫌われてるかもしれないとおもうと、なかなか実現に動く勇気はありませんでした。


しばらくして、定期テストの休み時間の時、M君が前の席にいた女子と話をしているのを目にしました。

私はその瞬間、モヤッとした、怒りのような、不思議な感情を覚えました。


“私のほうがその子よりも本当は仲良いのに。”


私の中に芽生えた感情、それは、嫉妬でした。

自分でも驚きました。まさかM君に嫉妬するなんて。

M君は男女関係なく接する人です。女子と話すのはM君においては自然な事なのです。

でも、私はそれが気に入りませんでした。なぜでしょう。


M君は変わりました。

1年生の時に比べ、背は高くなり、足も速くなり、全体的により男らしく、大人っぽくなっていました。

そして、何よりM君は優しい性格なのです。陰キャ、陽キャ、男女関係なく、みんなと親しい人なんです。私とも親しくしてくれました。


私は、M君のことが、人としてではなく、

異性として好き。


私は心の中で、そう確信しました。


私は親友に毎日のように恋愛相談をもちかけていました。

SNS上でも、学校でも、どのようにしていればいいか、向こうの脈ありサインは出ているのかなど、たくさんのことを相談しました。

実は、M君からも、私に対するアピールのようなことをしている疑惑が浮かんだのです。

そして、高校も同じであることが分かりました。

私の恋愛感情は、さらに大きく、高ぶっていきました。


学校や塾で、目が合うことが多く、寄せ書きも、お互い緊張しながら、書いていました。(多分)


私は告白されたいと思っていたのですが、向こうからそのようなアクションが来なかったので、卒業後、しびれを切らした私は、


M君に告白することを決意しました。


LINEを交換していたので、LINEで元気かどうか聞き、最初はゲームの話で盛り上がりました。

やりとりの間、私の体は震え、心臓はバクバクと音をたて、手汗が止まりませんでした。文字を打つのをいつもより多く間違えました。


そして、好きな人の話になりました。

私はM君に聞きました。

「好きな人ってうちのクラスにいたの?」


「いない」


これがM君の答えでした。


ショックを受けそうになった瞬間、


「好きだった人はいる」


と、送られてきました。


私はすぐにその人が誰か分かりました。


「高校一緒なの?」


「言うか」


「言って!」


「いやだ」


「その人とは片思いなの?」


「多分そうじゃないの」


「もしさ、その人と今両思いだったらどうする?」


「付き合うって言って欲しい?

でも、付き合うっていっても何すればいいか分かんない。」


と、やりとりは続いていきました。

そして、私の好きな人を当てるようM君に言いました。

ヒントを出していき、


「もう分かったでしょ」


「あのさ」


「はい」


「もしその人にフラれたらどうする?笑」


「こんなにいい人もう出会えないかもしれないし、フラれてもいい!ていうか、受け入れてくれると信じてる」


「じゃあ、答え言うね」


「う、うん」


「俺」

「うそ」

「冗談」


「いや、あってるよ」

「私はM君のことが好きです」


私はとうとう、告白しました。

少し間が空いて、なんと、こんな言葉が返ってきました。


「1年の時ならオッケーだしてたかもね」


そうです。

好きだった人というのは、私だったんです。

私の心はきゅうきゅう締め付けられていきました。

後期でよそよそしくなったのも、私のことが好きだったからだと、その時ようやく分かりました。


しばらくたって、M君の出した答えは、こうでした。


「これから高校入ってさ、どんな感じか分からないし、いろいろ不安なこともあって、そういう事に時間を費やすのはきついと思うんだよね。それに、君も高校で俺よりいい人に出会うかもしれないからさ、

半年から1年くらい待ってみて、それでもまだ俺のこと好きだったらまた告ってよ」

「今は答え出せない許してや。ごめんな」


私は、M君の言っていることに納得しました。

これから新しい環境に慣れるのに、恋愛をしてる余裕が無いこと。それは、私にも言えます。

そこで、私は我に返った気がします。M君が、気づかせてくれた。

このメッセージを見て、私はなんだか清々しくなりました。


「ううん、大丈夫。

真剣に向き合ってくれてありがと!」


「気持ちはちゃんと受け取ったから!」


「うん。

あ、高校ではいつも通り接してよね」


「そりゃあもちろん!」


「高校でもよろしくね!」


こうして、M君との1時間半に及ぶLINEのやりとりは終わりました。



私は、M君とのやりとりを相談した親友たちに報告しました。

親友たちは優しく、私にたくさんの励ましの言葉をかけてくれました。



その翌日、私は改めてM君とのやりとりを見返してみました。


「1年の時ならオッケーだしてたかもね」


この言葉を見て、私は辛くなりました。


今考えてみると、私は1年生の時からM君を好きだった気がします。

遠距離片思いの人は、誕生日が同じなのをきっかけに意識するようになりました。

それを考えると、私はその人に対して深い思い入れをしていなかったんじゃないか。そんな風に思いました。


実際、1年生の時に、M君が私のことを好きなんじゃないか、そんなことを考えたことが何回かありました。

でも、こんな自分がM君に釣り合うわけがない、そう言って、自分の本当の気持ちに蓋をしたまま、遠距離にいる人に逃げていた。


私は、最低でクズな女であることが唐突に分かったのです。


もっと正直になっていれば、私はM君と一緒になれたかもしれない。


私は後悔してもしきれませんでした。

自分をとても情けなく思いました。

そして、イエスでもノーでもないM君の出した答え。


清々しかった気持ちは、次第ににごっていきました。

壊れそうな自分の心に、


「泣きたい時は泣いていいんだよ」


親友のLINEが届きました。


これを見て、私は思わず泣いてしまいました。


卒業式で全く泣かなかった私は、他に誰もいない家の中で、静かに涙をこぼしました。


後悔の気持ちは、今でも湧き続けています。

親友のみんなは、いつでも相談にのると言ってくれました。

私は本当にいい友達をもったと思います。



でも、これは仕方のない事なのです。

今からお話する内容は、黒歴史で友人に最近やっと話したものなので、匿名であるなろうをお借りして書かさせて頂きます。



私には、1つの辛い失恋がありました。


とはいえ、小学4年生から5年生にかけての話になるのですが、私には、K君というそれはそれはとても仲の良い友達がいました。

放課後の預かり施設をお互いよく利用していて、4年生はクラスが同じだったのですが、基本的にはクラスよりも施設で話したり遊んだりする事が多かったと思います。


私は、K君と関わっていく中で、他の男子たちとは違う感情が芽生えていました。 でもそれは避けられなかった事なのです。


皆さんも私になって考えてみて下さい。

K君とは施設に一緒にいた日はいつも一緒に帰っています。

とはいえK君の(マンション)は施設からものすごく近いので、家の前で30分近くお話をしていました。それがほとんど毎日ありました。

家の表は信号があったり人が多く通るので、あまり人が通らない静かな裏側に回って、K君は三階のベランダから顔を出し、私はK君を見上げて、まさしくロミオとジュリエットの逆のようにして話をしていました。

その会話の中で、あめを何個かもらったり、K君は5年生で転校したのですが、転校前に朝顔の種をくれたりしました。

マンションの裏側の前の通りで2人だけでランドセルじゃんけんもしました。

私が学校を休んだ時は、回復して学校に来た日にどうしたのか聞いてくるのです。

どう考えても他の女子には絶対しない、私を特別扱いするかのような事をK君はたくさんしてきたのです。

おまけに根はひねくれてるけど、優しいこともあるので私はどんどん惹かれていってしまいました。


4年の宿泊体験で同じクラスの同じ部屋の女子に(K君好きなの?)と聞かれたので、その時純粋な私は正直に答え、いきさつもありのままに語りました。もちろん、絶対言わないでね、と女子のみんなに言いました。


しかし、4年生がそんなことを守れるはずもなく、いつの間にかクラスの全員、学年にも噂は広がっていました。ただ、K君にはまだバレていませんでした。


ところが、ある日の給食で、その時は私とK君はたまたま隣の席で食べていたのですが、どういう流れかは覚えていませんが、


クラスのみんながK君の前で私の好きな人をバラしてしまったのです。

私はものすごい恥ずかしさと絶望に襲われました。

しかもご飯の最中です。

本当に嫌で仕方がありませんでした。

そこから私のちょっとした人間不信が始まったのだと思います。


その日の放課後でしょうか、K君は私にこう言いました。


「確かに親しい仲だったとは思うけど、好きとかそういうんじゃない」


これが私への最後のとどめでした。

じゃあ、男子にとって好きとは何なのでしょうか?

好きな人にはどうするのでしょうか?

K君はまだ恋愛感情とかが芽生える時期に来てないと考える人もいるかもしれませんが、K君にはすでに好きな人が普通にいて、私には2番目に好きな人を教えてくれました。

私には訳が分かりませんでした。

その後にK君は転校したので噂もほぼ無くなり、私も失恋から立ち直る事が出来ました。



M君も、同じ状況でした。

優しくて、他の男子とは比じゃないほど親しくなりました。

きっと好きになっていました。

でも、本当に好きになって止まらなくなってしまう前に、私は踏み入るのを自分で止めました。

何せ、あの出来事から2年ほどしか経っていないのですから。





絶対違う、そういうつもりでM君は接してるんじゃない。

そう考えるから勘違いするんだ。

頭を冷やせ、自分。














私には、1つの疑問があります。

M君が出した答えの真意です。

あのような事を言ったのは、高校生活の慣れ以外にも、何かある気がするのです。

男子の人に特に聞きたいのですが、どんな心理であの答えに至ったのでしょう。

そして、M君は時間がたってまた告白してと言いました。

私はキープされているのでしょうか?

M君には他に好きな子がいて、保険で私を保留にしているのでしょうか?

でも、M君はちゃんとした人なので、そのような可能性はないと思っています。でも、0とは言い切れません。


もし、読んでくれた方で考察をたてた方がいたら、私に教えて欲しいです。


 



私はひどいことをしました。


でも、私は前へ進みたい。


遠距離片思いはもちろんやめます。


まだ完全にフラれていないなら、私は諦めない。


勉強、部活、そして恋愛。

私は全てに全力を注いで生きていきます。








これからの1年間、まだ私の青春は始まったばかり。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

アドバイス大歓迎です。

感想お待ちしています。

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