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第89話 白砂の迷宮第26層/竜鳴峠⑤





『赤鎚』特製の炎風式推進装置(ブースター)を駆使して、俺たちは奴らの包囲を抜けて森へと飛び込んだ。


「うおおおおっ!?」


 炎風と車輪で氷の床を滑り降りた俺たちは、勢いよく木の幹へと衝突する――寸前で右へと跳び避ける。

 岩山の斜面はカトルの氷で均していたから良かったが、森は木の根やら上から降ってきたであろう瓦礫で凹凸が激しい。

 まともに走ればすぐさま転げる。今みたいに。


 空中で鉄靴の車輪を戻して、慌てて着地する。

 勢いが良すぎてつんのめってしまうが、何とか耐えて停止した。


「とと……あぶね……」


 呟く眼前には太い木の幹。

 危なく激突するところだった。


「ゼナウ、どいてー!?」

「あん? ……うぉ!?」


 だが後から突っ込んできたカトルを受け止めて、結局背後の木に激突。

 強化された装備のおかげで骨折などはしなかったが……かなり痛い。

 

「へ、平気か……?」

「うん、ありがとう!」


 なら何よりです……。

 さて、後の2人は無事か――。


 尋ねようとした瞬間、木の幹が倒れる音が鳴り響いた。

 横を見れば、アンジェリカ嬢は鉄塊が抱きかかえ、その重い身体で幹へと突進してへし折っていた。

 ……豪快な着地なことで。


「――今のは何!? どうしてあんなに早く来てるの!?」


 土埃が舞うのも構わずに、飛び降りたアンジェリカ嬢が吼える。

 だがすぐにその肩を、鉄塊が掴んだ。


「落ち着け、アンジェ」

「……っ、分かってるわよ。今はとにかく時間がない。ゼナウ!」


 怒りに目がつり上がった顔がこちらへと向く。

 とんでもなく怖いが、決して声を荒げはせず俺の言葉を待っている。

 ムカついてはいるが、あくまで目的達成のために冷静なんだろう。

 いいね、これなら問題なく戦えそうだ。


 俺は腰の鞄から回復薬を取り出し斬られた右腕にぶっかける。

 後は布で固定すればすぐに傷は……。


「……?」


 おかしい。いつもと感触が違う。

 痛みが引いて、傷口が繋がる奇妙な感覚がある筈なのだが、それがない。

 ……傷が、回復していない?


「ゼナウ!?」

「……ああ、悪い」


 考えるのは後。

 未だ痛む傷口をとにかく布で固定して、アンジェリカ嬢たちへと振り返る。


「――順序は狂ったが、予定通りに行くぞ」


 奴らのやったことは今は分からん。だから考えない。

 考えるべきは、これからどうするかだ。


「3人は西へ。俺は東へ走る。しばらく走ったら、そのまま北の大穴の方へと向かってくれ」

「……本当にやるのね」

「何を今更。てか、油断すんなよ。奴らが予定通りに動いてくれるなんて訳はないんだからな」


 奴らは5人と1体。

 元々の所属を考えれば3‐3で分かれるだろうが……予想通りに動くなんて期待はするだけ無駄だ。

 だから今できる最良をやる。……大丈夫だよな。信じてるぞ。

 俺の言葉に、アンジェリカ嬢がふっと笑う。


「それこそ今更ね」

「ゼナウ、気を付けてね」

「ああ。任せろ」


 鉄塊と目を合わせて、互いに頷きあう。

 さあ、今度こそ作戦を開始しよう。

 俺らは1人と3人に別れ、再び森から飛び出すのだった。



***



「おいおい……マジで2手に分かれてるじゃねえか」


 山の上から遠見鏡を眺めたナスルは、呆れた様に呟いた。

 わざわざ麓の方へと逃げてくれたために、山頂から悠々とその行動を眺めることができた。

 ……咄嗟に逃げたから仕方ない、ってことで良いんだよなあ?


 襲撃に気づかれたことといい、ああも見事に逃げたことといい、どうもいい気分はしない。

 正直このままとんずらしてしまいたいが……残念ながらそうもいかない。

 はあ、面倒だ。


「しかも1人と3人。妙な分け方をしやがる。……どうする、ナスル」

「んー、まあ、そうだなー。こっちも分けるのが定石だが」


 こちらを分散させようとする狙いにも見えるし、その裏を突かせて片方を生き延びさせる狙いにも見える。

 何よりこうして悩んでる間に距離を稼がれる。これは紛れもない事実だ。


「どちらにせよ急ぎましょう。片方でも逃がして昇降機に行かれたら我々の負けですよ」

「ああ、それもそうか。じゃあ両方追うぞ。ユニス!」

「んー?」

「あの左目野郎は俺らで追う。あんたらは3人の方を頼む。こっちが終わらせたら直ぐに行くから、それまでは耐えてくれ」

「りょーかい。ジュドと楽しんでるよー。……行くよ、ジュド」


 彼の乗る赤竜(サルゥ)――だった骨染獣は、尾を掴んだジュドごとあっという間に飛び去って行った。

 死んでも竜。謎の小細工で加速した程度では直ぐに追いつくはずだ。

 元だが特選級相手に、精々時間稼ぎをしていてくれ。

 

「……よし、面倒は押し付けた。あの左目野郎をさっさと狩るぞ」


 傷もつけたことだし、今度こそ楽な狩りになるだろう。


「おう! ……でも、どう追うんだ?」

「決まってんだろ。全力で走れ!」

「マジか……ああ、くそっ、つくづく面倒な仕事だよ!」

 

 何のつもりかは知らないが、単独で逃げた奴を殺してのんびりと戻るとしよう。



***

 

 

 森を抜け、俺は1人走る。

 推進装置(ブースター)は魔力充填のためしばらくは使えないので自分の足でひたすら進む。

 目指すは東、頭の中に叩き込んだ地図を頼りに目的の場所へと向かう。


 振動が身体を伝う度に、右腕が鈍く痛む。

 ……やはり、ナスルに斬られた傷は回復していない。

 回復薬が不良品だったという訳ではないだろう。スイレンたちの特製だ。そこは間違いがない筈。


 つまり、異常なのはナスルの剣の方。

 奴の剣は回復を阻害する効果があるようだ。


 再生能力が高い染獣の回復を阻害するために、肉を腐食させる薬物を使用することがあるという。

 あの剣にはそれが仕込まれているのだろう。

 永久に治らないわけじゃなく、治療自体は可能。だが、それには地上に戻らなきゃならない。

 ……治療不可の攻撃で体力を確実に削いで追い詰める。まさしく人()()って訳だ。


「はっ……はっ……」


 息が上がりきる手前で速度を落として整える。

 流石に、奴らも移動手段までは持っていないだろうからもう少しだけ時間はある。

 今のうちに準備をしておかなければ。

 ……来てるよな?

 

『――』


 周囲に視線を向けていると、再び指笛の音が鳴った。

 ……よし、最悪の事態は免れた。

 後は目的の場所まで進むだけだ。



 そうして進むこと、数分。

 その時がやってきた。


「――よう!」


 別の小山の麓近く。

 岩が並ぶ比較的死角の多いその場所にたどり着いた瞬間に影が落ち、巨大な剣が降ってくる。

 大猿のような剣士・ベッグの得物は巨大な両手剣(ツーハンデッドソード)

 大きく分厚い幅広剣の振り下ろしを、短剣で受け止めた。

 が、その瞬間右腕に激痛が走り、受け止めきれずに何とか脇へと逸らした。


「……っ!!」


 絶対にこれじゃ終わらない。

 咄嗟に視界を振れば、こちらへ迫る淡い光。

 回復不能の連撃が来る――!!


 無事な左手で起爆性の投げナイフを掴み、地面に突き立てる。

 それはすぐさま励起し、爆発。

 粉塵を上げつつ、俺の身体を背後へと吹き飛ばした。


「うおっ!?」


 めちゃくちゃ痛いが、何とか奴の攻撃は避けられた。

 姿を現したナスルが、肩を剣で叩きながら笑みを浮かべる。


「お前、器用だなー。こうも防がれるのは初めてだよ」

「だがそれだけだろ。てっきりなんかあるかと思ったが……」


 ベッグが周囲を見回すが、何も見えないだろう。

 俺の前にはナスルとベッグ。そして当然ながら背後にはゲナールが控えている。

 再び囲まれた。

 

「今度は逃がしませんよ」


 じり、と近づいたナスルの視線が、ふと右へと流れる。


「……効いてるみたいだな」

「……っち」


 俺の右腕のことだろう。

 やはり、剣に何かを仕込んでいる。

 これ以上受けるわけにはいかないな。


「……ふう」


 構えを解き、俺は深く呼吸をした。

 腕は痛いが戦える。

 さっと見回した視界には他に敵影はなく、俺の方に来たのは『落水』の3人だけだと考えて良いだろう。

 ああ、良かった。


「……諦めたって訳じゃ、なさそうだな」

「当たり前だろ。……なあ」

「あ?」

「お前ら――最高だよ」


 ――狙い通りだ。


 俺は指をくわえて息を吹き――指笛を鳴らした。


 その瞬間。

 恐ろしい剣閃が、ベッグの背中を袈裟に叩き斬った。


「――あ?」


 間抜けな声を上げ、屈強な大男は両手剣(ツーハンデッドソード)を構えたまま倒れた。

 鈍い音が響き、真っ赤な鮮血が宙へと吹き上がる。

 明らかな致死量。

 隣に立っていたナスルの身体を、べっとりと血が汚した。

 

「……ベッグ?」

「……やっとですか。退屈でしたよ」


 倒れ、血を噴き出すベッグの背後には1人の男が立っていた。

 先端に向かう程赤く染まる髪をした、表情の乏しい青年剣士。

 血に濡れたその顔は震える程に美しく、作り物のようなその顔は剣吞な目を横に立つ男へと向けた。


「てめえ、何者だ!? てか、どっから……!!」

「あー、そういうの、いいですよ」


 地の底から響くような声を出し、その剣士――カイは、ナスルへと切っ先を向けた。


「どうせ目的は分かり切ってる。――でしょう?」

「は? ……お前、一体――っ!?」


 困惑するナスルへと、カイは剣を振り放った。

 何とか咄嗟に防いだらしいが、相手はこの都市最高峰の騎士の1人。

 明らかに余裕ではない声と剣戟の音が聞こえてきた。


 ……作戦成功だ。


 姿は現さなかったが、シュクガル老も近くにいる筈。

 彼の隠遁術で、カイをここに連れてきてもらっていたのだ。

 人数不利を覆すには、仲間を呼ぶに限る。……まさか、似たようなことを向こうもしてくるとは予想外だったが、なんとか上回った。


  

 作戦はハマった。後は、俺がこいつに勝てばいいだけだ。

 息を吐き、俺は最後の1人(ゲナール)へと相対する。

 細目の魔剣士は、深い深いため息を吐きだし、片手で頭を抱えている。


「……全く。これだから相手の懐に入るのは嫌いなんですよ。罠に飛び込まないといけないなんて、非効率的過ぎる……おかげでこうして戦う羽目になる」


 腰の長剣を引き抜き、こちらへと切っ先を向けてきた。


「まあいいでしょう。見せてもらいますよ。あなたが本物なのかどうか」

「……?」


 訳の分からない言葉と痛む腕を無視して。

 短剣を引き抜き、俺はゲナールへと走り出した。



***



 ゼナウ達が戦闘を始める少し前。

 西へと逃れていたアンジェリカたちは草原を走る中、奇妙な音を聞く。

 それは巨大な羽ばたきの音と、甲高い男の叫び声。


「まーてー!!」

「……まるで子供ね」


 呆れた様にアンジェリカが呟く。

 資料によればそれなりに齢を重ねている筈だが、とてもそうは見えない。

 あの骨男といい、死霊魔術士には碌な人間がいないのかと小さく嘆息する。


 流石に竜からは逃げられず、進む先に赤竜(サルゥ)が着地する。

 背には死霊魔術士(ユニス)を乗せ、何故だか尾にはお仲間であるジュドという禿頭の大男が掴まっていた。

 あれで移動してきたとは……なんとも滑稽な姿である。


 追いつかれ道を塞がれたので、アンジェリカたちも必然と足を止めた。

 荒れ始めていた呼吸を整えながら、目の前の赤竜(サルゥ)を見つめる。


「……へえ」


 最初は急な遭遇で気付かなかったが、なるほど。

 その全身にはかなりの刀傷があり、赤く走る筋からは1滴の血も流れてはいない。

 あれはもう死んでいる。まさしく骨染獣なのだ。

 ……それを初見で、一瞬で気付いたゼナウの目は、やはりとんでもないとアンジェリカはふっと微笑む。


 ――頼りになるわね、我らが先導は。


 そして彼の『悪だくみ』のおかげで、こうして敵の奇襲も防ぎ、分断にも成功した。

 こちらは数としては3体3。その内の1つが竜なのを考えなければ、対等にまで持ち込めたと言っていい。

 ……代わりに向こうがとんでもないことになっているが、彼の事だ。ちゃんと備えた上での作戦なのだろう。

 とりあえず、片方に6が集結する……なんて事態にならず良かった。


「……」


 ずい、とアズファムが前に出る。

 赤竜(サルゥ)の凶悪な連撃を防げるのは現状彼だけ。

 ここから先は、いかに彼が相手を止められるか。そしてその間に奴らを殺せるか……そんな戦いになる。


「カトル、平気?」

「大丈夫。任せて」

「……そう」


 初めての対人戦闘。そこに僅かでも迷いがあれば不安要素になる――が、視線の先のカトルは力強く頷きを返した。

 ならばそれ以上の心配は不要だろう。

 意識を切り替え、アンジェリカは前を見つめた。

 視界の大半を埋め尽くす赤竜(サルゥ)は炎を纏い、最下腕は草原を焦がし始めている。

 嫌な臭いが漂う中、尾に掴まっていた禿頭の大男ジュドがのそのそとその前に歩き出している。

 

「……前に?」


 思わずそんな言葉が漏れた。

 わざわざ竜の前に出てくるとは、どういうつもり?

 そもそもだ。ずっと気になっていたのだ。あれは何者なのか、と。


 アズファムに匹敵する体格。今のところ武装は見えないが、背に長い筒状の袋を背負っているから何かしらの武器を扱うのだろう。

 ただ、こちらへと向く顔に一切の精気がないのだ。

 動いているから生きてはいるのだろうが、その様はまるで骨染獣のような……。


「……」


 おもむろに、ジュドが背中の袋の下側を開き、中に納まっていたものがするりと落ちる。

 鈍い音を立てて落ちたそれは、2本の金属棒。

 六角柱のようなその棒には折り畳み式の取っ手があるようで、彼はそれを両腕に握った。

 どうやらあれは旋棍(トンファー)らしい。


 アンジェリカの腕よりは確実に太いその金属塊を構え、ジュドがアズファムへと相対する。

 ととん、とその足が軽やかに動いたかと思うと、一瞬で距離を詰めた。

 

「――ホアッ!!」


 今まで無口だった大男から奇妙な声が発せられ、右側の棍がぐるりと回転。

 長く伸びた先端で、アズファムの盾を殴りつけた。

 ずどん、と鈍い金属音が鳴り響き、アズファムの巨体が真後ろへと弾かれて視界から消えていく。


「――っ!?」

「ファム!?」


 構えが甘かったとはいえ、なんて剛力。並の染獣を超す馬鹿力だろう。

 アンジェリカが斧でその隙に攻撃を仕掛けるが、それはくるりと戻した旋棍付きの両腕によって防がれる。


「――ッタァ!!」


 こちらの振り下ろしにも負けることなく受け止めて見せ、強固なその腕の盾の隙間から、分厚い脚による蹴りが放たれる。


「……ぐっ!?」

 

 腹を蹴り飛ばされ吹き飛ばされる。

 動く視界の中、敵の前に残されたのはカトル1人だ。

 そこへ、火を溜め込んだ赤竜の6腕が叩き込まれる。


「カトル――!?」

「えいっ!」


 それが到達する直前、カトルも貯めていた氷を解き放つ。

 自身を覆うように突きあげた氷壁と、それを覆う無数の氷槍。

 勢いよく振り下ろされた炎拳を貫くことはできなかったが、無数の傷を負わせながら勢いを殺し切り、カトルの下へは凄まじい風圧のみが襲い来た。


「――わっ!?」


 よろけた彼女を駆け込んだアズファムが抱き留め、すぐさま盾に覆い隠した。


「兄さん、ありがとう!」

「すまない、油断した」


 これで状況は最初に戻り、形勢は相手に少しだけ傾いた。

 赤竜だけではなく、あの大男もまたアズファムの盾を突破しうる力を持っているようだ。

 竜の相手だけで面倒だというのに……それより小回りが利くあの遊撃も対処しなければならない。


 ――ファムでは火力が足りず、カトルでは何度も受けきれない……面倒ね。


 倒せない戦力ではないだろうが、配分が非常に難しい。

 そして敵は目の前。悩んでいる時間はない。どうするか――。

 

「アンジェ」


 逡巡するアンジェリカの耳に、アズファムの声が響いた。


「……?」

「竜は俺が受け持とう。先にあれを2人で片付けろ」

「でも……」

「任せたぞ」


 こちらの迷いを無視するように、それだけを口にしてアズファムが竜へと駆け出した。


「ちょっ……ああ、もう!」


 そうなったらもう動くしかない。

 最短であの奇声格闘家(ジュド)を倒して、援護に行かねば。


「カトル、援護を!」

「う、うん!」

「あはっ、ジュドは強いよー! やっちゃえ!」

「――ホアッ!」

「気持ち悪いのよ、その声!!」


 苛立ちを言葉に変えて。

 アンジェリカの斧と奴の旋棍(トンファー)が激突するのであった。

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