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小さな恋

作者:

僕が図書館で会って雑談した女性に恋をした話です。

けれど、一期一会の悲しき恋です


もう、恋は出来ないと思っていた

けれど僕の中でただ1回だけ会話をして

少しの時間を共に過ごした女性に恋をした

それまでの僕は愛した人に裏切られ自己嫌悪していた

そんな1回だけで本当に馬鹿な奴だ・・・

会話をしている時はこいつとは一期一会だと思って言いたい事や

どうでもいい事を雑談していたそれに互いに何処の生まれで何処の何々さん

なんて明かさなかったそれなのに1回会話してただけでこいつとは友達になれると

会話の中で何度も思ったけれど本当に一期一会だった

会話をした場所に足を踏み入れてももう、彼女の姿は何処にもない

翌日になって昨日会話した彼女の事を何度も思い出してる僕が其処にいた

もう、会えなくなってもきっと何度も思い出すだろう

1回だけの会話がこんなにも楽しかった事はない

彼女は僕の事を『天の邪鬼』と何度も僕の性格を少し笑った顔で言った

彼女にとっては味のない雑談に過ぎなかっただろう

それでも嬉しかった僕が気にしてその場を

後にしようとした時、『気にせずもう少し居ればいいじゃん』

と僕に言ってくれた時、僕は少し嬉しかった

けれど本当に一期一会だった・・・

同じ曜日に同じ時間に同じ場所に足を踏み入れても

もう、会えないだろう・・・

会えたとしても其処には彼氏もいて輝いてる彼女の姿が

居るだろう・・・その時、僕は彼女の相談役になれたらなりたい

こんな臆病者、誰も好きになってもらいたくない

本当は彼女が誰を好きでも誰を嫌いでもただ又、話したい

色んな事。

彼女が『天の邪鬼』って言って僕に笑いかけてくれるだけでいい

又、会えたら彼女の事をいろいろ知りたいし自分の事も

あんまり恥ずかしがらずに話したい

名前と連絡先も知らない彼女と再会して互いの心の内を語りたい

そんな風に強く思ったのは最初で最後だろう?

何度も自分に言い聞かせた一期一会だったから話せた

一期一会だったから又、会いたいって思えたんだ

この先も心の中で彼女が膨らんでもそれでいい

ただ僕にとっては小さな恋なのだから

本当に馬鹿な自分だって思うけど

これでもいい友達にはなれたと思ってる

それでももう、会う事も話す事ももうないどろう

ただもう一度会った時、あの時の雑談は楽しかったよ

って言えたらきっと少しだけ僕の本音を伝えられるだろう

何で人間って他人からこんなに色んな気持ちを与えられるのだろう?

何時でも僕はそんなことばかり考えて時に他人を嫌ったり

時に他人を強く求めたりする本当に僕達は曖昧で不器用な生き物だと思う

これから先、僕には忍耐力を強く要する出来事が次々と僕に襲いかかってくるだろう

その分、自己嫌悪したり、愚痴を言ったり、弱音を何度も言ったりするだろう

けれど、孤独なのは一人じゃないって何度も思い返すだろう

僕はその分、自分に強くならなくてはと何度も言い聞かせるだろう

誰かに縋りつくのはただの寂しがり屋だそんなんじゃ強くなれない

誰かに強くしてもらってるんじゃなく


つまんなかったでしょ?

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