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第1章 狼くんとの出会い4

大変だ大変だ

おはようございます、田山です。

昨晩はずっと槍を振っていました、おかげで体の節々が痛いです。痛みが骨にしみます、はい。

そんなこんなで昨日の成果を見せるとこんな感じ


名前:田山小路

種族:スケルトン

Lv:4/10

HP:16

MP:0

攻撃力:7+3(簡易的な槍+1)

防御力:6

魔術力:5

素早さ:10

(スキル)

脳天突きLv1 槍術初級Lv3 魔力感知


一晩の成果にしてはとてもいい感じだね。

しかしLv1からLv2に上げるよりLv3に上げるほうが長く感じたね体感的には、やっぱりレベル上がるにつれて次に行くまでの時間が長くなるみたいだ。


「寝ても疲れがたまったまんまだなぁ。とりあえずご飯にするとしよう。」


相変わらず調味料もないので肉をその辺に生えてたたべられそうなたべられそうな野草で包んで焼いたものだ。

香草だったのか知らないけど肉の荒々しい感じが消えて寝起きでもペロリと平らげられた。おいしい。

そうして食事をひとしきり楽しんだ後、周りの探索に行こうとすると見覚えのあるミニウルフが洞窟の入り口の前でお座りをして待っていた。


「ワォン!!」

「うわぁ!なんだ!?昨日の奴か?だいぶ元気そうになってるじゃないか。まさかまたご飯をもらいに来たのか?」


よく見ると口もとによだれが光っている、だらだらだ。

なんだか愛くるしい、とりあえず残ってるお肉をあげることにした。


「おいしそうに食べるなぁ…」


警戒心が解けたのか今日は目の前で食べている、かわいい。

触ってみてもダイジョブだろうか?そっと手を伸ばしてみるとさっと肉を咥えてどこかへ去って行ってしまった。


「くっ!まだ早かったか!絶好のモフチャンスが…」


悲しみに暮れながら本来の予定だった森の散策に戻ることに決めた。

いろいろなものを採取しながら練りまわっていると「グギャ!グギャ!」と異世界ではおなじみになっている奴の声が聞こえてきた。


「おお!ついにゴブリンとの遭遇かな!!どんな見た目をしているのかな?」


物陰からこっそりと覗いてみると深い緑色で顔に深いしわにがたくさん入った小汚い感じの生物がいた。

身長が140cmくらいで右手には先端が折れた剣をもっている。


「思っていたよりちょっと汚いな…ここまで変なにおい漂ってくるし…」


嫌な臭いに顔をしかめていると向こうもこちらに気づいたようで「ゲギャギャ!」と嬉しそうに剣をぶんぶん振っている。


「仕方ない、特訓の成果見せてやるぜ!!」


名前:なし

種族:ゴブリン

Lv:4/10

HP:6

MP:0

攻撃力:5

防御力:4

魔術力:2

素早さ:3

(スキル)

なし


まずは様子見で軽く槍で小突いてみるとゴブリンはするりとかわし、剣を振りかぶりながらこちらへやってくる。なぜだかわからないがなんとなくと槍をうまく動かせる気がした。

敵の剣を槍の先端ではじいて持ち手のほうでみぞおちに攻撃を叩き込む。


「ゴブィ!」


変なうめき声をあげてゴブリンは数歩後ろへ下がった。


「うん、いい感じだ。ファングボアと戦った時より槍捌きが鋭くなってるな、これもスキルのおかげかな?

すごい戦いやすくなってるからもっと上げたいね…!」


他のことを考えているとゴブリンはだいぶ痛かったのか怒りながら突進してくる。

逸る気持ちを押さえつけて冷静に対処する。

剣を両手に持って突き出してきたので槍で上から叩き落すとゴブリンは唖然としてしまったのでもう一度みぞおちに今度は先端のほうを突き刺すと血を吹き出しながら倒れていった。

頭の中にファンファーレが響く


「うーんやはり襲われたといえ罪悪感がすごいな…供養として地面に埋めよう。」


幸いにも地面は柔らかかったので掘り返してちゃんと埋めて手を合わせておいた。

さすがにこないだの戦いと今日の戦いで返り血が大量なので川で洗い流しに行くことにした。

水浴びをして何事もなく洞窟に帰ってきた。


「うーん今更だけど裸っていうのもな…」


夜ごはんまでの時間にファングボアの皮をなめして腰巻を作成することにした。


「うーんすごい時間かかるはずなんだけどな、なんかすぐできちゃったよ」


大体4時間くらいで作成することができた。異世界不思議。

腰巻を装備してみるといい感じにフィットしていて動きやすい。

見た目も白い骨にマッチしていていい感じだ。いい出来になった、うんうん。

「これはレッツステータス確認だ。」


名前:田山小路

種族:スケルトン

Lv:5/10

HP:18

MP:2

攻撃力:9+3(簡易的な槍+1)

防御力:8+5(ファングボアの腰巻+1)

魔術力:7

素早さ:12

(スキル)

脳天突きLv1 槍術初級Lv3 魔力感知 武具・道具作成初級Lv2


「おおいい感じのスキルが増えてる!やっぱこれだよなぁ成長の喜びだよぉ!」


レベルやらなんやらあがって満足した僕はそのまま眠りにつくのであった。



なかなか進まなくてすいません。

テストやら課題やらに追われてます

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