第1章 狼くんとの出会い2
なんとかかきあげたぞお!
いっかいデータ吹っ飛んで書き直しました、、つかれました、、
「ふぁー…結局昨日はあのまま寝ちゃったな。」
いつもなら主張をしてくるMy big sonももういないようで、非常に迷惑していたがいなくなったらいなくたったで少し寂しいものだ。
今日やることは武器と道具の作成のつもりだ。できたら食料も探したい。
「とりあえず材料集めからしようかな。」
森の中を探索してはや3時間、とりあえずある程度のものはあつめてきた。
「やっぱり骨で打たれ弱そうだからリーチの長い槍がいいよね」
太めの長い枝の先端に鋭く加工した黒曜石を木のつるで思い切り縛り付けた簡易的な槍を作った。我ながらよくできたと思う。昨日の晩に考えていた釣り竿だがいい感じの材料が見つからなくて作るのをいったんあきらめることにした。
「くそー魚食べたかったな。骨だしカルシウム取れれば強くなれる気がしたんだけどな…」
早速思考が異世界に飲まれてきているのだろうか。バトルジャンキーになりかけている気がする。
「そういえばステータス的なのは見れるんだろうか?」
ステータスと念じてみると頭の中に文字が浮かび上がってきた。
名前:田山小路
種族:スケルトン
Lv:1/10
HP:5
MP:0
攻撃力:3+3(簡易的な槍+1)
防御力:2
魔術力:2
素早さ:4
(スキル)
なし
「ぬわああ…絶妙に弱い…覚悟はしていたがここまで弱いとは。てかスキル0かよ!転生ボーナスないんですか!」
想像以上の弱さに悲しくなってしまう。唯一の救いは槍がうまく作れたのかボーナスがついていることぐらいだ。
「さすがに腹の虫が鳴きまくりだ…気を取りなおして食料を探しに行こう」
そうして現実逃避をした僕は森の中へ再び探索に出かけた。
しばらく歩いていると地面にイノシシより一回り大きな足跡を見つけた。
「これは今日のご飯決定だな。」
気分をあげて足跡をたどっていくとだんだんと「フゴフゴ」と鼻を鳴らす音が聞こえてきた。
恐る恐る音がする方向へ目を向けてみると日本で見るようなイノシシより一回り大きくもっと筋肉質な体つきで巨大な巻いた牙を持った化け物がいた。
「なんだあれこわいんだけど。やっぱモンスターとかいるのね…。顔も凶暴だし。ステータスとか見れるかな?」
そう思い敵のステータスを念じてみると頭の中に文字が浮かび上がってきた。
名前:なし
種族:ファングボア
Lv:3/15
HP:8
MP:0
攻撃力:7
防御力:5
魔術力:0
素早さ:6
(スキル)
突進Lv2
「ちょっといきなり強いですよこれ…突っ込まれたらひとたまりもないよ、骨粉になっちまうぞ。」
しかしこちらの気持ちとは裏腹にイノシシさんは周りを警戒し始めた。もと来た道を戻ると見つかりそうな位置まで来た。
「こうなったら後ろに回り込んで脳天にぶち込むしかないか…一撃必殺だ…」
なんとか距離をとりつつ後ろの茂みまで移動することに成功した。
「落ち着け落ち着くんだいくぞ…!」
勢いよく飛び出して敵の頭に槍を突き立てた。
すごい量の血が噴き出ている。
「やったか!?」
これはフラグってやつだ。案の定敵は血を流しながらもこちらをにらみつけている。そして助走をとってこちらに突進しようとしている。
「ひぃ!!」
なんとか突進を右に回避して敵のほうを向くと、体制を崩していた。
種族:ファングボア
HP:2/8
MP:0
「結構弱ってるな…いけるぅ!」
貧弱な体で槍を投げるとみごと明後日の方向へ飛んで行った。
「やっちまった!!!しんじまう!!」
体制を整えたイノシシさんは再びこちらへ突進してきた。
「ぶもぉぉぉ!」
決死の突進をとっさの判断でよけ体育の授業でやった、前転で見事に受け身をとっていると頭の中にファンファーレが鳴り響いた。
「これはもしや?」
敵を見ると木にぶつかって絶命していた。血で前がうまく見えずぶつかってしまったのだろう。
「なんてしまらない初戦闘だ…とりあえずステータス確認だな!」
なんとなくうれしさと残念な気持ちが混ざった気分でステータスを確認した。
名前:田山小路
種族:スケルトン
Lv:4/10
HP:16
MP:0
攻撃力:7+3(簡易的な槍+1)
防御力:6
魔術力:5
素早さ:10
(スキル)
脳天突きLv1
「おお!スキルが増えてる!結構強くなれたな…でもまだまだ低いな。このままだと即お陀仏だよ。」
成長とさらなる課題を受け止めた俺はイノシシさんをひきづって拠点まで帰るのであった。
近日中にまた投稿したいと思います!
最初のうちはなるべくハイペースで投稿して落ち着いたら頻度を落とすつもりです。
評価や感想お待ちしております!改善点などがあれば教えていただけると次から活かします…多分