表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
猟師  作者: もちぞう
1/1

すり身汁

 俺はガイツ。漁師の息子だ。前世でも漁師の息子だった。そこで、俺は漁師飯を再現しようと思う。あら汁だ。魚は生臭いとおもわれていて、一度火をとおしてから食べるのが一般的だった。そこに現れたこの俺、漁師の鑑。今年で成人だ、15歳だがな。醤油は魔法で管理して、味噌も同じようにして作った。瞬く間に広まっていった。町では定番になって行った。



 この頃は、タチ汁が完成していた。タチとは魚の白子だ。これは、賛否両論分かれた。好きな人と嫌いな人がいた。見た目がやなようだ。味はまあ珍味だな。俺はすきだが。醤油と味噌だが、俺は実験を重ねてなんと!成功した!やっふぅ!砂糖も精製に成功したのでパラダイスだ。黒砂糖でかりんとうも作った。俺一人で楽しんでいたら、母さんにバレた。



「ガイ!一人で食べるなんて!どうして教えなかったかいいなさい。」母さん

「どうしてもなにも取られるからに決まってるだろう?あーあかりんとうが、、、、、、、、」

「あらいざらいおしえなさい!いいわね?」母さん

「俺の金なんだが?」

「関係ないわ!家族のものよ!」母さん

「おにぃ、ズルい」妹アイル

「アイルには口止め料あげただろ?」

「全然たりない、おにぃが悪い、、、、、、、(じとっ)」アイル

「アイルよくやったわ、今度なんか出来たら教えてちょうだい」母さん

「ん、分かった」アイル

「全員敵か、今度から気をつけてやるか、、、、」

「だめ可愛い妹には報告する」アイル

「全然可愛くない、チクリ魔だしな」

「おにぃ、駄目絶対!」アイル

「分かった分かった自分達で作ってくれレシピ教えるから、母さんもいいか?」

「分かったわ」母さん

「おにぃの新作は私の物」アイル

「勝手に言ってろ、俺は仕事に戻る、」



 漁に出たらホッケがとれた。すり身汁にした。新鮮なホッケを捌いて骨を取り魔法でミンチにして、沸騰したお湯にいれていく。スプーンで一口大になるようにした。そこにネギと、俺の作った豆腐を入れて完成だ。



 美味いホッケの風味がいい、醤油べースの味に合ってる。砂糖も入れて甘みもある。あまじょっぱくできた。父さんも帰ってきた。みんなで食べた。旨い。父さんはお代わりしまくっていた。無口だが分かりやすい笑。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ