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FLYING SAUCER(円盤)
すごい自信あるぞ。
目が覚めた。日差しが目にズダズダダンダンダーンと刺さってくる。時計を見ると午前8時を指していた。
秋のこれくらいの時間帯は朝でも昼でも夜でもない、第四の時間帯な気がする。
目を擦って、脳ミソ磨きをすると、突然心臓が都落ちした気がした。
グラグラと心臓がジェンガのように揺れている。苦しい。胸が木っ端微塵になりそうだ。
きっとこの夏の出来事のせいだろう。黒人のように苦く、思い焦がれた彼女の脇汗のように酸っぱく、フレブ・ソーリのように甘そうでしょっぱく、現実のように辛い。
例えが下手なのは置いておくとして、この夏起こった出来事を説明するには四つの例え、五つの味が必要だ。
合計九要素。
それだけ内容が繁殖奴隷の精液よりも濃い。思い出したいわけでもないのに、いつのまにかその精液にダイブしていた。
自信あったわ。




