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第124話 白砂の迷宮第35層/大海の巣⑦




 同じ頃。塔の外に建てられた拠点は大騒ぎになっていた。


「――必要な荷だけ積み込んで! それ以外は放棄するよ!」


 突如起きた異変に騒然とする中、ルトフは声を張り上げた。

 その足元には、既に足首が隠れる程の水が現れていた。


 ――まさか、そういう仕組みの階層だとはね……!


 少し前に岩の塔から轟音が鳴り響き、空は曇天に覆われた。

 そこからは大量の雨が降り注ぎ、あろうことか、地面の下からも水が湧きあがり始めたのだ。


「急いで! 時間がないよ!」


 そして、入口の方からは曳光弾が上がっていた。

 あの色は侵入者を報せる警告。しかもアンジェリカ嬢たちが追い、しかし恐れていた他国の強者たちだろう。

 本来は『大海の染獣』を討伐してから相手をする筈だっただろうに、考え得る限り最悪の邂逅となった。

 打つ手を間違えれば全滅すらあり得る。


 先ほどまで欠伸が出る程退屈だった探索は、急転直下、窮地に陥っていた。


 こうなっては状況はどう転ぶか誰にも分からない。

 ただ、このままいけば()()()()()()()()()()。その確信がルトフにはあった。

 拠点が沈む程度ならまだいい。

 だがもしあの巨体な塔すらも沈む量であったなら……。


 ――さっさと『大海の染獣』を討伐しないと、まずいことになるね。


 だがそれには例の侵入者が邪魔だ。

 全くもって厄介な状況。だが、我ら拠点組にできることはただ1つだけ。

 

「一刻も早く、塔の中へ行くよ!」


 この周辺にある高台は塔だけだ。

 逃げた後どうするか、そもそもまだ敵がいることも今は忘れる。

 その一心で、ルトフは叫び続けた。


「団長!」

「ワーキル、君とクリムで塔までの道を確保!」

「承知! ……逆ですな?」


 ワーキルが示したのは、曳光弾の上がった入口とは反対側。

 当然と、ルトフも頷く。敵がいると分かっている方向に向かう必要はない。


「わ、わたしも行きます」

「すまない、スイレンさん。……非常事態だ。全員、自分の身を守ることを最優先に!」


 3人なら敵に遭遇しても問題はない。全員、この階層で充分戦える戦力だ。

 問題は、他の面々。


「セリィ!」

「あ、は、はい!」

「僕の傍を離れないように。指示するまで隠形もなし」

「わかった。ねえ、これって……」


 震えるセリィの言葉に、ルトフは頷く。


「『大海の染獣』が現れた。どうやら、僕らの想像を軽く超えてくる怪物のようだね」


 悪いが湖畔の国(ラクトリア)については教えられない。

 万が一飛びだされでもしたら、更なる混乱が巻き起こってしまう。


「ともかくまずは急いで荷造りを! 直ぐに出発するよ!」

「おう!」


『赤鎚』たちは慌てることなくそれぞれの作業を進めていた。

 流石、20層を共に越えた面々。落ち着いている。

 これで作業自体は間に合うだろう。駱駝君の膂力なら多少水が張っても問題なく動ける筈。

 後は――。


 ――カイと、あの捕虜が無事かどうか、だね。


 曳光弾を上げたのは彼ら。間違いなく接敵しているだろう。

 だが、助けにはいけない。

 無事でいることを祈りつつ、ルトフ自身も駱駝君への荷の積み込みを急ぐのであった。



***



 時間は少しだけ巻き戻り、蟹たちが大海を呼び出す寸前の事。

 塔の入口に控えていたカイとナスルは、突然鳴り響いた轟音に慌てて立ち上がった。


「なんだぁ!?」

「ナスル、こっちです。急いで!」


 慌てて中を覗き込むと、いつの間にか大量の蟹が並んで、甲殻を打ち鳴らしていた。


「おいおい、なんかヤバいだろ、これ……」

「音の正体はあれですか」

「あれですかって、よく冷静でいられんなお前!?」


 呆然と呟く視界の奥で、青い光が輝いている。

 それはどんどんと強さを増しているようで、離れた場所にいる筈の2人の視界を強く焼いている。

 打ち鳴らす蟹の音色もどんどん速度と音量を上げている。

 どう見ても、明らかな異常事態だ。


「どうやら本格的に動き始めた様です。ナスル、警戒を」

「あん? 蟹がこっちまで来るってのか?」

「そちらではなく、本命の方です」

「本命って――まさか、湖畔の国(ラクトリア)か!?」


 剣の柄に手をかけ、身体に魔力を張り巡らせながらカイは頷く。


「俺が敵なら、こういう間を狙う。いつでも動けるようにしておいてください」

「おいおい、流石にアイツ等でもあんな面倒な手順に気付くわけが……」


 遭遇した敵は全部ぶっ殺す、みたいな連中だ。

 わざわざ『大蟹を生かす』なんて凝った仕組みに気づくとは思えないが――カイの表情は晴れない。


「……俺はそうは思いませんけれど」

「考えすぎだって。それよりあの水がこっちに来たら――あ?」


 続く言葉は、カイの手に遮られた。

 天候が変わり、雨が降り始めた中、塔から響く轟音とは異なる音が鳴ったのだ。

 それは、何かが砕ける様な音で。


「――来ました。急いで!」


 カイに手を引かれて入口の壁に張り付いて中を覗き込んだ。

 岩の壁に挟まれた塔の断裂、その少し入った場所で巨大な硝子でも殴りつけているような音が繰り返し響いていた。


「あれは……」

「やはり、ここで来るか。敵の方が上手らしい」


 その音とともに、2人の眼前には()が生まれ、直後。

 空間を割るようにして、巨大な断裂が出現した。

 驚き飛び上がったナスルが、カイの肩を掴んでがたがたと揺さぶる。


「おい、なんだあれ!?」

「ちょっと、痛い……というかあなたも知らない……? それより、曳光弾です。早く!」

「お、おう!」


 慌てて鞄を探りながら、2人で入口の岩場に隠れるようにして中を覗き込む。

 突如発生した断裂はそれは漆黒の裂け目となって広がり――そこから、人が降りてきた。


 ――マジで来やがった……!!


 ごしゃり、と音とともに圧が放たれるような錯覚を得る。

 迷宮都市にいる時から恐ろしくて仕方なくて、なるべく関わり合いを避けていた男が、目の前に現れていた。


「……っ」


 こちらに気づいた様子はない。

 それでも冷や汗が流れ出るのを抑えられない。

 頼む、そのまま行ってくれ――。

 知らず知らずのうちに、ナスルはそう願ってしまっていた。


「……?」


 曳光弾の準備ができ、打ち上げようと空を見上げたナスルは、更なる驚愕を受ける。

 いつの間にか暗雲が広がり、周囲が暗くなり始めていたのだ。


「なんだ、こりゃ……何が起きてんだ」


 呟いた頬に、水滴が落ちてきた。

 これは雨……?

 そう思った時には、一気に土砂降り。

 叩きつける様な豪雨が降り始めていた。


 ――考えてる余裕は、なさそうだな……。


 訳の分からない事態に、ナスルは逆に冷静になった。

 流れる様に曳光弾を打ち上げて、即座にカイの下を潜って向こうを見つめる。


 何故潜るのか? こうした方が、気付かれなさそうだからである。

 恐る恐る覗き込んだ先で、乗り込んできた連中が話をしている。

 カイがおもむろに指を振るうと、流れてくる風に、奴らの声が乗ってきた。 


「……ここか」

「そのようです。……丁度、呼び出している所の様です。静観しますか?」

「行くぞ」

「……でしょうね。了解しました。では……おや?」


 降りてきた4()()の人影。

 そのうちの1人が視線をこちら側へと向け――る寸前に真上を見た。

 曳光弾に気付かれたのだろう。

 まずい、こちらに来るか? と身を固くした瞬間、頭上から恐ろしい声が漏れ出でてきた。


「――いた」


 こちらもまた、聞くだけで背筋が凍る恐ろしい声であった、

 だがそんなカイの声は鳴り響く轟音に隠され、向こうに聞こえることはなかったようだ。


「問題が?」

「いえ、何も。それで、どうやります?」

「――ふん」


 黒剣の男が腕を振るうと、彼らが現れた裂け目が広がり、そこから砲弾のように何かが飛び出していった。

 ごう、と流れ来る風雨とは異なる圧が解き放たれた。

 なんだ、今何が出てきた!?


「こうする」

「……はあ。では行ってきてください」


 先ほどこちらを振り向いた外套を被った男がしっしと手を振っている。

 ……この声、もしかしなくてもあいつか。

 あの男相手にあんなぞんざいな態度がとれるのは奴だけだ。


「お前は?」

「わかるでしょう? のぞき見している間抜けの始末でもしてきますよ」

「そうか、では任せた」


 そのまま男たちは巨大な水流が立ち昇る奥へと消えていった。

 ただ1人残った外套を被った男だけがのんびりと歩いている。

 ……これは、誘ってやがる。


「……おいカイ、どうする。多分あれ、こっちに気づいて……」

「……」

「おい、カイ? 一体どうした――」

「見つけた」


 呆然と、けれど熱の籠った声でそう呟いて。

 カイは破裂しそうな程の笑みを浮かべた。


「怖っ!?」

「見つけましたよ、クムト!」


 歓喜の声を張り上げ、カイはそのまま走り出してしまった。

 狙いは当然、のんびりと歩いている1人。

 あれがクムトだと、カイは見抜いていたらしい。


 ――いきなり突っ込むんじゃねえよ、馬鹿が! 明らかに誘ってるだろうが……!!


 そのまま後を追おうとして――足を止める。


「ちょっと待て……行くのか? オレは」


 湖畔の国(ラクトリア)からやってきた中でも選りすぐりの強者4人。

 それがこの大荒れの時に乗り込んでくるとなると、全員ただではすまない。

 いくらカイや他の連中が強くとも、相手もまたそれ以上の強者。その中に飛び込めばどうなるか分からない。

 いや、死ぬ可能性の方が高い気がする。


 ――連中からも、騎士からも。両方から逃げるなら、間違いなく今だ。


 ほんの一瞬、その誘惑がナスルを誘う。

 が、直ぐにカイの後を追って走り出した。


 ――入口は監視中、相手は湖畔の国(ラクトリア)。オレが生き残るには、カイを生かす以外に道はねえだろうが!


 てか、そもそもここからの出方も知らん!

 そんな言い訳を心の中で叫びながら、ナスルは隠形をしようとして、足を止めた。

 何故だかは分からないが足元から水が湧いており、既に足首程度までは漬かっている。

 こんな状態では足音が鳴り放題。折角の隠形も意味はない。


 前方から剣戟の音が響いてくる。どうやら既に戦闘に入ったらしい。

 早えよ! オレを待った方が確実だろうが!

 偉そうにして結局はガキのようだ。


「ちっ……」


 隠形がなければナスルの強みは何もない。

 ここにいる連中と比べれば剣技は並。魔法に至っては雑魚だ。

 が、それでも行くしかなさそうだ。

 諦めて再び走り出すと、斬り合っている男たちが見えた。


 それは当然ながら、カイとクムトであった。

 しばらく無言で斬り合っていたらしい彼らだったが、クムトの鋭い蹴りに吹き飛ばされたカイが、水飛沫をあげながら真横に後ずさってきた。


「ぐっ……」

「懐かしい気配がすると思ったら、やはり君か、カイ。騎士として華々しい活躍……ふふっ、大人気だとは聞いていたけど、腕の方はそうでもないらしいね」


 そう言って微笑んだのは、この国ではあまり見ない紫の髪を1つに結んだ、役者と言われても信じられるほどの美貌の剣士。


 だがその首から下は鋼のように鍛えられていることをクムトはよく知っている。

 出世や女よりも剣を好み、そのためなら自身の美貌も頭脳もすべて駆使してなり上がる、目的と手段が常人と入れ違った剣鬼。それがこのクムトという男だ。


 ――こいつとは戦いたくなかったよ……。


 王子付きの執行部隊と言えば聞こえはいいが、汚れ役に過ぎなかったナスルに比べて、こいつはゼェルの右腕にまで上り詰めた成功者。

 実力差も当然大きい。まともに戦えば勝ち目はないのだ。

 だってのに、この甘ちゃんは……。


「……クムト、貴様!!」


 咄嗟に飛び出そうとするカイの肩を掴んで止める。


「何を!」

「あいつのことは良く知ってんだろ。血が上ってたら勝てねえよ」

「……」


 カイの身体は怒りに打ち震えている。

 身体にすら現れている激情。この調子では、いくら天才剣士のカイ様とて無残に殺されるだろう。

 それに気づかない様では、2対1でも形勢は良くない。


 ――ただ、仇だもんなあ……。


 眼帯君の前では茶化していたが、この青年がどれだけ身を捧げてクムトを探し求めていたかを、ナスルはこの数日間でようく知っている。

 あの日、31層で奴に捕まり、思い出したくもない拷問をされ(秒で白状したが)、以降は嫌な顔をされながら情報源として厚遇を受けた。


 こいつは牢屋のつもりで用意したあの離れでは良い生活をさせてもらった。

 頼めば食事を貰え、何の不安もなく眠りにつける。しかも寝具も高級品だ。

 それは、ナスルにとって多分一番恵まれた暮らしだったと言えるだろう。


 貧民として生まれ、犯罪を犯して第三都市に送られた。

 死にたくなかったから、探索者の中でも間抜けそうな奴を騙して毒を盛って、そいつの身分を奪ってやったんだ。

 当然直ぐにバレたが、第三王子の気まぐれなのか見逃され、そうして生まれたのがこのナスルという男であった。


そんな地の底を這いつくばって生きていたと、貴族出身の騎士サマだ。

 当然ながら共通の話題なんてほとんどなかった。

 だから全部話してやった。自身の知ってる奴らのことも、これまで何をしてきたかも、全部。

 奴のことも聞いた。敵相手に婚約者のことまで話すんだぜ? 余程話題に困ってたんだろうな。

 だからだろうか。


『――ナスル。この戦いが終われば、あなたはどうなるのですか?』


 監禁されて数日が経った時だったか。

 カイがふとそう聞いてきたのを思い出す。


『あ? んなもんお前ら次第だろ。処刑されるか、染獣の餌か……良くて追放か? そしたら昔の暮らしに戻るだけさ』

『……』

『なんだよ。お前にゃ関係ない話だろ? お前さんにゃ輝かしい未来が待ってるんだ。オレみたいな奴のことは奇麗さっぱり忘れるんだな』

『……いえ、それは……』


 ナスルが騎士団付きになることが決まったのは、それからしばらく後であった。

 こっちはただの人殺し。

 そうしないと生き残れなかった……なんてお涙頂戴の言い訳ができるのは最初だけ。

 身分を奪ってからは、自分の意志で手を汚してきたんだ。

 そんな奴を助けてなんになる?


 冷酷に振る舞ってるが、やっぱりカイ(こいつ)は貴族出身の甘えた坊ちゃんだ。

 今もそうだ。


「頭目もお楽しみの様ですし、こちらも久しぶりの訓練といきましょうか? カイ」

「お前だけは絶対に許さない……!! お前が、母様を……!!」

「ははっ、相変わらず可愛いな君は。幼稚で愚かで、扱いやすくて仕方ない」

「この……!!」


 相手の煽りにまんまと乗って、我を忘れちまってる。

 頑張ってクムトの物を真似ただろう口調も剥がれて、綺麗な顔が真っ赤になってやがる。

 本当に、どこまでも甘い若造だ。


 ――はぁ、仕方ない。

 

 激情しかけたカイの前に、ナスルが躍り出た。


「――あんまり苛めてやるなよ、クムト!」


 飛び込んだナスルが双剣を叩き込む。

 不意を突いた奇襲のつもりだったが、奴の直剣によってあっさりと受け止められてしまった。

 黒剣の男のそれとは違い、どう見ても既製品にしか見えない片手半剣。

 流石に材質は迷宮深部産だろうが、何の特徴もないその剣で、奴はここまでのし上がった。


「おや、そちらはナスルじゃないですか。やはり、裏切者はあなたか」

「……どうも」

「ゴミ処理に回されたあなたとカイが一緒とは。面白い組み合わせだ」


 ――お前だって大して変わんねえだろうが。


 クムト(こいつ)も元々はたいして身分も高くない第三都市の普通の探索者だった。

 それが腕と、どこで身に着けたのか高い教養と事務処理能力ですぐさま第三王子のお気に入りとなり、気付けばあの男の側近になっていた。


 得体のしれない男だが、とにかく強い。

 まさかこのカイの縁者だとは知らなかったが、こっちの方の強さも分かってからは、色々と納得した。

 こと剣技においてはあの黒剣の男も凌駕するだろう怪物なのだ、こいつは。


 正直自分じゃ勝ち目は薄い。

 だが――。


「おいカイ! 少しでいい、そこでオレを見てろ!」

「……?」

「いいな? 絶対手を出すんじゃねえぞ!」

「……ナスル? 何を……」


 呆然とした彼の言葉には答えず、ナスルはクムトと撃ち合いを続ける。

 重い一撃に、どんどんと腕が痺れていく。


 ――相変わらず馬鹿強ええな、こいつ……!!


「あなたらしくもない。ここで無様に死ぬ気か?」

「ンなわけあるか! オレのことは知ってんだろ!」


 ――生き残るためなら、何だってする。それが俺の信条だ。


 実験と称して虐殺されていく連中だって見捨てるし、雇い主の情報だって売ってやる。

 倫理とか、正しい事とかどうだっていい。

 オレは、オレの命を守り切ることがなによりも重要なんだ。


 だから今は、死ぬ寸前までてめえの身体を利用する。

 オレもカイも、クムト(こいつ)の全力は知らねえ。

 だからオレが死ぬ気で引き出して、アイツに覚えさせるんだ。


 ――一度見たら対処できるんだろ? 天才児さんよお!


「2対1は厳しいだろ? だから、まずはオレが相手してやるよ」

「……どうやらまた小細工を考えているらしい。いいでしょう。さっさと潰してあげますよ」


 なんて、啖呵を切ったはいいものの……果たして何とかなるのやら。

 まあ、やるだけやってやるさ!


 こうして。

 塔の入口にて、1つの戦いが始まるのだった。

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