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仮想なЯEAL  作者: 路傍の翁
13/16

period 13

ブクマ80超えました!

登録してくださった方、読んでくださった方ありがとうございます!

「皆さん、見えてきましたよ! あれがフィスタの隣街(ネクストタウン)、セストです!」


「あれがセストか、思ってたより大きいな。特に街を囲む対魔結界壁がでかいな……」


「圧倒されますねー」


朝6時に出発したのだが俺達の敵の殲滅速度が早かったので予定よりも早くセストが見えてきた。


対魔結界壁、球体状の結界を発生させ、魔物や飛来する魔法から街を守る装置を内装したあの壁が見る限り直径が10㎞はありそうなほどセストの街はでかい。


セストに近づくにつれ、その巨大で圧倒的な壁が俺達にのし掛かるように見えてくる。


「そこの馬車、検査のため停止しろ」


門にはそこを守る衛兵の姿があり、持ち物検査を受けた。ファンタジーな世界だとこういう衛兵たちはサボりグセがあるイメージなんだがそんなことはなく真面目に仕事をこなしていた。


偏見だった、ごめん。と衛兵に心の声で謝っておく。


門を通過した後俺達はまずギルドに行き、その後ダンさんは領主の館に向かうことになったので、一旦解散し午後2時にセストの西門に集合することに決めた。


俺達はまず、セストの中央広場に行き、そこにある噴水にてフィスタとのワープポイント(WP)を登録しておく。登録するといっても噴水の縁に触れるだけなんだけどな。

俺達3人はこの街にフィスタから一瞬でこれるようになった。


なにもする事が無くなったので取り敢えずPOTの追加や装備の整備をしておく。


ん? アンナはPOT作ってるし、ハルカは……アクセサリーを作ってるな。


武器に刃毀れや欠け、歪みがないか、見ていく。3人の装備の整備はすっかり俺の役目になってしまっている。


そして時間が過ぎ、フィスタに戻るために集合場所の門に戻ることにした。




「皆さんお待たせしました! 用事もすみましたし帰りもよろしくお願いしますね」


「あぁ、任せてくれ」


「連携の練習に丁度いいからね! 頑張っちゃうよ!」


「頑張りましょー」


それから順調に街道を進み、翌日の昼には街についた。無事依頼を達成したのでギルドランクはDに上がった。


報酬のスキルは俺が疾風魔法[HN]、ハルカは高速照準[HN]、アンナは短剣二刀流[R]を手に入れた。


短剣二刀流は難しそうだがレアなだけあって攻撃力と速度に大きな補正が入るらしい。


解除条件も鬼畜な条件で、

何らかの武器二つを装備してレベル差が-5以下の敵を500体倒す。

素振り、型の鍛練を2日した後、対人戦(PvP)を10戦行う。

二刀流でエリアボスソロ討伐をする。


となっているらしい。


もう1つ目から鬼畜で二刀流系のスキルを持ってない時に武器を二つ装備すると武器の攻撃などの補正が受けられなくなる。


つまり武器は只の硬いものになり、ダメージは殴っているときと変わらなくなるのだ。


そして3つ目、ソロ討伐。パーティー討伐ですら難しいエリアボスをソロとなると相当PSが無いと難しい。

しかもこのエリアボスにも制約があって格上、つまり自分よりレベルが上のボスに挑まなければいけない。


これは相当きつい。流石Rランクのスキルだ。

いつか取りたいが今の俺のPSじゃあ無理だな。自分を鍛えて武器も短刀の相棒になる武器を作成していつか習得してやる!


「じゃあ明後日のセスト解放までは各自自由行動にしよう」


やりたいことが皆たくさんあるだろうしな。もちろん俺もだ。図書館で情報を集めて、師匠の工房で熟練度を上げる。

他のスキルの習得もしたい。


「いいですね! 私もレベルを上げたいですし、自由時間の方が自分のペースでできますし!」


「私もサンセーイ。明日明後日で熟練度上げがてら2人のアクセサリーも作っておくね!」


「じゃあ今日は解散だな!」


そう言って俺達はそれぞれの部屋に戻った。




ステータス

name [オウヤ]

年齢 [18]

種族 [ヒューマン]

JOB [影[R]]

称号 [認められた者][襲撃者][読書家][研究者]「森の強者」「強者を狩る者」「Dランク冒険者」


レベル[36]ステータスポイント 34→0

HP 840/840 (レベル×20+VIT×6)

MP 440/440 (レベル×10+INT×4)

STR 32 (+5)

VIT 20

INT 20

DEX 30 (+4)

AGI 35 (+5)


スキル[15](+4)

短剣[N]71/100

察知[N]55/100

隠れ身[N]49/100

読書[N]20/100

鑑定[HN]34/300

投擲[HN]47/300

避ける[N]36/100

急所攻撃[HN]49/300

戦闘中治癒[R]22/1000

鍛冶[HN]15/300

徒手空拳[N]18/100

軽業[HN]13/300

遠視「N」35/100

暗殺[R]0/1000new!

疾風魔法[HN]0/100new!

魔力操作[N]0/100


解放済みスキル

採取[N]情報収集[HN] 高温耐性[HN] 弱点看破[HN]new! 受け流し[N]new! 多対一[HN]new! 矢弾き[R]new!



【弱点看破】解除条件:クリティカルヒットを300回する。インスタント・デスを10回する。部位破壊を20回行う。

敵の弱点が赤く点滅して表示される。


【暗殺】解除条件:弱点看破を所持。敵に気付かれずに1000killする。バックアタックを500回成功させる。気付かれずに遠距離から一撃死を5回する。

足音が小さくなる。

バックアタック時ダメージ1.5倍。クリティカル時ダメージ2倍。


【受け流し】解除条件:敵の攻撃を武器で弾く若しくは往なす。敵を防御でふらつかせる。


【多対一】解除条件:複数の敵と200回以上遭遇し、100回以上1人で殲滅する。

対複数戦闘時、与ダメージ微増、被ダメージ微減。


【矢弾き】解除条件:一度の戦闘で10本以上飛来物を弾き落とす及び切り落とす。

飛んでくる飛来物がゆっくり見えるようになる。


【疾風魔法】解除条件:風魔法を所持。風魔法の熟練度をカンストさせる。風魔法だけで300体の敵を倒す。(クエスト報酬時は無効)

疾風魔法使用可能化。魔法威力小上昇。


【魔力操作】解除条件:魔力の存在を認識し其れを動かす。(魔法スキルの付随で習得時条件無効+強制習得(上限が足りないときは強制的に1上昇))

魔法使用可能化。


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