第0章 体の肉がなくなりました。
処女作です。
非常に拙い文章ですが楽しんでいただけると幸いです。
評価もぜひぜひお待ちしております。
間違いなども訂正していただけると嬉しいです。
僕の名前は田山小路。
高校三年生の受験生だった男だ。
こうなったらいいなと予備校の帰りに妄想していたけれどまさかこうなるとは…。
どこにでもあるような生活を送っている。何もかもが退屈だ。大学は人生の夏休みだというが本当にそんなに楽しいものなのだろうか、いまいち期待できない。
高校の奴らも当たり障りない会話しかしないし、唯一仲いいと思っていた友達も裏では僕のことをけなしていたようだ、これだから人間は信用ならんのだ。
昔告白したときに「返事は待ってほしいな。」と言われて素直に待っていたが、ほかの奴から「お前のこと相談された。彼氏いるのにどうしようって言ってたぞ」と聞かされその時は激怒したものだ。
要するにモテていると思われるためのダシに使われたということだ。
告白も本人からそそのかされてしたものだしな。もうこりごりですね!本当に。
愚痴は置いておきさっさと家に帰ってご飯を食べてお風呂に入って寝るか!
ほんと、僕も異世界に転生して俺TUEEE!したいもんだ…
そう考えて自転車をこいでる僕にわき道から一台の車が飛び込んできて、その車に見事に轢かれてしまった。
最後に見た景色はおばさんの顔だった。
「飼ってる猫抱っこしたいな…」そうして僕は意識を手放した。