表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/15

偽電車男 第二部「7.毎日が出張」

俺の社会人生活を振り返って恋愛の話を書きますが、もちろんフィクションも混じった自伝的小説です。うかつに書くと特定されちゃうw

さて、良好な人間関係の構築はともかく、新しい客先で仕事していてうまくいきだすと、今度は別の仕事を依頼された。


しかも出張で、毎日客先の客先に愛車で片道2時間くらいかけて移動しないといけなくなった。

正直、大丈夫か?と思っていた。

道を教えてもらったが、山の方の自動車道を抜けていかないといけない。


面接の日、客境の社員さんに車で先導してもらい、愛車で移動。

かなり長いコースだった。

通勤時間帯は、交通量がちょっと多く、山の方の自動車道なのでカーブも多い。

そんなところなのに、定時に出社しろなんて。


なんとか客先に到着。

面接で客先社員に紹介されて、お客さんに挨拶して面接開始。

見た感じかなり優秀そうだ。


俺が携わるシステムのことを聞いたところ、

客先独自のフレームワークを仕様しているとのこと。

かなりプログラミングやデザインパターンの知識が要求され、客先独自のフレームワークも、かなり分厚いドキュメントを読まないと理解できない。


一部見せてもらうと妙ちくりんな聞きなれない英単語が数多く使用されている。

とらんしじょん?なんだそれ?

なんだこのテーブル構成・・・・ 分かり辛いなぁ。

とりあえず、言葉を飲み込んだ。


そして、面接がOKとなり、客先の客先で仕事開始。

毎日朝5:30に起床、食事と身支度を済ませ、愛車を起動して出発。

道中のコンビニで飲み物を購入。

音楽を流しながら、コーヒー飲んで、絶対事故らないようにし、遅刻しないように急いだ。


客先では、さっそく業務開始から数日後には、客先社員が「汗くさい」だの「きしょい」だの「死ね」といった陰口を俺が隣のデスクにいるのにたたかれて、業務効率が落ちたりしたが、なんとかふんばった。

あの客先よりはマシさ。


心の中で、「こいつが俺の作業効率を落としている」と思ったが、お客さんにはちゃんとタスク放り込まれても、「はいさ~い」って感じで対応したよ。

スケジュールがかなり圧迫されてて、客先社員さんにフレームワークのドキュメントを持ち帰って読まないとうまく進められないとお願いしたのに、「持ち出しは禁止です」の一言。


客先の客先にいる間に、ドキュメントを読まないといけないし、それ以外にも次々タスクを放り込みやがる。


本来の開発のスケジュールは延ばせないのに。

そのくせ残業が22時以降は不可能な上、定時退社日まできちんととらされるという、「どないやねん!」ってつっこみたい状況。


でも必死にやった。

そして、別の会社から派遣されている年上の優秀な技術者の方も開発チームに入り、その人ともあまり業務に関係ないコミュニケーションは取らないようにした。


このときのフレームワークが相当くせもので、俺のレベルではまだうまく理解するのが難しい箇所があった。

なんでこんなに難しく作る必要があるのか?という疑問を常に持っていたね。

ドキュメントも抽象的すぎてよく分からない。


一度、フレームワークについて分からないところを客先社員に聞こうとしたが、

「自分でドキュメント見て調べてください」って怒られた。

やれれやれだぜ。


通勤時間が片道2時間ということもあり、仕事終えて家につくのはいつも日付変わってから。

でも起床は5:30という毎日。

体力が削られていった。


一番の楽しみは、帰り道でのドライブだった。

コンビニで酒とつまみを買って、家で飲むのを楽しみにしながら、

音楽かけて、2時間、山の方の自動車道をひたすら走る。

それが一番ストレス解消できた。


金曜の夜は一番良かったね。

毎日わざと時間かけて帰宅までのコースを変えてみたりした。

第一部と第二部の構成です。

よかったら見てやってください。

ブログの方だと全部書き終えてます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ