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ファーストキス

更新が遅れて申し訳ありません。

「おーい、起きて、起きて」


 なんだこの声は、どこかで聞き覚えが・・・でも眠いし・・・


「起きて~~~起きて、起きて、起きて」


 眠い、眠い、眠い。


「起きて、起きて、起きて、起きて」


 眠い、眠い、眠い・・・・


「起きて、起きて、起きて~~~~~~」


 ・・・・・・・・・


「うるさ~~~い、黙れ。俺は眠いんだ」


 せっかく、寝ようとしてたのに、こうもうるさくされた眠れないったらありゃしない、というか俺の眠りを妨げる奴は誰だよ。ふざけんな!

 そう思い、目を開けると、美少女いや美少年とも取れる中性的な美しい人がいた。身長は120センチぐらいで綺麗に透き通った白色の肌に、キラキラと輝いて見える長い銀色の髪、手足も細くどこかのお姫様みたいだった。しかし気になるのは目、そう、目だけは身体に、につかないぐらい赤くビックリするぐらいの闘志もしくは男気のようなものを感じさせた。だから俺は外見は美少女に見える彼の目を見て美少年とも取れると思った。というか美少年だと思った。

 しかし、なぜ、このような美少年が俺を起こした、いやというか、なぜに俺は寝ていた確か俺はダンジョン攻略をしてたはずじゃ・・・・・・・・


「やっと、起きたよユウ君。でさユウ君に伝えたいことがあるんだよね」


 ・・・・・・


 ん?何でこの美少年は俺の名前を知っているんだ?少なくとも俺はこんな人知らないぞ。


「あっ、そうだ、ユウ君、人と喋る時は、まず自己紹介をしなきゃいけなかったね、お母さんにもそう言われていたしね、というわけで初めまして、レイラカルマ、10歳です」


 は・・・?は・・・??は・・・???


「レイラカルマって?俺いや、もしかして・・・俺の中にあるもう1つの魂だよね・・・何で、今一緒にいるの?というか俺は今どうなってるんだ?」


 そう思いふと、自分の今の姿を確認してみるとそれは、約16年間付き添って来た前世の体だったのだ。

 なぜ、前世の体になっているか考えること1分

 ・・・・・・・・・・・


「あっ。分かったぞ、前世の体にレイラそして、俺が転生しているということから考えてついでにラノベの知識をふまえて導き出される答えは、ただ一つ。ここは俺とレイラの精神世界とか魂の間的なものだ」


 自信ありげのドヤ顔で俺はそう言った。


「うん、そうだよユウ君、ここは僕とユウ君の精神世界、いや、正確には僕とユウ君の魂を保護する世界だよ」


 やっぱり、精神世界だったか。まあ、だいだい転生系で前世の姿だったら精神世界とか魂もしくは神の間とかだしな、だとしたら、なぜ?俺は精神世界にいる。いや待てレイラがここは僕とユウ君の魂を保護する世界といってたな。となると魂を保護しないといけない理由があるのか、確か俺はイトと一緒に100階層のボスに挑むところだったはず、じゃあなぜ・・・・・・・・・

 駄目だ考えても分からない、あ~どうしよう。


「お~い、ユウ君また考え事してさ、もう分からない事は今から僕が伝えるからさ、一度僕の話を聞いてよ」


 あっ、確かにそうだな、自分じゃ分からなければ分かっている人に聞くに限るしな、取り敢えず、レイラの話を聞こう、考えるもはそれからにしよう。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥って言うしな。いや?意味違うか。まあいいや。


「分かった、レイラの話を聞くよ」


「ほいほい、オッケー、じゃあ今からユウ君に悪い話を伝えるね。ユウ君、悪い話ってのはね。実は今ユウ君は死にかけてま~す、まあこれ、明るく言ってるけどユウ君が死んだら僕も死ぬんだけどね。ハハハハハハハ怖い~~~。で。話を戻すとユウ君は100階層の強ボスの攻撃で肉体の3分の1がはじけ飛んだから死にかけてるのだけど」


 ・・・・・・・・・・・・は?


「えっ、俺死にかけてるの?というか肉体がはじけ飛ぶってやばくない」


「うん、相当やばいよ。でも、ユウ君はエクストラスキル再生を持っているから、時間がたてば再生するよ。でも、ユウ君は強ボスの目の前にいるんだよ。だから再生するまで強ボスが待ってくれるわけがない。つまり、あっけなく殺されるってこと」


 ・・・・・・


「えっ、俺って殺されるの」


「うん、今のままだったら、でももしかしたらユウ君を死なせずに済むかもしれないんだ、その、方法は・・・僕とユウ君の魂をつなげるんだよ」


「魂をつなげれば、俺もレイラも助かるのか」


「うん、そうだよ、じゃあ、早速魂をつなげようか」


 そう言うとレイラが俺に近ずいて俺の頭に手をかけながら自分の顔を近ずけて来る。


 ・・・・・・

 10秒の沈黙、しかし俺にとっては1分以上に感じてしまった。


「どうしたのユウ君、早くキスしてよ」


「えっ、もしかして、魂をつなげる方法ってキス」


 と、恐る恐る聞いてみるとレイラが


「うん、そうだよ」

 という、無慈悲なる答えが返って来た。

「レイラ、キス以外の方法はある?」

 と、もしかしたらという希望を持って聞いたら。


「ないよ、というか魂をつなげる方法とか、この場所とかは全部遊戯神様が教えてたくれたんだよ」

 何故だろう、キスをためらってる俺の姿を見て楽しんでる神の姿が目に浮かぶ。そして、あの不名誉極まりないクソ称号が頭をちらつく。あのクソったれの神が、しかし、ここでキスしないと死んでしまうのなら、俺はレイラとキスをするしかないな、というかファーストキスが男って辛すぎるやろ、まあ、見た目は美少女やけど、いや、というか、落ち着いて考えたら何年も俺この体で過ごしているわけだから、自分の身体と自分の身体でキスをするようなものだぞ。うん、辛い。辛すぎる。ファーストキスなのが余計に辛い。


「ユウ君、泣いてるけど、どうしたの」


「ごめん、レイラ、ファーストキスが男の子だと、思うと悲しくなってきて」

 泣きながらそう言うとレイラがはにかむように笑って言った。


「何を言ってる僕は女の子だよ。もうユウ君ったら困っちゃうよ」

 という衝撃発言をした。


「へっ、レイラって女の子だったの」

 そんな間抜けな声を漏らす。


「うん、そうだけど、どうかしたのユウ君、顔を赤くしてさ」

 えっ、俺って赤面してるの、確かにレイラは可愛いそんな相手とキスできるんだと思うと赤面ぐらい当たり前だ、しかし、レイラは同じ体で一緒に約5年間も一緒にいた、そう、一心同体なのだ、そんな相手にって、ちょっと待てよ、レイラの体の時、もちろん着替えなどもした、その時はレイラの体に男のアレはついていた、それならレイラは男なんじゃ・・・あれ?おかしくない?


「レイラの体で着替えた時、男のアレはついていたぞ、それなのにレイラが女の子っておかしくない」

 と、思い切って聞いてみたら。


「ユウ君、そのの理由も、遊戯神様が教えてくれてて、ユウ君の魂と僕の魂の2つの魂があるんだけど、僕の魂は女の魂でユウ君の魂は男の魂みたいで、だからそこで、ユウ君の魂が体の主導権を握っていると男、僕の魂が体の主導権を握っていると女になるんだって」

 何となく分かったようで分かんない説明だな、まあそれは何か機会があれば遊戯神様にでも聞くとして、レイラは女の子なんだ、そう思うと、キスしてもいいか、だが、仮にも自分とキスするもんだぞこれ、だ~~~、クソったれちくしょうどうすればいいんだ、そう、考え込んでいると。


「ユウ君、僕の顔を見て」

 そう、大きな声でレイラが言うから顔を見ると。


「ンッ」

 という、可愛い声でレイラが俺にキスをする。{少し甘い味がした}その瞬間レイラの体が光に包まれて俺の中に吸い込まれていった。

何となくで悪役令嬢物の短編を書きました。

もしよろしければ読んでみてください。

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