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仮想なЯEAL  作者: 路傍の翁
6/16

period 6

しゃー! 只今午後3時! 狩りにいくぞ!


「あ、ポーション買ってないや」


と言うことでポーションを買いに露店通りに来たんだがどうせ買うなら、とケイルが居たところに行ったがいなかった。


たしかケイルが働いてるのがガザン武具工房だったよな?

行ってみるか。


ガザン武具工房の場所は二番商業通りの中程にあると聞き俺はそこに来た。

ガザン武具工房はすぐに見つかった。

玄関の上にどでかく『ガザン武具工房』そして盾と剣が重ねて描かれた看板が掛けてあった。


かなり武骨な造りの建物に若干気圧されるが気合いをいれて扉を開ける!


気分は、たのもー! だ。


「いっしゃい。用件はなんだ……あ、オウヤじゃねーか! 来てくれたのか! 嬉しいねぇ」


「さっきぶりだな! またポーションを買いに来たぞ。置いてあるか?」


「もちろんだ! 露店よりも品揃えもたくさんあるぞ!」


そう言われて棚を見ると確かにたくさんある。


「ほんとだな……それじゃあHPポーションを8、毒ポーションを10、MPポーションを5頼む」


「あいよ、初心者は抜け出した感じだな……さすが早いなぁ救世者は……ならHPとMPポーションはこっちだな。てかMPそんなに消費したのか?」


と言ってケイルが棚から各ポーションを出す。防犯用なのか棚から取り出せるのは店の従業員だけらしい。


「そうだな……毎分消費のスキルがあったから結構消費したな……」


ふと鑑定を思いだし、2つを鑑定してみる。


レッサーHPポーション

《シンメ草と光属性魔力を含んだ聖水を原料にして作られたポーション。HPを10%回復する。》


レッサーアンチポイズンポーション

《シンガ草と聖水を原料にして作られたポーション。弱毒を回復し強毒の効果を弱める。

服用後3分間弱毒無効、強毒抵抗50%》


レッサーマナポーション

《マルナ草と聖水を原料にして作られたポーション。MPを10%回復する》


「レッサーってことは下位ポーションてことか?」


そう呟くとその呟きをケイルが聞き取る。


「えっ、鑑定スキル持ってんの? 午前中は持ってなかったよな?」


と目を丸くして聞いてくるので午後からギルドの資料室で魔物大全と植物大全を完読したら解放条件満たした。


と話したら


「まじで!? 武具鑑定は出来るか!?」


何を興奮してるんだ。と思いながら並べられている武器に鑑定を使ってみる。


「あー、名前だけは分かる。少し歪んだ長剣、だとか精巧な鋼の片手剣。だとかな。それ以上は熟練度不足だろうな。製作者 ガザン しかわからん」


「まじか! 助かったお前のお陰で修行が次の段階に行ける!」


は? と思い質問するとなんと師匠から鑑定スキルを習得したら次を教えてやると言われていたらしい。


飛び出していきそうなケイルを押さえつけてまずポーション類の支払いをし、買い取りを頼む。


因みに前回のポーションは一定量回復のタイプでHPを15回復させるもののようだ。

最終的には割合回復の方が回復量がでかくなるからこっちを出してくれたらしい。


「そこに並んでる鉄の短剣が買いたいんだけど金が足りん。ゴブリンから手に入れた剣を買い取ってくれ。」


「ン? わかった。……えっと錆びた片手剣が3つに歪んだ両手剣が1つか。錆びてる方は、錆び取りすれば素材で使えるから……一振り200Fで600F、両手剣は錆びてないから500Fだな! 合計で950Fだ。鉄の短剣が買いたいなら950と今使ってる短剣を売るなら50引いて900Fだ」


「了解! それなら足りる!」


腰に着けた短剣を抜き取って鉄の短剣を買い、それを腰に差す。

っとそうだ! 鎧作ってもらえるか聞いとこう。



鎧はケイルが親方に聞いたらお前がやれと言われ、そわそわしながらフラージュスネークの皮を受け取っていた。


採寸はしなくて良いらしい。なんと装備には標準でサイズ自動調整があるらしい。

何て便利な世界! と戦慄しながら店を出て狩りをするために西門に向かった。


そしてそこで俺は新たな出会いをする。




「あのっ! すいません。パーティーを組んで貰っても良いですか?」


突然門の近くで後ろから声をかけられて振り向くと女性プレイヤー2人に見上げられていた。


ぐふっ!


それはダメだ……美女2人で上目遣いは禁止(タブー)だ!断れる訳がなかろう!

体をのけ反らせてしまうのも仕方がないだろ。


「あの、どうしました?」


「い、いやなんでもない。 それでパーティーを組みたいんだったか?」


「はい! 何故か皆アンナのスキル構成を聞くと断っていっちゃうんですよ!」


「そうなんです……それでハルカも私といるって言ってパーティーが組めなくて!」


「そうなのか……んじゃあ失礼かも知れないが取り敢えず初期スキルを教えてくれるか? 先に俺のスキルを教えとくから。取り敢えずオウヤだ。俺のスキルは短剣、察知、隠れ身だ」


2人は恐縮そうに自分のスキルを言い始める。


「そ、そうなんです。どうしてでしょう……あっパーティーも組んでないのに教えてもらってしまってすいません……

私はアンナって言います! スキルはテイム、魔物言語、避ける、です」


「私はハルカってネームです! スキルは火魔法、魔力回復加速、移動詠唱だよ!」


「へぇ、ハルカは魔法特化なのか……それも使えそうだな。

アンナの方は……」


「やっぱり、無理ですか……?」


不安そうに聞かれるが駄目かと聞かれても俺にはよくわからん。


「いや、よくわからんし取り敢えずパーティー組んで狩りにいこうか。武器は持ってるか? 多分武器スキルが1つもないのとテイムモンスターが居ないからじゃないか?」


そいや俺の初期武器は売り払ってまったな~。失敗したかもしれん。


「はい! 初期武器の短剣を持ってます!」


断られなかったのがよほど嬉しいのか尻尾があればブンブン振り回しそうな勢いで答えられた。持ってるならよかった。


「私は杖を持ってますよ。初期のですけど……」


「それは重畳。早速森へ行こう。それと敬語は無しで頼む。」


パーティー申請を送り、パーティーを組んだあと話をしながら森へ行く。

途中門衛に夜7時には戻らないと入れなくなると注意をもらった。

まだ三時間程度あるから大丈夫だな!


「取り敢えず聞くが固定PTにするか臨時PTにするかどうする?」


固定はこれからずっと同じパーティーで行動する。臨時は今日の一時だけ。


「そうだな~。戦闘を見てからでも良いかな? オウヤさんも見た方がいいでしょ?」


「そうだなハルカの言うことも尤もだ。俺の方は固定でも問題ない。個人の自由時間があればな。とは言え2人も俺と同じ訳じゃないだろうからなまずは俺が一人で戦おう。」


「あっ、ありがとうございます! 本当に助かります! 早くテイムできれば戦力になれるんですけど……」


テイムできなくてもレベルをあげてスキルを覚えれば役に立てるようになるんだけどな。と言うのは後にしよう。


察知を発動させて森の中に入っていく。

今回はパーティーなので隠れ身は戦闘直前まで無しだ。


「ここからは会話はチャットでするぞ」


2人は頷いてチャットで返事をする。

チャットと言ってもモードを変えるだけで後は普通の会話と変わらないんだけどな。

周りから会話が聞こえなくなるのが重要なんだ。


『いた。前方大体8メートルのところにゴブリンが4体』


『あっ、ほんとですね! よく見つけられますね……』


『アンナ、多分察知スキルのお陰だよ。さっきスキル構成聞いたでしょ?』


『そうだったね……ごめん忘れてた』


片目を瞑っててへっ、とやっているアンナ。


『それじゃあ俺が戦ってくるから見ててくれ』



『はーい! 森の魔物は草原より強いらしいから気を付けてね!』


『き、気を付けてください!』


ハルカの台詞にレベル1からここに来てるんだけどな~。と笑いながら隠れ身を発動させて行動を開始する。


鑑定するとゴブリンはレベル10と11が1体、レベル7が9体だった。


『ふっ!』


一気に投げナイフを両手に2本ずつ掴みゴブリンの首筋を狙って投げつける。


2本のナイフが首に食らったゴブリンは砕け散り、肩と頭に食らったゴブリンは昏倒する。

素早くもう一本の投げナイフと短剣を抜き放ち行きなりの出来事で呆然としている2体の片方に投げつけ、昏倒したゴブリンの首を掻き切る!


ゴブリンが砕け散ったことで地面に落ちた投げナイフを掴みながらゴブリンの懐に入り短剣で胸を一突き!


仲間がやられたことで興奮しているゴブリンの袈裟斬りを短剣で逸らし振り上げられる前に投げナイフを手首に刺す。


刺された衝撃で剣を落としたゴブリンの首筋に短剣を突き刺す!


『ふぅっ。 どうだった。 結構順調にいったと思うんだけど……』


チャットで少し離れたところにいる2人に話しかけると呆然とした声音で返事が返ってきた。


『す、すごいです……一瞬でゴブリンが消えました……』


『もしかして当たりかな? 凄かったよ! 攻撃もほぼ全部クリティカルで即死攻撃が2回も……何れだけPS高いんだろ』


『それはありがとう。パーティーの件は街に着いてからで良いから。次は2人でやってもらおうか。』


『いやいや! 無理だよ!? あんな動き出来ないし!』


『そうです! 私なんて武器スキルとってないからダメージも少ないし!』


『ん? あぁそれは大丈夫危なくなったら助けるし、武器スキルなんですぐとれるし。ダメージが少ないのはステータスが低いからだし相手の動きを予測して行動すれば直撃もそんなにないから』


『へぇ~そうなんだ。じゃなくて!? それほんとなの!?』


『そうですよ! まだ武器スキルの解放条件なんて掲示板にも乗ってないですよ!?』


『ん? まぁ情報収集の結果だ。2人はギルドには登録したか?』


『したよ。オウヤ君が2階から降りてきたときにしてたんだ!』


『そうなんです! それまではパーティー組んでくれる人を探しててタックルラビットを2体倒したくらいですけど……結構戦えると思うんですけどね』


『なら知ってると思うけど2階に資料室があるでしょ? そこのスキル一覧て本で取り敢えずランク[N]のスキル全部とランク[HN]のスキルの4割くらいの解放条件が分かるぞ? 結構見付けにくいところにあったけど。他にも名前だけなら[R]らんくとか[SR]ランクのスキルも載ってたぞ』


そして驚愕を顔に張り付けてかたまっている2人を再起動させて今解放出来そうなスキルの条件を教える。


『取り敢えず短剣で20体敵を倒せば短剣スキルが杖も同じ数だけ殴って倒せば杖スキルが解放されるぞ。因みに俺は所持スキル数は5だ』


『そうなんですか。ありがとうございます。ってもう2つも解放したんですか!』


『なんか凄い人捕まえたみたいだね~』


言っているとまたゴブリンが出てきた。


『2時の方角大体六メートルに3体、ゴブリンだ。じゃぁ2人でやってみてくれ』


俺は隠れ身で何時でも助けられるようゴブリンの近くに張れないように潜む。


ゴブリンは全てレベル10だ。

森の浅い所ならこの位しか出てこないと魔物分布書と王国地図に書いてあったから危険なのはエリアボスぐらいだろう。


アンナが静かにゴブリンに近付き、ハルカも後を付いていきながら詠唱し、後四メートルのところで止まる。


『マナよ、我の命じるままに球を為して敵を撃て。ファイアーボール!』


ハルカの突き出した杖の前に現れた火の玉が結構な早さでゴブリンに向かって飛んでいき、爆ぜる。


グギャー!


突然の爆発でパニックになったゴブリンにアンナが駆け寄り短剣で切りつける。


うん、順調順調。


さらにハルカがファイアーボールを唱え、ゴブリンに飛ばす。

フレンドリーファイアに気を付けて他のゴブリンに牽制のために飛ばしているな。


その間にアンナが1体ゴブリンを倒した。


そしてゴブリンに接近されたハルカは1体をアンナに頼み、HPの少ない方を杖で剣を防ぎながら隙をついて胴や脚を殴っている。


そして戦闘が終了した。


『お疲れ様。2人ともレベル1だったけど問題なかったね。多少攻撃は食らってたけどポーションで大体回復できるレベルだし。何回か危ないとこがあって一回死にかけてたけど』


『そうですね。けど大丈夫でしたね。ハルカちゃんが魔法で牽制してくれましたし!』


『でも疲れたね~。自分の体を使う戦闘は精神が疲れるよ……』


それもそうだな。


『じゃあ少し休憩にするか。俺は薬草採取してるから休憩しててくれ』


『『はーい』』


サクサク薬草を採取して行く。

ここのポイントはとれる場所が密集してるな! とにやつきながら薬草を採っていく。


えっとシンメ草が5、疾禍草が4、シンガ草が5か!

大量大量! たくさん鑑定したことで鑑定の熟練度も上がるし嬉しいねぇ。


そして2人のところに戻り探索を再開する。


この後は三人で連携して倒した。どうやらPT内でのレベル差による経験値の差とか減少はないみたいでそれぞれに与ダメージ割合分の経験値が与えられるようだ。


だから俺は少し押さえながら戦った。主に投げナイフでの牽制と回避盾の役割だな。

投げナイフが木で出来ていてたまに弾かれることがあるのが辛いが。


そんなことをしていたらスキルの解除条件もクリアした。


俺の察知スキルの範囲が広がっていたこともあって比較的短いスパンで敵を見つけ俺とハルカの不意打ちから俺が牽制と引き付け、アンナが短剣でアタッカー、ハルカが魔法でダメージディーラーと杖でアタッカー。という連携になった。


パーティーも固定パーティーにすることになり、フレンド登録もした。


途中アンナが毒を食らったが幸い俺がポーションを持っていたため、解決した。


夜も遅くなってきたので帰ることにして俺達は森からでてフィスタの街に戻った。

素材は明日冒険者ギルドで売ることにして宿を取ってなかった2人を猫の雨宿り亭を紹介した。


因みに帰ってきていたサーシァと2人が険悪なムードになっていた。勘弁してくれ……



ステータス

name [オウヤ]

年齢 [18]

種族 [ヒューマン]

JOB [影[R]]

称号 [認められた者]


レベル[13]ステータスポイント 16→0

HP 320/320 (レベル×20+VIT×6)

MP 170/170 (レベル×10+INT×4)

STR 13 (+5)

VIT 10

INT 10

DEX 12 (+4)

AGI 16 (+5)


スキル[7](+2)

短剣[N]24/100 察知[N]19/100 隠れ身[N]16/100 読書[N]0/100 鑑定[HN]2/300 投擲[HN]0/300new! 避ける[N]0/100 new!


解放済みスキル

遠視[N]new! 採取[N]new!



【影】解放条件:急所攻撃を30回以上、バックアタックを20回以上、即死攻撃を10回以上行う。不意打ちで敵を5体殺す。隠れた状態で敵にばれず攻撃を5回連続で当てる。

隠密行動に中補正。STR+5、DEX+4、AGI+5。


【遠視】解放条件:遠くの敵を相手に気づかれずに10体見付ける。平原 30メートル以上先 森 10メートル以上先

遠くがはっきり見えるようになる。


【採取】解放条件:薬草を30本採る。

採取量が増える。


【投擲】解放条件:投擲武器を投げて30体以上に当てる。投擲武器で10体敵を倒す。

投擲の命中率が上がる。投擲武器のダメージが上がる。


【避ける】解放条件:敵の攻撃に当たらず3分間避け続ける。

回避速度が少し上がる。

戦闘シーンはまだ良いですけど会話の所一人称だと間に文を入れるのが難しいですね……

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