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小説を書くときに使える難読漢字・表現 ー興奮ー

作者: 夏野漣


感極かんきわまる……非常に感動することです。日常会話でこれがサッと出てきたらかっこいいと思います。個人の見解です。

例文:感極まって涙した。

頻出度★★★

興奮度★★★


激情げきじょう……激しい感情のことを言います。そのまんまですね。どちらかと言えば怒りによる興奮を指す言葉です。

例文:彼は激情に駆られるままに行動した。

頻出度★★★

興奮度★★★


激昂げきこう……感情がひどく高ぶることです。どちらかと言えば怒りによる興奮を指す言葉です。

例文:彼の態度に彼女はより一層激昂した。

頻出度★★★

興奮度★★★


血相けっそうえる……顔色を変え、感情が大きく動くことです。

例文:彼は血相を変えて襲いかかってきた。

頻出度★★★

興奮度★★☆


恍惚こうこつ……心奪われてうっとりすることです。単に興奮するというよりか、胸中が神秘的なものに満たされて快感を覚えるといった感じですね。表情としては、催眠術にかかったような感じでしょうか。

例文:彼は恍惚とした表情を浮かべていた。

頻出度★★★

興奮度★★☆


高揚こうよう……精神や気分が高まることです。「高揚感」や「高揚期」など、様々な形で使われます。

例文:きれいな景色を見て、気分が高揚するのを感じた。

頻出度★★★

興奮度★★☆


声涙せいるいともにくだる……憤りのあまり、涙ながらに話すことです。めったに使われませんね。

例文:声涙ともに下る彼を見た。

頻出度★☆☆

興奮度★★☆


たかぶる……精神や気分が高まることです。

例文:好敵手と相見え、感情が昂るのを感じた。

頻出度★★★

興奮度★★☆


血眼ちまなこになる……非常に熱中することです。非常に怒ることも言います。

例文:迷子の子を血眼になって探した。

頻出度★★★

興奮度★★★


陶酔とうすい……心奪われることです。酔いしれるといった感じですね。

例文:喜びと興奮の陶酔に包まれた。

頻出度★★☆

興奮度★★☆


熱狂ねっきょう……非常に興奮することです。これはよく使いますね。

例文:戦争は国民を熱狂の中に誘導することが重要である。

頻出度★★★

興奮度★★★


ねつげる……夢中になることです。風邪を引いたわけではありません。

例文:応援に熱を上げた。

頻出度★★☆

興奮度★★☆


肺腑はいふく……心の底まで響くこと、深い感銘を与えることを言います。そもそも、肺腑が心の奥底という意味なので、そこを衝くのですから、この意味で納得ですね。

例文:彼の話し方は私の肺腑を衝いた。

頻出度★☆☆

興奮度★★☆


目頭めがしらあつくなる……深い感動のために涙を浮かべることを言います。

例文:彼の行動に、目頭が熱くなった。

頻出度★★☆

興奮度★★☆


躍起やっきになる……むきになる、必死になることです。

例文:それとなく尋ねてみたら、彼は躍起になって否定した。

頻出度★★★

興奮度★★☆

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回の投稿は2月28日12時頃を予定しております。

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