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興味

更新が遅れ申し訳ごさいません次回はなるべく早く投稿できるように努力します

エイスside


「すまないな貸してやりたいのは山々だが部屋がいっぱいなんだ」


申し訳なさそうに言う店主


「そうかなら宿泊者が1人増えるそれだけは了承しておいてくれ」


「まいどあり……後で毛布やらを運ばせる」


店主の言葉に頷きその場を離れる


しかし……部屋がないか


意外に下の階で苦労しているシーカーが多いのかもしれない


これはかなり厄介な事になるかもしれない


まぁいい……師匠も言っていた状況に納得できないなら牙を剥けそれがダメだったら死ねばいい

言いなりよりはマシだ


実際よく考えれば勧誘してくるって事は力が欲しいわけで……人質とか殺すワケがないのにあっさりと従う意味はない


存分に敵に対して牙を剥けばいい


実際切り抜ける方法はいくらでも思いつくまぁ……自殺はやりすぎかもしれないが


自分の借りた部屋だがノックをする


「大丈夫だよ~」


返事を確認して部屋に入る


「借り主はエイスなんだから普通に入ってくればいいのにねぇリア」


「同感だ少し他人行儀すぎるぞ」


気を使ったのにこの言われようか……おそらく普通に入って着替え中だったりしたらノックをしろと怒られるのだろうなつくづく理不尽だ


「部屋は借りれたの?」


「いや……空きがなった寝具は持ってくれるらしい」


事情を説明し椅子に座る


「部屋がないか……ここのダンジョンそんなに難しかったけ?」

クレトも同じ答えに行きついたようだ


「いや……そこまでではないはずだ」


実際に戦ってみたが敵のレベルは余り変わらない


「う〜んエイスの査定は当てにならないからなぁ〜リアはどう?私達よりはこの都市長いんでしょ?」


失礼な事を言う奴だ


「さぁ……他のダンジョン都市に行った事がないからわからないが……今のところ強敵は先程戦った騎士だけだ」


リアも似たような感じか


「まぁ……明日になればわかる今日はのんびりしよう」


あんな想定外の戦闘があったのだゆっくりしても文句はいわれまい


「どこに行くの?」


立ち上がった俺にクレトが聞いてくる


「体を洗ってくる」



脱衣場の奥にある簡単なシャワーで体を洗う


流石に宿屋で問題を起こすヤツらは居ないと思うが……今日は飯を食べて寝よう厄介な事になるまえに絶対に


服を着て部屋に入ると寝具が運び込まれていた


「ご飯どうする?」


「すまんクレト適当に何か買ってきてくれ」


そう言って銅貨を5枚ほど渡すこの時間帯なら屋台なども出ているだろうしクレトなら俺達の関係者とわからないはずだ……多分


実際には……もうなるようにしかならないのかもしれない


30分もしないうちにクレトが両手いっぱいの袋を持って帰ってきた


「いっぱい買ってきたよぉ~」

そう言って袋から戦利品を取り出すクレト


串焼き・フライドポテト・ハンバーガー・じゃがバター・焼きそば・焼きトウモロコシ・お好み焼き


デザートにリンゴ飴・大判焼き・鯛焼き


「あと冷やしたお野菜なんてのも売ってたからそれも買ってきたよ」


冷やした野菜かうまそうだ


「何か飲み物をもらってこよう」


リアがそう言って部屋を出て行った


「何も聞かないんだね」


リアの足音が聞こえなくなってからクレトが言う


「興味がないからな」


「それ……キミのとてもいい所だけど同時に悪い所だと思うよ」


軽く睨みながらクレトが言うが実際に興味がないのだから仕方ない


「それって……どうでもいいってこと?」


「過去はな……今重要なのはお前が此処にいると言う事だ」


「なる程……やっぱりエイスは厳しいなぁ~~」


厳しいか……冷酷かなにかの間違いだろ


「水をもらってきたぞ」


リアが水挿しと人数分のコップを持って部屋に入ってくる

一旦、この話を終わらせて飯にしよう

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