表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/26

19【空気銃】

かなひなコンビのかな担当

桜ヶ丘かな、この話の主人公で高校1年生

狩猟に興味が無かったが、とある事がきっかけで猟師を目指す事となる

勉強&運動は中ぐらいの至って普通の女の子である


かなひなコンビのひな担当

小倉ひな、同じく高校1年生

勉強&運動はダメダメだがそれらをカバーする天然属性の元気っ子

かなに比べ女子力は高いが元々の女子力が低い為どんぐりの背比べ状態である

最近かなの勧めてと言うなの策略にハマり二輪免許を取得した


そんな、かなひなコンビが織り成す学園狩猟物語

プレチャージ式空気銃又はエアライフル

銃本体にはマガジンの代わりにボンベが備え付けられており圧縮した空気で弾を発射

弾はペレットと呼ばれる専用の弾を使用し値段も一発10円前後と経済的である

因みにスラグ弾と言う一発玉は5~600円と高価である、狙う獲物が違うんだけどね


装填方法は大まかに二つあり

一つ目はハンドポンプと呼ばれる自転車の空気入れの様な物で空気を入れる方法

ただ50回程ポンプしないとダメだし空気が入るにつれ重くなるから体力に自信があるなら此方をどうぞ


二つ目はタンクを購入する方法

スキューバダイビングなどで背負っている空気ボンベだね

あっでもスキューバダイビング用のじゃなくてちゃんと空気銃用の奴を購入してね

ハンドポンプと違い補充は秒で終了する手軽さが人気

ただ数年に一度検査を受けるのと値段が高い為、少しでも費用を抑えたいならハンドポンプかな?

でも長い目で見るとタンクかな

必要が無くなれば売却も出来るから、お金に余裕があれば此方をオススメするよ


「因みにひなちゃんが気に入ってる奴は、うちだとボンベとスコープ付きで税込み五十七万だね」


「ううっ流石に手が出ない、もう少しお手頃な物は無いですか?」


店長はうーんと悩むと何かを思い出した


「まだ手元にある訳じゃないのだけど、うちのお客さんで来月に空気銃を買い替える人がいて下取りするからそれなら安く提供出来るよ」


「えっ本当ですか!?ちなみに幾らぐらいですか?」


「そうだねー銃単体で十万そこに整備費やタンクやら諸々を合わせて二十万円ぐらいかな?取り敢えず現物を確認しないと何とも言えないね」


因みにその銃はFX社製の旧モデルであるが威力、軽さ共に申し分なく猟師の中ではまだまだ人気がある空気銃である


「二十万円...バイトをすれば届かない金額では無いけど...

取り敢えずお金が出来たらまた来ます」


「うんそうだね、ひなちゃん達は若いんだから無理をする必要はないからね

余裕が出来たらおいで何時でも歓迎するから」


「あ、ありがとうございます」


こうしてひな達は銃砲店を後にした


【ひなの部屋】


「バイトかーかなちゃんどうする?」


「はっ?」


「バイトだよバイト、何かしたいバイトある?」


「いや何で私がバイトする前提で話を進めてるんだ?」


「えっ!?一緒にしてくれないの?」


「しないけど」


「何でよ、一緒に射撃部復活させるんじゃなかったの?」


「いやいや、勝手に暴走して話し進めてるのはお前だからな?

私は別に射撃部なんて別にどうでもいい」


「ええっ!なんでよ!一緒に射撃部復活させようよ!一緒にバイトしようよ!そして私を甘やかしてよ!」


「おい!最後に何か変な願い混じってなかったか?」


「ねぇ一緒にバイトしようよバイト!」


ひながバイトバイトと連呼しながらかなの袖を引っ張る回す


「まぁ確かに私も最近色々とお金を使って金欠ではあるが、ひなの為に一緒にバイトをするのは釈然としないな

よし、帰るとするか」


帰ろうとするかなの腰回りに抱き付き逃がそうとしないひな


「ねぇーお願い一緒にしよ?

ねぇーお願いお願い!ちょっとだけでいいからさ、ちょっとだけお願い!

ね?先っぽだけ、先っぽだけだからさ!お願いお願い!

かなちゃんはいるだけでいいから!ひなが全部するからね?お願い!お願いだって!かなちゃん!」


そんなひなの抵抗を振り払い部屋から脱出しようとした矢先にとある人物が入ってきた


「フフフッ話は聞かせて貰った!」


「えっ!?おばさん?どうしたんですか?」


「フフフッお二人さん何かお困り事かね?」


「お二人と言うか私だけが困ってるんですけど、取り敢えず助けてくれますか?」


そんなかなを無視してひなが母に助けを求めた


「フフフッならばその願い叶えてしんぜよう!」


「お母さん本当!?」


「いやいやその前に私の腰にしがみついてるひなを何とかして下さい」


「ちょうど畑仕事が有るのでそれを二人には手伝って貰いましょう」


「無視ですかおばさん?」


「やるやる」


「では明日の午前4時に自宅倉庫前に集合で!

あと動きやすい格好で来ること、分かりましたか?」


「了解!」


「ねぇー私の意見は?」


こうして私の意見をフル無視して何故か畑仕事を手伝わされる事となったのであった

感想&ブクマよろしくお願いしまーすヽ(゜Д゜)ノ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ