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第1章 狼くんとの出会い3

こんばんは!最近よりいっそう寒くなってる気がしますね。

どんな服を着るか迷ってます、、

「やっぱりすごい重いなこれ…」


ファングボアをなんとか拠点の洞窟まで持ち帰れた僕はさっそく食べることに決めた


「でも生は抵抗あるな、やっぱステーキにしようかな、シンプルだけどおいしいし」


そうすることにしたらまずは火起こしからとりかかる。

集めてきたよく燃えそうな木の皮や木の棒を空気が通りやすいように重ねて、火打ち石で着火する。


「火起こしはよく動画で見てたからね!サバイバルとかのは結構面白いよね、虫食べたくはないけど」


いい感じに炎が燃え上がってきたので、ナイフを作ることにする


「といっても石を鋭く加工するだけなんだけどね」


原始的なナイフで先程死闘を繰り広げたファングボアをある程度の大きさにカットしてその肉を枝にぶっさして火にかける


「いい匂いがしてきたな、初めてのお肉どんな味なのだろう。やっぱり豚肉みたいな感じなのかな?」


しっかりと焼いたお肉にガブリと齧り付くと肉の暴力的な香りが口の中を支配する。


「うまい!!!自分で取って調理したってのもあるかもしれないけれど豚肉より肉の旨味みたいなのが凝縮されてる気がするよ!」


こうして久々のお肉を堪能していると洞窟の入り口の方から大きな音が聞こえてきた。


「なんだ!?敵襲か!?」


僕の力作の槍を素早く手に持ちゆっくりと入口の方へ向かっていく。


「ゴギュルルルルル!」


「なんだこの聞いたことない音は強敵だったらどうしよう」


心配しつつ物陰から音の元凶を覗いてみると…

そこには灰色のしば犬ぐらいの大きさの狼?みたいな生き物が横たわっていた。


「なんじゃあれ!!かっこいいしかわいい!!でもああいうのってだいたい強いんだよね…早速ステータスを見てみよう」


名前:なし

種族:ミニウルフ

状態:空腹

Lv:4/10

HP:2/10

MP:4

攻撃力:7

防御力:5

魔術力:5

素早さ:10

(スキル)

噛みつきLv3

疾走Lv2


どうやら弱っているようだ、よく見たら口からよだれを垂らしているもしかして肉の匂いにつられてやってきたのだろうか


「うーん空腹って出てるし今にも死にそうだしお肉あげてみようかな?」


刺激しないように体を縮めながらゆっくり近づきなんとなく持ってたお肉を目の前に置くと鼻をピクピクさせている。

しかしやはり野生だからだろうか目はこちらを見て警戒している。


「ほら食べな、お腹減ってるんだろう?」


そう言いながら両手を上げて敵意のないことを表す

そうするとミニウルフはガブガブと肉にかじりつき始めた


「よかったー食べてくれたもう少し持ってきてあげよう」


奥に戻り肉を取ってくると先ほどのミニウルフはもう居なくなっていた


「あれ?もういいのかな、しかし可愛かったなあ動物好きだからもふりたいんだけどな」


とりあえずもふるのは諦めて食事に戻ることにした

ご飯も食べてお腹いっぱいになった僕は実力不足という問題を解決するために考えを巡らせる


「やっぱり筋肉がないから技術面を磨くしかないのかな?ファングボアを倒した時にスキルも手に入ったし、使ってればスキルを身につけられる気がする。あとは魔術かな?一応ステータス的にはあるみたいだし

…MPはないけど。」


魔術というものは聞いたことがある、もちろん創作物の中での話だが。

身体能力を向上させたり炎をぶっ放す奴が有名だろう。

大体そういうものには魔力というものがかかわっている。この世界にも魔力というものはあるのだろうか?


「試してみるか、目を閉じてもといた世界と違うものを感じ取るんだ。」


そうすると大気中に肌にまとわりつくような少し粘着性のあるものが感じ取れた。


「おお!これが魔力というやつかな?何か唱えてみたいけどMPがないからな、レベル上げとスキルを地道に上げていくしかやはり今は無理そうだ」


よく妄想していた魔術を使うのはまだ先の話になりそうだ。残念。

仕方なく槍の特訓を始めることにする。まずはやはり基本となる素振りからだろう。


「せい!ふん!突いたりするの結構やっぱ大変だよな、思ってたより力が必要なんだな…」


こうして僕は槍術の特訓に精を出した。

そしてその日の夜。


「フィーー疲れたー少し狙いが正確になってきた気がする。僕は槍の鬼才かもしれないな!!」


なんてふざけたことを言いつつステータスをのぞいてみると


名前:田山小路

種族:スケルトン

Lv:4/10

HP:16

MP:0

攻撃力:7+3(簡易的な槍+1)

防御力:6

魔術力:5

素早さ:10

(スキル)

脳天突きLv1 槍術初級Lv1 魔力感知


「きた!!!増えてるぞ!!これで僕も強くなれる!気がする!魔力感知ってやつも増えてるし大魔道士になる日もそう遠くないぞ!!!」


そんなこんなで自信をつけた僕は特訓を夜が更けるまでし続けるのであった。



狼好きなんですよねぇ、、

似てるので犬飼うならシベリアンハスキーが欲しいです

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