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3/3

3話どうしてこうなった………?

こんちゃっちゃ こんちゃちゃ。ここ何書けば良いんだろう。

布  団  が  ふ  っ  と  ん  だ



「お姉ちゃん!?桜花の姫って……あの…登録者3000万人のライブガーデン所属超人気VTuberだよね!?ボクずっとファンだったんだよ!!」

「そうなの?うれしいねぇ、可愛い弟に推して貰えるなんて。お姉ちゃんもっと頑張っちゃう!」


なんとお姉ちゃんがあの…超人気有名VTuberなんて、あ……だから……こんな凄い車買えるんだ………。


ちなみにお姉ちゃんの配信では、何かの記念日かな?って思うほど同接が多く、多分視聴者たちの悪乗り?があって定期的にスパチャを投げる人が多い。それに数人じゃない…なんと数千規模です……しかも半分がコメントが赤いんですよ?恐怖の何以外でもないです


あ、お姉ちゃんのVのコンセプトは、桜花の姫の名の通り剣士がモチーフで、桜色の髪、透き通る様な美声。そして鞘がピンクの剣を携えている。

そしてライブガーデンの一期生

ずっと事故に遭う前からその…配信が楽しみだった。


しかしそのたびにお姉ちゃんはどこかに行くんだよね。それだけが気がかりだったけど。まさか……配信しに行ってたとは………


まぁ…家族が有名Vならちょっと……てなるかもしれないけどね……


「しっかしお姉ちゃん…零が戻ってきて嬉しいよ!もう意識は回復しないだろう、とお医者さんから言われたときはショック過ぎて一ヶ月くらい配信お休みしちゃった。今もお休み中〜」

「えぇ!?それって大丈夫なの?その…みんな心配しちゃったり」

「あぁ…マネさんには話を通して弟子の皆には体調不良って言ってお休みしてるから大丈夫大丈夫。」


弟子とゆうのは、視聴者の呼び名。ある日姫の剣筋を見て惚れた人が弟子入りする、とゆう設定らしい。

……沢山の人の前で話すお姉ちゃんは凄いな。

ボクには遠い世界だよ……


「おろ?まだどこか痛む?」

「いや、大丈夫だよ。沢山の人の前でお話をするお姉ちゃんが凄いなぁ〜と。ボクには到底無理だよ。家族として、1人の弟子として、尊敬してる」

「〜〜!お姉ちゃん嬉しい!!」


と、お姉ちゃんは頭を撫でてきた。

んぅ……気持ちいぃ。柔らかい手で優しく撫でてくれる。


そのまま…家に着くまで撫でて貰いました。

ふふん。優しく撫でてくれたからとても気持ちが良かったよ。



「よーしとうちゃーく!」

「んんぅ……すぅ……すぅ……すぅ……」


ボクは撫でられている間気持ち良すぎて寝ちゃってました。

そうしてお姉ちゃんに着いたと、肩を揺すられ起こされる。


「んぅ……ふわぁ……着いた…?」

「うん久しぶりの我が家だね!あ、とっつぁんかっつぁんは仕事だよ☆全く可愛い息子…娘の退院日なのに仕事を入れるとはどうゆうことだ……」

「なんで今言い換えたの!?」

「だってぇ…こーんなに可愛い子が男は無理があるよねぇ」


と、突然お姉ちゃんは突然胸に手を回しムニュと揉む…!?


「んぁ…!!ひゃう……お、お姉ちゃん!」

「おぉ〜う……意外と敏感……なんか罪悪感…」


と、言葉を発し手を退ける。

触られた瞬間、なんか言い表せない様な何かかが……


「さ、早く家に帰るよ!」

「う、うん……」


と、言ってもボク何も出来ないんだけどねぇ。お姉ちゃんが支えるか車椅子が無いと。

けんけんで歩けはするけど、倒れた時何も出来ないし。


「さ、捕まって。いつかスロープも作らないとねぇ」

「え…それって幾らぐらい?」

「うーーん……60万くらい?」


ろくじゅ!?………あ、そっか……お姉ちゃんお金持ってるんだった………

うぅ…なんかボクだけが使うのに…………ホントに申し訳ないなぁ…………バイトが出来るようになったら返そう。

出来るか分からないけど


「はーい久しぶりの我が家」

「ふぅ……よいしょっと……」


お姉ちゃんの肩を借り家に入る。そしてソファーに座る

ふぅ…久しぶりに家のソファに座った……

ふかふかでとても座り心地がいい。確かこれお姉ちゃんが初めて収益をもらった時に買ったソファだったかな。その時は「お給料もらったーー!」と言っていて速攻「親孝行せねば!」とこのソファをポチってた


「ありがと…お姉ちゃん」

「いやいや〜、可愛い弟…妹が困ってるんだから、助けるのは当然よ」

「だから何で言い換えるの!」



「はふぅ〜〜……」


と、ソファでくつろいでいると…

いやぁ…人を駄目にするソファですよ。とても気持ちがいい。


「あ、零ー!」

「はーい、どうしたの?お姉ちゃん」


と、お姉ちゃんに呼ばれ、反応する。何だろ……


「ねぇねぇ……VTuberやらない?」


……………え?


「え?」

「いやだから……VTuberやらない?」

「いや…聞こえてたよ?」

「VTuberやらない?」

「いや…繰り返さなくていいから………何で突然?」

「いやぁ………零は有名なVになれると私の直感が告げている。大丈夫…書類審査は既に必要な書類揃えてるから。」


……え?今なんて言った?書類は全部……?いや……何で?もしかしてお姉ちゃん……もともとボクをライブガーデンに入れるつもりだった?

……いやいや……


「ちなみに何で書類があるんでしょうか?」

「そりゃもちろん可愛い弟……妹をライブガーデンに入れる為だけど。」

「いや何でなの!?」


ちくしょうめ……何でなの。ボク人前で話すの苦手って前言ってたよね


「やだよ!?ボク人前で話すの苦手だし。それにボクこんな身体だから……受け入れられるか」

「あ、ふつうに事務所では「来てくれないかなぁ」とライバーもマネさん達も言ってるよ」

「えぇ!?………そ、そんなに来てほしいの?」

「欲しいの」


うーん……どうしようかな。最初はバイトでもしようかなと思ってたけど……このケガとゆうか身体だし……声を活かすと言っても……Vか声優になるんだよね。


そうしてボクはかなりの時間悩みに悩んで決断を下す


「分かった。チャレンジしてみるよ。」

「ホント!?じゃあマネに言ってくる」


と、お姉ちゃんはどこかに……多分事務所だけど、に電話をして数分間ずっと嬉しそうだった。

そうして話が纏まったのか、上機嫌で電話を切った。


「どうだった…?嬉しそうだったけど……」

「フフン…なんと……ライブガーデン……5期生募集の話がきたよ。零が入ってみたいと連絡したら、どだどだとなんか音がしてすぐに5期生を募集するらしい。それとちゃんと審査は受けないとだけど」

「えぇ……ちなみにどんなの?」

「そうだねぇ…歌とか…後は……まぁ、物語を作ったりするV達も居るから表現力、想像力とかをみられるかなぁ」


なるほどぉ……歌は……まぁ、お姉ちゃんが前にいつもカラオケとかに連れられたから自信はあるけど……物語かぁ……うーん……ま、良いかぁ…


「それで審査会はいつあるの?」

「うん?今なうから、多分人気事務所だから数分で100人くるんじゃない?」

「……想像できないや」

「それじゃあ!帰ってきたばっかりだけどレッツゴー」

「お、おー!」


そうしてまたお姉ちゃんの肩を借り、今度はランボルギーニに乗る……何で?ふつうの車で行こうよ………あ、お姉ちゃんは高級車しか持ってませんでした…………


挿絵(By みてみん)

〈※イメージ〉


「ひゃっほーーい!!」

「うわぁぁ!?お姉ちゃん!!」


一般道はふつうに走ってくれてました。けど高速に乗るとお姉ちゃんは毎回かっ飛ばすので怖いんですよ。しかもこれでゴールドなんですから世の中不思議です。

あ、ちなみに法定速度は守ってます


そうして特有のサウンドを響かせること数分、高速を降りて、あるところに車を止める。そう、このあたりでは一際大きいビル。


「さ!着いたよ。ライブガーデンにいらっしゃい。」

「うわぁ……」


ここが……ライブガーデンの事務所。

あれ……そういえば審査会って、面接の前になんかワンテンポ要るよね。

確か……一次審査.二次審査。あるところは三次審査まで……


「お姉ちゃん…?一次審査は?」

「んん?あぁ…電話したときに合格貰ってるよ?そもそも、私が事務所に布教しまくったときに動画やら何やらで顔も知れ渡ってるし」


えぇ…………なんか……不思議な気持ち。それとコネで入ったみたいで嫌だなぁ……。

こうなったら面接はしっかり受けよう。


「これから面接だよね?」

「そうそう、高校の面接みたいな感じ〜?。人前で話すの苦手すぎて、カタコトだったって先生笑ってたよ」

「言わないで!!忘れてたのに!!」


うぅ……酷いよお姉ちゃん。気にしてたんだから……。先生も良くあれで合格したよね。


「さて、ここでうだうだしててもしょうがないし、行こうか」

「う、うん……」


不安が凄いけど………う〜ん……落ちちゃったらどうしよ…。いやぁ……でも。やってみたい気持ちはあるから……落ちたくはない……。


「あれ?紡季じゃん?どったの?急に配信休んで」

「おぉ。沙依ー。おひさぁー、休んじゃってごめんねぇ」


あ、紡季とゆうのはお姉ちゃんの名前で、天野紡季が本名です。

でも沙依と言う人は?


「お、お姉ちゃん……?この人は?」

「ん?君………は?………あれ?」


あ、ボクの身体の事ですね。絶対に何か良いたそうに口パクパクしてるもん。何言われるんだろう………

気持ち悪い……視界に映るな…かな…?


「あ、思い出した!君零君だよね?」

「ひゃ!ひゃい!」

「当たりー」


お姉ちゃん……ホントに布教してたんだ……

と言うかこの方ホントにどなた?ここに(事務所)居るとゆうことは関係者だろうけど。


「あ、あのぉ……」

「あ、ごめんね紹介遅れたよ。私はんっんっ!この声だったら分かるかな」


と、前に居る人は咳払いをしてボクが良く聞き覚えのある声になる


「ま、まさか……ルーンさん?」

「せいかーい!さすがライブガーデンを観てるだけはあるね」


ルーン……星ノルーンさんはライブガーデン一期生。お姉ちゃんと同期。こちらはお姉ちゃんとは似ているところがあって人気が高い。透き通るようなハスキーボイスで特に歌枠を多くしていて魅了される視聴者が多い。


ボクもお姉ちゃんが配信していないときは良く寝る前とかに聞いて寝ていた。


「ゆーはなにしに事務所へ?」

「ちょ………まぁ…良いか。えっとね、5期生の二次審査〜。」

「は、はい。なんかお姉ちゃんが連絡したら5期生募集があるって。」

「あぁ……なるほど!だからさっきから職員さん達が慌ただしく動いてたのね。しかし。こんな中途半端な時期にやるかねぇ…ふつう……」


と、ルーンさんは理解したようでウンウン頷いていた。

それと多分お姉ちゃんのせいです。ごめんなさい。職員さん達………


「まぁ、何はともあれ。受かると良いね!頑張れー!合格したら零君……ちゃん…?に歌を歌って上げるー」

「……ちゃんでいいですもう。」

「大変だったんだね……」


と、ルーンさんは頭を撫でてくれる。はふぅ……


「あ、ありがとうございます」

「それじゃあまたあとでー」

「紡季も、早く復帰しなさいよー」

「うん。明後日あたりから配信しようかなぁ」


と、別れの挨拶をして、審査会場に向う

あぶねぇ……あのまま暴走してたらノクターンにぶち込まれるとこだった………それと、だいぶサボってすみません……もう少しで冬休みですね。え…?勉強……?知らない子ですね。あとこの事務所の名前はあるゲームの場所をもぎりました!分かる人居たらコメントしてみてください!たぶんそのゲームしてる人居るなら分かると思います。たぶん次の更新は冬休み入ってからかな…………できるだけ早く出来るよう善処します。

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