第十七話 ー ドイツ
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ドイツ ー
ミュンヘンはドイツ南部にあり、金融、交通、文化の中心都市と 言われて久しい。又、ビールにソーセージとグルメな街の感じがする。それはさておき、先ずは急いでユースホステルを見つけて今夜のベッドを確保せねばならない。
Siegestor ー ヴィクトリーゲート
ドイツに行った日本の友人から「ドイツに行くならサウナに行け」と言われていたので、なんでそこまで熱っぽく語るのかわからなかったが、行ってみて初めて理解した。あらましは次の通りだ。
翌朝、ユースホステルの受付嬢にサウナの場所を知っているかと尋ねてみた。「郊外に大きなサウナプールがあるが、普通のサウナなら市内のどこにでもある」と。この近くに彼女の行き付けのサウナがあるということで教えてもらった。
「持って行くものとしてはバスタオルだけど、持っていなければ、当サウナで貸してくれるわ。それから、午前中はじいちゃん、ばあちゃんが占拠しているから、若い女の子がお目当てなら、午後に行きなさい」と。別に若い女の子を探しているわけではないが、彼女の心遣いに礼を言う。
フィンランド式サウナ
街で簡単な昼食をして教えてもらったサウナに行く。レセプションで手続きを済ませて着替え室に行くと男女の部屋が分かれていないのに気付く。すると肌を露わにしたカップルがサウナに行こうとしている。「ええ? これってあり?」と目のやり場に困った。フィンランド式サウナの部屋に入ると数人の男女が局部を隠すでもなくバスタオルを木の床に敷いて気持ちよさそうにからだを横たえている。私も同じようにバスタオルを敷いて横になっていると、次から次へと汗が噴き出し清潔感と爽快感に心が満たされるのであった。
翌日の早朝、オーストリア経由でスイスのルツェルンに行くためにミュンヘン郊外に出てヒッチハイクを敢行した。




