バイトあがりの男
オスッ!俺の名前は河口遊也。
どこにでもいる極普通の高校三年生。趣味は釣りと楽しい事。それ以外に興味はあまりない...。季節は夏、皆さんは冴えない夏休みをお過ごしなのでしょう...。
まぁ、私は皆さんとは違い青春を謳歌してる訳ですが......グヘヘェーーーー
まっ、待ってください!今のは調子に乗り過ぎました。ごめんなさい。謝るからケータイを閉じないでっ!本当の俺は夏休みなのに高校生らしい事をまるでしない、どうしようもない半NEET男子なんです。そんな俺の可哀想な18のブルース聞いてください......キリッ!!
「遊也いつまでブツブツ一人で話してんの!早く下に降りて来なさい、朝食抜くわよ」
「......」
「遊也?ゆ〜う〜や〜!!!!」
「分かってるって!」
こうして俺の物語は始まった。
*
俺は自慢ではないが、友達が多い(男の)
今日もその中の二人と遊ぶ事になった。
俺は自分の少ない財布を豊かにするため軍資金(小遣い)をバイトで稼いでいる。無論、未来の彼女にプレゼントをせがまれた時、すぐに彼女の欲したものを用意できるようにだ。今日も朝の10時から夜の9時まで丸半日のバイトである。休みは1時間だけと結構ハードなシフト勤務だ。そして9時から地元の馬鹿二人とゲーセンで待ち合わせをしてバイトの疲れを癒すのが夏休みの日課になっていた。
「お疲れしたーっ」
バイトを終えて俺はいつもの様にチャリを飛ばす。目指すは、坂の上にある『GAME パピー』。急な坂にさしかかったので、俺は自分の中で呪文を唱えた。
「アルティメット・ギアサード!!!!」
いつもより、楽に坂を登れた気がした。
店の駐輪場にチャリを置き、店内に向かうと、
「よう!遅かったじゃん」
背の小さいバカが話しかけてきた。
こいつの名前は須藤。こいつとは小学校からの腐れ縁だ。店内を須藤と進んでいくと、
「7番!7番っ!…くっ…なんでだよ?なんでチープインパクト来ねーんだよ?アホなんじゃね?俺の1000円返せよ」
競馬ゲームの前で泣いてる男が一人。
こいつの名前は風原。こいつも須藤と同じく小学校からつるんでる中だ。こいつは黙ってればカッコいいのになっと思うもったいないバカだ。
「んっ?河口か?」
もったいないバカが俺にようやく気付いた。
「おう!何一人で切れてんだ?はたから見たらニートにしか見えねーぞ」
俺は風原を煽る。
まぁ、夏休みの貴重な時間にここに来てる俺も人の事は言えねーが...
「だって、俺このゲームにいくらつぎ込んだと思うよ?」
「3000円くらいか?」
「ばっか、ちげーよ!」
「もっと安かったか?」
「1万!」
「野口が5人消えた時点でやめろよ!!!!」
俺が風原に激しいツッコミを入れていると須藤が俺達に話しかけてきた。
「あんさー、もうよくね?それより河口来たし、アレやろうぜ?www」
須藤が指差す方向に目を向けるとそこには、何やら人集りができた一つのゲーム機があった。
「おう!いいぜ」
「望む所だ。後で泣いても知らねーからな」
俺達二人も須藤の挑戦に受けて立つ事にした。
『ザンダム マキシブースト』通称マキブ
アニメに出て来るロボットを操って戦う近未来型格闘ゲーム、いわゆる格ゲーだ。本来の格ゲーと違う所を挙げるならば、機関銃やビームといった遠距離攻撃が使え、マップ内ならどこまでもいける立体的なステージになってるという所だ。自慢ではないが俺はまだ初めて1カッ月で、階級は少尉になっていた。ふと、あいつらのネームに目を通す。
(大尉 ☆3、少将 ☆2)
……負けた。
なんだそれ!?有りなのか?こいつらどんだけやり混んでんだ?
「フッ、俺に勝負を挑もうなんて、どこのバカなんだい?」
ドヤ顔で須藤がこちら見てくる。
うるせぇーよ。うぜーよ。バカはてめーだ。須藤に苛立ってると今度はバカ二号が俺に助言をしてきた。
「このレバーでロボット動かすんだぞ!」
知ってるよ。何?知らねーとでも思ったのかこいつ?もう初めて1カッ月だっつってんだろ!おい!その顔やめろよ!なに『俺、上級者ですから、なにか?』オーラ出してんだ、俺に教えたのロボットの移動方法だけだからな!
バカ二人に翻弄されながらもゲームは始まってしまった。
(STRAT!)
ゲームのモニターにそう文字が浮かぶ。
俺の無双が今、幕を開けようとしていた。
ゲームを始めて20戦目にしても俺は画面上に(LOST)の文字だけを拝んでいた。結局、俺はあの後、無双どころか勝利の幕すら上がらず、このバカ二人にいいように金を貢いでしまったのである。ふと、時計に目向ければ夜の11時を針は指していた。気づけば2時間もゲーセンにいたのだ。
「そろそろ帰るか」
そう二人に言おうとした時、激しく悪寒が体を襲った。俺の第六感が強烈に危険信号を鳴らしているのが分かる。そして奴は俺の隣に現れた。
「ごめんね〜歳いくつ?おじさん達も仕事だからね〜本当ごめんね」
地域の治安を守る国家公務員様のお出ましだ。俗に言う『サツ』。
俺は咄嗟に頭の中で生年月日を逆算して修正し、それを答えた。
「1995年の6月15日です。歳は19っス」
我ながらナイス!
「干支はわかる?」
干支?たしか本当の干支が鼠だから、一個前は猪だ!
「猪っス!」
「猪年ね〜?うん、あってた。君は19ね、でもあまり夜遅くまで遊ぶんじゃないぞ!」
危ねえー。でもよかったー未成年ってバレずに済んだ。この調子で頼むぞ須藤、風原〜。
「君の名前は?」
「須藤 桐斗です」
「年は?」
「19っス」
よし、ここまでは順調だぞ須藤。がんばれ!
「生年月日教えて?」
「1996年 1月17日です」
……
「⁇」
「⁉︎」
「君?19歳じゃないよね」
おいー!!!!何してんだ!バカだろ!
なんでそこまで来て生年月日間違えんだよ、しかもそれじゃあグレーゾーンの18歳にも満たない17歳じゃねーか!何も惜しくねーぞ須藤!
「君は?」
警察官が残る風原に質問する。
「山本勘助。仕事はネットクリエーターを少々。好きな食べ物はイチジク」
「君、未成年だよね」
うん...もう捕まろっか。
こうして、俺達は補導された…
警察達の補導も終わり俺達はゲーセンを出た。
「ハァー、マジやべーよ。サツに補導された。学校に連絡いったらどうしよう…もう2回目だから今回は切れ抜けれると思ったのに、マジやべーよ」
俺が今後の展開に怯えていると須藤が、
「まぁ、こういう時もあるっしょっ」
のんきに笑うバカ。
「お前なー、事の重大さがまるで分かってねーよ。お前らはまだ初めてだからいいかも知れねーが俺は2回目なんだぞ!」
俺は少しキレながら須藤に言う。すると、須藤と風原は笑いながら『それは違うよ!』と言わんばかりに訴えてきた。
「「俺達、二桁だし!」」
なにも自慢する事ではない。だが、こいつらは誇らしげにそれを豪語した。
「なら、学べよ!10回以上捕まってんならあんなヘマすんなよ」
俺がまたツッコむと彼らは、
「ノンノン!10回ちがうアルヨ」
「そうネ!30回以上ネ!」
「なおさら学べよ!!!!」
俺の苛立ちが沸点に達しようとした時、須藤が提案しはじめた。
「ゲーセンはもうサツ来たから無理なんで、公園いこうぜ!」
俺は困惑した。なぜならついさっき補導されたのにこいつは懲りるどころかまだ外で遊ぼうというのだ。時刻は日付をまたいでいた。
「公園っんて、今から!?」
俺は須藤に聞く。須藤は「なにが?」と悪びれる様子を全く見せずにうなずいた。風原もチャリをこぎ始める。
「しゃーねーな」
俺も奴らの行き先を承諾してしまった。
公園への行きはサツへの愚痴のおかげで早く着いたような気がした。
公園に着いてすぐ、風原がブランコに乗り、こぎ始めた。俺はふと我に帰りながら独り言を呟いてしまった。
「俺、なにやってんだろ?」
須藤が突然、同中だった木村君の話を始めた。
木村君とは同じ中学にいた、イケてない、今でいう非リア充だった奴の事である。
「そういえばさぁー、同中の木村、彼女できたんだってさぁー」
俺と風原は、須藤の発した言葉に驚いた。それもそのはずだ。話の軸はあの木村君なのだから。
「木村がぁー!?」
「ないないない!?有り得ない!何?高校の子?それとも出会い系?はたまたアイツ…モテないからってお金かなんかで…」
「いやいや、もしかしたら女の子の弱みかなんかを握ってるのかも?それか魔法か薬をつかったとか?」
木村君には悪いが俺達にはそうとしか思えなかった。
すると須藤は木村君の彼女の写真をTwitterから捜しはじめた。
「たしか…この辺にと…、うん間違いないこの子だ!」
須藤は木村君の彼女をTwitterから見つけだし自慢気に俺らに見せてきた。こいつのこういう所あなどれねーぜ…
三人で木村君の彼女の写真を見てると、なにか風原が語りだした。
「河口見てみろ!これプリクラだぞ!」
「ああ…プリだな。そんで?」
「いいか?河口。プリクラっつうもんはな〜ブスをとてつもなく美人に変える事ができんだよ。例えばランクEの女が居たとする。その女をランクCまで持っていけるのがプリクラなんだ!」
なんて失礼な事をこいつは言うんだ!
全国の女子高生を敵に回すような事をこいつは軽々しくいいやがって…
「いいか?覚えとけ河口。プリクラは女のランクを2つ上げる機械だ。プリクラはそれ以上でもそれ以下でもない!」
「おう…」
「その点踏まえて、木村の彼女見るとイマイチだな。そう思わねーか?須藤」
「そうだな。こりゃダメだな」
こいつら失礼すぎるだろ!お前らに何の権限があって木村君の彼女を審査してんだ!俺は木村君のためにこいつらの前で彼女を弁護しなくては…
俺は彼女のプリをしっかり見ることにした。
「こりゃ、ないな」
ごめん!ごめんね木村君。君の彼女守りきれなかったよ。だってどう見たって牝ゴリラにしか見えないんだもん…
木村君の彼女のプリを見て安堵感に浸る三人であったが、ふとある事が俺の脳内をよぎった。
(木村君は大人の経験を済ませてしまったのか?)
俺は恐る恐る須藤に聞く。
「須藤?木村君はその…大人の経験って奴を…その…済ませてしまったんだろうか?」
「そういやー、やったとか言ってたなーアイツ」
なんですとーーー!!!!
「ま、ま、マジで?へぇーやるね〜木村君すごいじゃん!しかしよくやるわこの子と。うん、すごいわー」
我ながらかなり動揺している。まさか木村君が童貞卒業してるとは...誰が想像できようか。
「なに?河口お前、動揺しすぎ。こんな所で童貞感出すなよな」
むむっ!須藤に痛い所を突かれた。
そう俺は童貞である。童貞の何が悪い。
風原がさとす様に俺に言う。
「まぁ、木村も男になったって事じゃね?みんなこうやって夢を現実にしていくんだよ。そして夢は夢の方が良かったて気付くんだよ」
風原はとても清々しい顔でそう俺に語ってくれた。
だから、俺も聞いたんだ。
「お前らって、卒業してんの?」
「…」
「…」
俺達の頭上には綺麗な星空が広がっていた。
「星が綺麗だな。須藤、河口」
「ああ…」
「そうだな…」
三人とも少しの間一言も話さなかった。
時刻は夜の2時を回っていた。深夜のテンションなのか段々バカ達の頭のリミッターが外れはじめてきていた。突然、風原が提案してきた。
「なんかゲームやんね?」
すると須藤も、
「いいねー」
と答える。俺は風原に聞いた。
「ゲームって何やるんだ?」
「そうだな〜、よし、アレやろうぜ!ほら…なんだっけ…ほらアレだよ、昔テレビでやってた『ムチャイケ!』の【色とりガンマン】!」
「ああ〜、アレね」
【色とりガンマン】とは、昔テレビでやってたバラエティ番組のパロディ企画の一つでガンマンに扮した芸人がリズムに合わせて色と名詞を答え、それにあった答えを次の解答者が答えるというリズムゲームである。
風原が提案した後に須藤がいらぬ要望を風原に出す。
「ゲームやるからには、なんか罰ゲームつくろうぜ!」
「それもそうだな…」
ふざけんなよ!俺は止めに入る。
「お、おい!そんなんいらなくねーか?」
「いや、いるっしょっ」
「ああ、いるな。よし、負けた奴は負けるごとに着てる服を脱いでくってのでどうよ?」
マジで言ってんのか、こいつ?
いい年こいた高校生が深夜に脱衣ゲームするって正気の沙汰じゃねー。いや、もうこの時すでに正気でなかったのかもしれない。俺は一様重大な確認をとってみる事にした。
「あの…風原?一つ質問いい?」
「なんだ?」
「男ってさぁー、最後に身につけてる下着って一つしかねーじゃん?まさか、それが無くなるまでするんじゃねーよな?
「あたりまえだろ!」
良かった〜、なんとか人としての尊厳は守られた。
「産まれたままの姿になるまでが勝負だろwあとその格好で竜西中学校の応援歌な!」
もはや尊厳どころか、社会復帰も危ぶまれるよ…
「んじゃ、そろそろはじめますか!」
須藤のその言葉により、三人は臨戦体制に入った。須藤は得意気にゲームを仕切り始めた。
「みなさん大丈夫デースカー?」
「「大丈夫!!」」
「バンバン!バババン、赤い乗り物」
「「バンバン!!」」
「消防車!」
次は俺か。よしバッチこい!
「バンバン、黄色いバナナ!」
「は?」
風原何て今言った?なんだ黄色いバナナってもう答える所ないだろ。風原を見る。
「はい、河口アウトな」
何〜!?普通に流しやがった。そんな?俺が悪いのか?俺が悪いんですか?
よし、こうなったら須藤に助けを求めよう。須藤に目で訴える俺。
「河口…脱ごっか…」
ちくしょーーー!!!!
この場には敵しかいねーのか?
「お前らがその気なら俺にも考えがあるからな!」
俺は上半身のTシャツを脱ぎ、こいつらとの戦闘に臨んだ。
「みなさん大丈夫デースカー?」
「「大丈夫!」」
「バンバン!バババン、あの日見たアイツの横顔」
どうだ!答えられまい。どうする須藤!
「バンバン、『お前なら必ず違うとこ行ってもやってけるよ』って言った悲しさを押し殺しながら俺に語ってくれたお前の横顔」
なにーーー!!!!
しかも、それ俺が中学卒業の時に須藤に言った言葉じゃねーか!
やめて!恥ずかしいからやめてー
何事もなかった様に須藤は続ける。
「バンバン、白い食べ物」
風原は答える
「ご飯!」
次は俺か!今度こそ
「バンバン、黒い景色」
「??、えっと?え?」
「はい、河口アウトー」
風原は俺にそう言う。俺は風原に聞く。
「じゃあお前は答え分かるのか?」
「夜空でよくね?」
「あ!本当だ」
ちくしょーーー!!!!
普通に間違えたー!!
俺はパンツと靴下だけになっていた。
「ほれほれ!もう後がありませんよ、河口氏w」
須藤が俺を煽る。クソ!必ずこいつらも裸にしてやる!
「みなさん大丈夫デースカー?」
「「大丈夫!」」
「バンバン!バババン、白い乗り物」
我ながら簡単な問題にしてしまったと後悔する俺。
「バンバン、パトカー」
「??」
「??」
ん?
この時、俺はもちろん風原も手が止まる。
俺は論破で勝てる確信を得て、須藤を責める。
「パトカーは白くなくね?白い乗り物なら救急車じゃね?」
俺は言ってやった。そりゃこんな姿になってんだ言わせていただきますよ。
すると須藤も反撃に出る。
「お、お前それはおかしいぞ。パトカーはどう見ても白いだろ?」
「いや、黒いライン入ってるから」
「それ言い出したら救急車も白くなくね?だって赤い所あるやん。なぁ風原〜」
「…」
風原は何も答えない。ずるいぞお前!
須藤は風原に何も助言してもらえなかったからなのか気前悪そうに俺に言う。
「この流れ止めたの河口だかんな!これで論破されたらお前が服ぬぐんだからな!」
「え?風原は?」
「風原はいいんだよ!」
よくねーよ!何で俺だけなんだ。
俺と須藤の口論は小一時間ほどして終結した。
気付けばゲームは6巡ほど回っていた。
三人とも身につけているのはパンツのみ。
後には引けない…
最後の戦いが須藤のかけ声と共に始まる。
「バンバン!バババン、赤い乗り物!」
風原は答える。
「バンバン、消防車!」
(よし、こい!)
俺は全ての英知を振り絞り次のお題に備えていた。
「バンバン、あの子のパンツ!」
「オカンは赤色!!」
俺は全裸になっていた。
「じゃあ、応援歌歌ってもらいますか」
風原はそう俺に言う。
あの風原のお題、全く訳が分からなかった。だが、俺は勝負に敗れた。いや、そういう方向にこの二人が持っていったのだ。
仕方なく俺は羞恥心を捨て、全力で事に臨もうと応援の型を構えるのである。そして、俺は応援歌を叫んだ。
「竜西中応援歌!いちばん〜!にばん!さんばん!げんきよ〜く!りゅう!せい!健児の生きた証〜ソレっ!
ラリラリラー、ラリラリラー♪
ラリラリラー、ラリラリラー♪
りゅう!せい!だーまあしいここーにあり!」
俺は歌いきった。全力でやりきった。
目の前のパン一で俺の雄姿を傍観する二人を見て、どこか清々しい気持ちを味わっていた。そして…
「ごめんねー。近所の方から通報があってね、話聞かせてくれる?と、その前にどうしたの?その格好?その辺もおじさん達に教えてくれる?」
俺達は本日二度目の補導をくらった…
はじめまして!天上ソラです。
なんとなく、小説書いてみました。この物語は今まで自分が体験した事などを少し修正かけながら主人公に肩代わりしてもらっている作品ですw
何ぶん、この暑い季節に暇で部屋でゴロゴロしながら書いたものなのでおかしな所とかあるかもしれませんが、そこは暖かく見守って頂けると光栄です。
はじめて書いた作品なので緊張してますが、「何やってんだこいつ!」ぐらいの軽いノリでいいので楽しんでもらえると嬉しいです!
何卒これからもよろしくお願いします!