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26【猟友会?】

かなひなコンビのかな担当

桜ヶ丘かな、この話の主人公で高校1年生

狩猟に興味が無かったが、とある事がきっかけで猟師を目指す事となる

勉強&運動は中ぐらいの至って普通の女の子である


かなひなコンビのひな担当

小倉ひな、同じく高校1年生

勉強&運動はダメダメだがそれらをカバーする天然属性の元気っ子

かなに比べ女子力は高いが元々の女子力が低い為どんぐりの背比べ状態である

最近かなの勧めてと言うなの策略にハマり二輪免許を取得した

そして今は銃砲所持へ向けて勉強中


そんな、かなひなコンビが織り成す学園狩猟物語

「かなちゃん見て見て!」


教室に入ってくるなり開口一番で駆け寄ってくるひな

※現在かなはひなと違いバイクが無い為バス通学である

ひなは元気よく嬉しそうにそして自慢気にスマホの写真を見せてきた

中身は先日受けた罠猟と第二種銃猟の合否の結果であり

画面には満面の笑みで映るひなの姿があった


「おおー受かったんだおめでとう」


「うんありがとう」


「じゃあ後は所持許可だけだな」


「うん」

そう言うとひなは少し照れながら何かを催促するかの様にかなの前に手を出した


「うん?なにこれ?お手?」


「ち、違うよ!合格のお祝いが欲しいなぁーなんて」


「合格祝ってそもそも試験当日会場までどころか1日付き合ってあげたじゃん?

朝無理矢理起こされてさぁー」


「いやーまぁーそこはほら友達じゃん?それに悪いと思ったからお昼ご飯奢ったじゃん?」


「まぁーその後帰りのカラオケは私が奢った訳なんですけどね」


「ウッ!いやまぁーそれはそれこれはこれだよー」


・

・・

・・・お昼休み


「ほらどれがいい?」

かなが自販機に小銭を入れ購入を促す


「えっ!?奢ってくれるの?」


「しゃーなしな」


「やったーありがとう、かなちゃん大好きー」

ひなは嬉しそうにジュースを選んだ


「そう言えば爺ちゃんがそろそろ猟友会に顔出せってさ」


「猟友会?」

ひなは不思議そうに尋ねる


「うん、ひなは入るだろ猟友会?」


「ねぇーかなちゃん猟友会って何だっけ?」


「いやいや前に話したじゃん」


「あれそうだっけ?」


「また忘れたのか仕方ないなー

猟友会ってのは野生鳥獣の保護、狩猟事故・違反防止対策などの活動、日本国内における狩猟者のための共済事業を行っている法人であり狩猟者同士の大事な繋がりでもある」


「へぇー」


「へぇーってひなは猟友会入らないの?」


「かなちゃんはどうするの?」


「私は入るよ、家族全員入ってるし」


「じゃあ私も入ろっかなー」


「因みに年会費として一万五千円程掛かります」


「・・・お疲れ様でした」

そそくさと帰ろうとするひな


「待て待て待て話を最後まで聞け」


「無理無理そんなお金無いよ」

まぁー確かに学生身分の自分達には痛い出費であるが払えない金額ではないのだが…


「大丈夫、必ずしも猟友会は入らなくちゃいけないわけではないから」


「そうなの?」


「猟友会はあくまで任意だから入るか入らないのかはその人次第だから」


「へぇー」


「入るメリットとして各種手続きの代行、ハンター保険への加入、火薬類の無許可譲受票、有害鳥獣駆除などがあるんだけどコレらがメリットに感じなければ入らなくてもいいし会議などで集まったりするから団体行動が苦手などの人には無理強いする事は無いしハンター保険も個人でも入れるから狩猟するには困らない」

ハンター保険、狩猟者登録する際に必要になる3000万円以上の保障が可能な損害賠償能力の証明書であり何か事故があった際に3000万円をポンと支払えるなら入らなくても問題無い

火薬類の無許可譲受票、弾薬を購入する際に必要になる書類

通常は警察署にて猟銃用火薬類等譲受許可申請書の許可を貰わないと購入出来ませんが無許可譲受票を持っていれば300発まで申請せずに購入する事が出来ます

普通に狩りをする分には300発で事が足りると思います

因みに猟銃用火薬類等譲受許可申請書は手続きに2400円掛かります

有害鳥獣駆除、駆除隊員として猟期以外の期間に有害鳥獣を駆除する事が出来ます

少なからず報酬もでますが新米の私達には当分関係ありません


「後はハンター同士の出会いの場でもあるかな?」


「えっ!?出会いの場!?」

おとめ全開で聞き返すひな


「そうそう、出会いの場出会いの場」


「えーもしかして優しい先輩とか居るの?」


「ああ居るよ一杯居るよー」

殆どが60歳以上で若くても40代だけど今は黙っておこう


「それと帽子とベストも貰えるよ」


「ああっあのダサいベストね」

ひなが言うダサいベストとは猟友会に入ると貰えるオレンジ色のベストの事で確かにオシャレでは無い

どちらかと言うとアレは他の狩猟者からの誤射を防ぐ為にあえて派手目な色にして視認性を高めている

因みに猟にでる際に必ずしも着なくてはいけない訳ではなく市販のベストを着ている方もいます

まぁーアレを着ていれば一発で猟師と分かりますから便利ちゃ便利、使い勝手も良いし


「まぁー確かにオシャレでは無いがそれなりに便利なんだぞあれ」


「えーそうなの?」


「無理強いはしないよ、銃砲店で自分好みのを選べばいいしさ、猟友会にメリットを感じれば入ればいいし感じなければ入らなければいいし取り敢えず今度見学しに行こうぜ」


「わかったよ」


こうして二人は後日猟友会へ見学に行くのであった

そしてその日から数日後にひなの所持許可が下りたのであった

感想&ブックマークも気軽にお待ちしておりますのでよろしくお願いします。

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