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プロローグ

よろしくお願い致します。

気が付いたら見たこともない花が広がっている花畑に二人の青年が立っていた。

「ここはどこだろう?自分はどうなった?」


一人が呟いた。すると二人の前に明るい光が出現し、中から女の人が現れた。


「私は、精霊神です。あなた達は選ばれました。」

「選ばれた?」

「あなた達にはこれから2つの選択肢から今後の生き方を選んでいただきます。一つ目は今の記憶を消して天国へ行き神の使いとして生活していただくか。私が管理している魔法やモンスターがいる異世界で生まれ変わり、自由に生活していくかのどちらかから選んでいただきます。」

「質問ですが、異世界へ行くときは、天国へ行くときと同じように記憶は消されるのでしょうか?」

「残すことも消すことも可能ですよ。」

「「記憶を残して異世界に行きたいです!」」

「分かりました。他に要望や質問はありますか?」

「俺たちは双子で生まれて生きてきているのですが、赤の他人になってしまうのですか?」

「できればオレたちもう一度双子として、生まれて生きていきたいのですがそれはできますか?」

「できますよ。二人で仲良く異世界を思う存分に楽しんでください。他に質問はありませんか?」


精霊神と会話した二人は顔を見合わせて頷いた。


「では、私の方から少し、質問をさせていただきます。二人は異世界でどういった生活をしたいですか?」

「楽しく好きなことをして生活したいです。」

「魔法についてはどう思いますか?」

「詠唱やイメージで使うものだと思っていますが、何か違うのですか?」

「いえ、異世界で魔法の使い方は決まっているので変えれませんが、二人の考えが知りたかったのです。では質問を続けます。モンスターとの戦いについてはどう思いますか?」

「実際によくわかりませんが、倒した方がいいと思います。」

「精霊についてはどう思いますか?」

「精霊?力を貸してくれる存在かな?」

「質問に答えていただきありがとうございました。」


精霊神の質問を交互に答えた。


「それで何か変わるのですか?」

「そうですね。それは秘密とさせていただきます。」


「では、そろそろ異世界へ行っていただきますが、よろしいですか?」

「「はい」」


すると二人の体が光輝きました。


「あ、言うの忘れていましたが、能力や加護は私がしっかりと付けておきますので、新しい世界を思う存分楽しんでくださいね。」


「「はい!」」


すると二人の姿は消え花畑には精霊神一人となりました。


「あの子たちを私の世界へ呼びたかったのよね。異世界転生といえばチート能力よね。あの子たちがどんな生き方をするのか楽しみながら見させてもらいましょう」


精霊神は楽しそうにしながら光を放ちその場から消えました。


読んで下さりありがとうございます。

これからの双子の異世界生活を一緒に楽しんでいただけたら幸いです。



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