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思い出話

更新が遅れたうえ短いです申し訳ごさいません

エイスside


なんとかクレトを説得し宿屋まで戻ってきた


「ここ、結構いい部屋だよね?やっぱり儲かってる?」


クレトが部屋を見回して言う


「普通だ……それより学園はどうした?」


確かクレトの成績は優秀そのもので、教員達も注目していた


「辞めてきちゃった」


笑顔でさらっと言うクレト


「なぜ?」


「う〜ん……やっぱりエイスに言われた事が気になって……ああっ!!エイスのせいにするつもりは全然ないよ!?ボクの意志で辞めてきたんだもん」


両手を振って言うクレト


「エイス……率直に言うよ……ボクをエイスのパーティーに入れて」


率直だな……俺の性格をよくわかってる


「リアはどうだ?」


とりあえずリアに聞いてみる


「クレト殿は何が使えるのだ?」


「魔法を一通りかな?あと短剣を少々」


控えめに言うクレト


魔法使い

魔法は基本的に誰でも使えるが戦闘に使うとなるとそれなりに素質が必要


「遠距離の攻撃手段が増えるのは良いと思うが?」


「ああ……俺も反対する理由はない」


リアが賛成なら問題ないだろう


「なんか……予想外にあっさりだね……渋られたらボクを買ってぐらいは言おうと思ってたのに」


「冗談はよせ……」


いや……クレトの場合


「エイスなら全然大丈夫だよボク」


「………」

無言で頭を軽く叩いてやった


「そういえば……明日はいつ頃ダンジョンに入るんだ?」


妙な空気に耐えられなかったのかリアが聞いてくる


「なるべく早くだ遅く入るとスムーズに入れない可能性がある」


今日あれほど目立ってしまったのだ……うるさい連中がよってくるだろう


「一応……努力はしてるんだ」


「言わないでくれ……辛くなる」


俺達の会話を聞いてリアが首を傾げていた


「とりあえず……部屋を変えてもらってくる待っててくれ」



リアside


エイスが部屋から出て行った


今部屋は私とクレト殿と2人なので気になる事を聞いてみた


「クレト殿はエイスとパートナーだったと?」


「うん……余り者どうし引っ付けられたって感じだけど上手にやれてたと思うよ」


クレト殿その顔は良き思い出だったと語っている


「それなら……学園を辞められた理由は聞いておられるか?」


思い切って聞いてみた


「そんな堅苦しい言葉つかいしなくてもいいよ!!理由かぁ~多分あんまり深く考えてないよ多分それにエイスの事だから聞いたら教えてくれるよ」


さらっと言うクレト殿


「しかし……そんなにあっさり辞めれるような所では」

シーカーを育成する学校はどこも厳しいと聞く辞めるにもそれなりの手続きがいるはずだ


「う〜ん……エイスはいい意味でも悪い意味でも問題児だったしボク達が行ってた学校ってシエンの学校だったからね」


問題児?


「ほら……実力がねケタ違いだったしちょっと……いろいろあってね」


渋い顔をするクレト殿いったい何が?


「いろいろやったよ〜〜いちゃもんつけてきた生徒倒したり……からんできた天才をボコボコにしたり、生徒会も半壊させちゃったし」


生徒会を半壊……


「それは……その……」


「組織的にも物理的にも半壊……無茶苦茶な人達だったけどアレには同情する」


聞きたい事をさっしてくれたクレト殿が言う


「それより……リアちゃんもよくエイスについて行こうと思ったね」


「それは」


私自身エイスについて行ったのはそれがいいと思ったのは私が戦いしかなかったからだ……他の道はなかった


「そんなに深く考えなくていいよ!!後悔とかはなかったのか聞きたかっただけだから」


それなら……はっきり言える


「後悔はない」


「そっか……これからよろしくね後呼び捨てでいいよボクもリアって呼ぶから」


「あぁ了解した……こちらこそ頼むクレト」


しかし……エイスは遅いな何かあったのだろうか?


「エイスなら心配いらないよ」

きっぱりと言うクレト本当に大丈夫だろうか?


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