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第1章 狼くんとの出会い5

ようやく魔術がちょっと登場、少しずつ骨たちは強くなっていきます

異世界にきて何度目かの朝。

気温は暑くもなく寒くもないのでちょうどいい

ただ夜は少し肌寒いんだよね。肌ないけど。

外に出ると日光が心地よい。アンデッドなのに全然平気だ、さすがにそこは優しさだろうか。


「よーし今日も特訓しようそのあとは引き続き森の探索かな?進化とかあれば進化を狙って街に入れるように変化を狙っていきたいんだけどなどうなんだろ。」


当面の目標はレベルMAXまでに上がることと使えるスキルを増やすそしてそのレベルも上げることだ

初級があるということは中級やら上級もきっとあるだろう


「そういえば前回のレベルアップでMPが上がったんだよな…魔術試してみようか」


前世の知識を思い出しながら炎の球を出そうとしたり風の刃なんかを出そうとしてもうんともすんとも言わない。


「これは残念すぎる…適性がないのかな?それともMPが足りないとか?もしかして発動条件があるのかな?」


魔術を諦めるわけにもいかないのでここは要検証といったところか。

異世界まできて何も使えないのは非常に悔しいので視点を変えて魔力感知を使って魔力の流れを見ることにする。

そうすると体の中に魔力溜まりみたいなものが見える。


「ふむふむ、量は少ないけど見えるようになったぞ?」


レベルが上がって体の中に魔力をMPとしてためることができるようになったから感知できたのだろう


「でもやっぱり放出する系統の魔術はコツがあるみたいだ。なかなか発動できそうにない…」


仕方ないので身体能力を向上させる方の魔術を試すことにした。


「こういうのは大体体の中に巡らせる感じでやると上手くいくんだよね」


体の中の魔力溜まりから指の先まで魔力が巡るようにイメージすると体が暖かくなってきた。


「おお!!きたきた!!いい感じじゃないか??」


しかし油断するとすぐ切れてしまう。

そしてもうMPがなくなってしまったのか発動しなくなってしまった。


「これも要訓練だな…身体能力も試してないしやること詰めだ…」


なんだかいろいろ考えて疲れてしまったので外の空気を吸いに行くことにした。


「アオーーン!」

「うわ!なんだ?!」


声の発生源を見ると予想通り例のミニウルフくんが入り口にお座りしていた。

彼の足元には僕が倒したやつより一回り小さなファングボアが転がってる。


「もしかして取ってきたから焼けってことか?」

「オォン!」


どうやらそういうことらしい、しっぽをぶんぶん振りながらよだれを垂らしている。


「しかたないなぁ…しかしかわいい」


可愛さに負けて調理してあげることにした。


「まぁご飯食べてないしちょうどいいか!」


そうして持ってきたファングボアをローストポーク風に調理し、リンゴみたいな果物を使ってソースを作る。


「んーいい香りだ、さぁたべよう!」

「ウォン!」


そうしていっしょにご飯を食べ、休憩をした。

完全に仲間として思われたのか目の前でミニウルフが寝ている。


「触っても大丈夫かな…?よし触ろう!」


…っもふ。すごくやわらかい、でも汚れているからちょっと毛並みがよくない。

起きているけど気持ちよさそうに目を細めてなすがままにされている。


「お前家族はいないのか?」

「ウォン…」

「そうか…じゃあ仲間になるか?一緒に来てほしい」

「アォーン!」


こうしてミニウルフが仲間になった、のちにこの二人は互いにかけがえのない相棒となるだろう


「そうだなぁ、名前とか付けるか。ピエールにしよう!よろしくピエール」


まずは川にいって二人とも水浴びをすることにしよう、しっかり洗い流してもふろうかな

こうしてしっかり洗い流したあとは洞窟に戻ってコミュニケーションを取ってみる。


「ちゃんと言葉を理解してそうだけど一応試してみよう、おて!」

「ワウ!」


がぶっ!

右腕にかみつかれて持ってかれてしまった。

ぺろぺろしながら抱きしめている…僕の腕を。


「いやああああとれたああああ!!!!」


しかし不思議と痛みはない。どうやらくっつければ問題なく動くようだしあきらめて一緒に寝ることにした。


「よろこんでるからもういいや…」


こうしてふたりでの初日は終わっていった。






来週いっぱいまでテストなのでそれまでお待ち頂けるとありがたいです。

終わったら書きます!

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